子供のころに言われた一言に縛られてしまってませんか?

こんにちは。5分日誌であなたの悩みを解決!玄徳庵のこうめいです。

さてさて、今日は昨日のブログでもちょこっと話したんですが私の勉強会のお友達ハートフルカウンセラーのkokkoさんの本『心に刺さったままの言葉のトゲを抜く本』が届きましたので、完走をちょっと書いていこうと思います。

ということで本日は怒りん坊和尚の読書日誌になります。

はい。Xでもつぶやきましたが先ほどkokkoさんの本を読み終えることができました。

この本なんですが、まだ手元にない方は一度手に取ってみてください。

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全体的な感想としては非常に読みやすく、本をそんなに読む習慣がない人でもすらすら読めるような作りになってました。

また、事例もたくさん載っているので「これ私も心当たりあるな」というのが見つかりやすく、何気なく読んでみただけでも「あ、私もこれは心当たりあるな」というのが見つけやすいんじゃないかと思います。

そして何よりも表紙がきれいですし、イラストがかわいらしいんですよね。実は今回私の昔の友人にもこの本を送るんですが、本の写真を見てその友人が「本を手元に置いておくだけで心が癒されそう」なんて言ってました。

うん。わかる!なんか飾っときたい本なんですよね。

あと、私個人の感想としては、自分の塾の教え子で子育てを頑張っている子たちに送りたい本だなって感じました。

自分自身のトゲに苦しんでいる人にも見てほしい本ですが、うっかりと自分自身が子供にトゲを指してしまっている。なんてことは親になるとあると思うんですよね。

私は親になったことありませんが、やっぱり塾の先生をしていて私の何気ない一言が子供たちに大きなプラス効果もマイナス効果も与えてしまっている。という経験を何回もしています。

それに私自身も両親は消して悪い親ではなかったんですが、子供のころに言われて「これだけは絶対に許せない」と怒りの感情がわいてしまうトゲがあるんですよね。

だから子供に接する人は一度この本を読んで、少しでもトゲになりそうな言葉を使ってしまったらケアしてあげられるようになってほしいと思うんですよ。

気がつけるか?気がつけないか?で大きく子供たちの人生を変えてしまうこともあるのが言葉のトゲなんで、ぜひこの本でもう一回自省をお互いにしていければなって思ってます。

ということで、私の感想を述べたところで印象に残ったお話を3つばかりピックアップしていこうと思います。

1,99ページの「勝手に作ってしまう棘」のお話

kokkoさんと娘さんのお話が書いてあるコラム部分ですが、これは思い当たる部分あるなってすごく感じました。

私も23歳のころ、いきなり教科主任として塾全体の教科担当の講師の上司になったことがありました。前任の方がその役職から降りたことでの途中交代だったので、本当に何もわからずパニックになっていたんですがある時にた教室のベテランの先生からクレーム電話が入ります。

それが、阿部先生(私)から理不尽な要求をされたという身に覚えのない苦情。

そもそもその先生とほぼ会ったことも話したこともない状態ですから、私が何かを要求することがそもそもできないんですが信頼関係を作れていなかったので誰かのうわさ話を聞いて「阿部先生に私はいじめられている」と思い込んでしまったようでした。

同じ教室の先生たちが「そもそも阿部先生と話したことある?」「阿部先生がそんなことするはずないよ?」とその先生に話してくれたことで一応誤解は解けたんですが、その経験から私は年上の部下というのが怖くなってしまって、その会社を辞める一因にもなってしまいました。

そもそも私はガタイが大きくって、声も大きいので初対面の相手に威圧感を与えてしまいます。その威圧感だけを記憶されてしまうと、そのあと私がしないような言動をしたとうわさが流れても信じ込んでしまう人が多いんですよね。

だから人はいわれていない言葉でも自信を無くしているときには、『そう思っているに違いない』と思い込んでしまうこともある。そしてそれが誰かから与えられたトゲとして自分で自分を傷つけ続けてしまう。

自分が勝手にトゲを作り出していないか?それを振り返る時間や習慣を作るのって大事だなって思いました。……これ5分日誌で対策できそうですね(笑)

2,129ページの「諦めるの本当の意味」のお話

諦めるは仏教用語から生まれた。というお話から「ま、いっか」の精神の大切さのお話が書かれているんですが、実は私この「ま、いっか」が大っ嫌いでした。子供のころ(笑)

というのも私の師匠……。まぁ、親父ですね。親父が私が壁にぶち当たり悩んでいるたびにこれを言ってきたので「うるせい!俺は今問題解決しようと一生懸命になってるのに余計なこと言うんじゃねぇ!!」とよくケンカしてました。

