こんにちは。信頼集客の伝道師。玄徳庵のこうめいです。
玄徳庵のYクラス。経営哲学クラスのブログ配信です。今回テーマで選んだのは、これも有名な図書ですね。「チーズはどこへ消えた?」を参考図書に経営者の心構えを考えていきましょう。
ということで、今日はこの本を参考に玄徳庵のYクラスの更新をしていきますよ。
簡単に「チーズはどこに消えた?」の内容を紹介すると、2匹のネズミと2人の小人が、チーズを探して旅をする話。なんですが、このチーズというのがいわゆる私たちが今大事にしている価値感を指しているんですね。
「チーズを手に入れる=自分の幸せだと思っているモノを手に入れる」ことによって、我々は、幸せになれると思い込んでいます。
実際この本にも、
チーズ(自分が幸せになれると思っているもの)を手に入れれば幸せになれる
という言葉からスタートしています。そして実際彼らは、そのチーズを手に入れるんですが。ある時を境にそのチーズが突然失くなってしまいます。その時に、彼らはどういう考え方や動きをしたのか?というのがこの本のメインテーマになります。
さて、このチーズは、お金でもあり、恋人でもあり、名声でもあり、いろんなものに当てはめることができます。だからこそ、今回玄徳庵の授業で取り扱うことにしたんですね。
ということで、今日は、こんな言葉に注目していきましょう。
自分のチーズが大事であればあるほどしがみつきたくなる
さて、実は経営者も最初の成功をすることというのは案外クリアできる人が多いんです。
最初のクリアというのは、お金を稼ぐことができるというところが設定されている人が多いんじゃないかなと思います。
私自身も開業当初はお金がなくて、とにかく稼ぐことばかりに取りつかれていた時期が恥ずかしながらあります。
こちらのロング版の自己紹介動画でも話したことがありますが、当時起業してしっかり稼いで結婚したいと考えていたりもしたので、それはそれは必死でした(笑)
その結果、どうなったか?
こころに感じた違和感を無視し、その自分のつかんだ成功体験にしがみついた結果、私は私生活も仕事も、ぼろぼろになってしまいました。
手元に残ったのは、わずかばかりの名誉と、わずかばかりの仕事とお金のみ。
喪失感で、経営を続けるのがもう無理なんじゃないか?という状況まで追い込まれてしまったんですね。
私はこういう失敗をしているので、今世間の経営者の多くが、私のあの時と同じことをして、無理して生きていることがとても気になるんですよ。
自分がつかんだわずかばかりのチーズにしがみつき、今の現状が変わっていっていることに気が付きながら、自分が変わらないといけないことに気が付きながら、買われずに同じことを繰り返している人があまりにも多いんです。
そしてそれは、一度成功を手に入れてしまったからの恐怖心に負けてしまっているから変われないんだということに、この本を読んでいると気が付かされます。
変わらなければ破滅することになる
ここに気が付き行動を開始する小人である主人公。
それを見ながらも、自分は、今までの成功にしがみつきたいとチーズが亡くなった部屋から移動しようとしない小人の相棒。
破滅を待つよりも、自分が大きく変わる勇気をもって進んでいくのが大事なのに、変わることをせずに小手先だけで何とかしようとテクニックに依存してそのまま抜け出せない人の多いこと多いこと。
それではだめなんだ。
と自分で自分を本格的に変えていく勇気を持つことが大事なんですが、それが難しいわけです。
新しい方向に進めば新しいチーズが見つかる
ということはみんな頭では分かっているんですが、そこで行動できるかできないか?
ここで私は愛され経営者になれるか?それとも毎日苦しみ続ける経営者になるかの分かれ道があると思います。
もちろん新しい道に進んでいくのは怖いことだとわかっています。
私もあの時、追い込まれてひどい目に合わなければ、自分は新しい方向に進もうと決意できなかったかもしれません。
でも、今新しい方向に進んだからこそ、この玄徳庵という本当のチーズを見つけることができましたし、玄徳庵を軸にしながら新しいチーズを探すためにいろんな勉強や活動ができています。
あなたも、もしかすると今、変わる時期なのかもしれませんよ。
今日の授業の最後に、本から一言メッセージを送ります。
もし恐怖がなかったら何をするだろう?
これをぜひ考えてみてください。人はありもしない恐怖を作り出し、その恐怖で勝手におびえています。
そんな悲しい幻想におびえることなく、自分の豊かな人生一緒に作っていきましょ^^
玄徳庵の読書勉強会は隔週で水曜日に開催しています。玄徳庵の仲間とともに勉強をしたい方は玄徳庵Lクラスを受講してみてくださいね。
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