今でこそだいぶ落ち着いてますが、若いころは闘将(とうしょう)というあだ名をつけられたくらい自分より強いものや自分の壁になるようなものに真正面からぶつかっていくタイプだったので、ぬるいのが許せなかったんですよね。

そんなのが30歳ぐらいまで続いて、私の人生の転機になった「一生懸命頑張った結果、いろんな人に裏切られた」という大惨事を経験することになったわけなんですが……。

私はこの時初めて親父が言い続けてきたことの意味をちょっとだけ理解することができたんですよね。

その後、お坊さんとして生活を初めて数年、最近やっと「ま、いっか」の精神が宿り始めました。

といいつつも、いまだに闘将の私と「ま、いっか」の私とが心の中でよくせめぎ合っている状態ですが(笑)徐々に融合していって自然体になっていけばいいなと本を読んで改めて感じました。

3,146ページの「私、絶好調!」のお話

次が3つ目ですね。和顔愛語の話とかほかにもいろいろ紹介したいところはあったんですが、ここは触れておかないといけないページなので(笑)

このページで紹介されている勉強会がまさに私とkokkoさんが一緒に参加している勉強会です。

私が今、5分日誌というやり方を大々的に提唱するようになったきっかけにもなった勉強会で、こういう会が継続して開催されていることに非常に感謝している。そんな勉強会です。

毎月1回みんなで集まって報告と目標設定&それに対する応援メッセージを発するだけのシンプルな勉強会ですが、安心安全ポジティブを合言葉にしていてマイナスな言葉を使う人がいないというのもあって、終わった後「頑張るか!」という気持ちにスイッチを入れてくれます。

私なんてもともと皮肉屋なのでめっちゃマイナスな言葉が多かったんですが、おかげさまで最近だいぶ減ってきましたよ。

kokkoさんも本文中に書いている通り、『よい言葉、まえむきなことば、気持ちを明るくする言葉』を見つける能力というか、普段からそういう言葉を使う習慣が身につくんですよね。

これがすごく大事なんですよ。言葉って自己暗示をかける呪いにもなるので。

私は心のガソリンスタンドって言い方を良くするんですが、まさにそういう燃料補給のきっかけをくれる勉強会です。

なんか、本の紹介じゃなくって勉強会の紹介になっちゃった(笑)

心の棘を抜くのは仏教のテーマでもある

さて、最後になりましたが私がこの本を応援したいと思ったのはkokkoさんとの関係もあるんですが一番は「心の棘を抜くというのは仏教のテーマの一つ」と考えているからです。

私はお坊さんになって幾つか皆さんに伝えたいこと。解決のヒントを残したいものがあって、その中の一つが「自縄自縛の縄を解く」ということなんです。

私自身がお寺の跡取りだったことで思いっきりできなかったことが子供のころ沢山ありました。いい子でいなければならないという地域の人からの期待や、何かやるたびに「お寺の子なのに」と同年代の仲間から言われて自分の感情を抑え込んだこともよくあります。

それから解放されたのはお坊さんになってから……ではなく、大学の野球部にいたある先輩の姿を見てから。きちんとやるべきことの筋は通しつつ、周りからどう思われても知ったこっちゃない。という生き方をしているその人を見て衝撃を受けたのを覚えています。

そこから私は少しずつ自分を縛っているなわ。今回でいうところのトゲを一人で抜き始めました。

いざ抜き始めるとこんなにたくさん、しかも深く刺さっていたもんだなと驚かされることも多かったです。

そして、自分である程度とげを抜いたことで同じような苦しみで苦しんでいる人のトゲを抜きたいと法律家である行政書士になり踏ん張ってきた過去があります。

それでも抜ききれないトゲがあってお坊さんになった今でも坐禅しながら、チクチクいう自分のトゲに「う-ん。ほどけない……」といまだになってますけどね。

そんな自分だからこそ、この本をきっかけにまた自分の棘と向き合いたい。そして私の周りの人にも自分の棘を抜くきっかけにしてほしい。そう願ってこの本を応援したくなったんです。

私はこれからもこのトゲですね。私らしくいうと「自縄自縛の縄」なんですが、これを解く手伝いをしていければと思っています。

そんな時にkokkoさんが今回書いてくださった本も参考にさせていただきながら、立ち向かっていければいいなと思っています。

ということで長くなりましたのでこのあたりで終わりにしましょう!

kokkoさんが書かれた『心に刺さったままの言葉のトゲを抜く本』をまだお持ちじゃない方はこちらからどうぞ

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