夢は変えてもかまわない!外国人の在留をサポートしたくて、行政書士に合格しましたが…業界に入って活動したからこそ分かる苦悩

こんにちは。信頼集客の伝道師。玄徳庵のこうめいです。

この記事は、2018年。玄徳庵ができる前の無理せず開業講座時代に書いた行政書士さんからいただいた相談に答えたブログ記事です。

今でも参考になると思いますので、再度皆さんにお届けしますね!!ということで、ここから本編開始です!!

行政書士になったら外国人関連のお仕事を扱いたい!そんな熱い思いで開業の準備をされている方もいると思います。

無理せずでも過去に何人も外国人関連の行政書士さんの集客のサポートをさせていただきました。

私は、外国人関連を一切拒んできた行政書士だったので、もちろん実務では全く役立たずですが(笑)集客のこととなるといろんな方法がありますからね。

それでは、今日のお話をしていきます。

じつは、夢をもって起業した方ほどこういう状況に陥りやすいのですが、難しい悩みです。それでは行きますね。

初心は外国人の在留をサポートしたくて、行政書士に合格しましたが外国人犯罪、マナーの良くない外国人の話を聞くたびに、ホントに日本に外国人が増えることが日本にとっていいことか大いに疑問を感じるようになってしまいました…。(メルマガ読者さん 行政書士)

さて、それでは今日もコンサルやっていきます。

1、夢は変えてもかまわない!それを感じるようになったのは、あなたが成長したから

開業する前は、行政書士になること自体に夢見がちな気持ちよくわかります。

私が現実的な話をすると、怒って帰る人もいるくらいですから、よっぽど士業の世界に夢を持っていたんだなと思うことは結構あります。

そういう私ですら、夢は持っていました。

行政書士になったら、お金持ちじゃなくって、お金に困っている人を救うんだ!弱者救済だ

そう思って開業して、市民法務に取り組んできました。

以前話したことがあるかもしれませんが、私は、『アンチ経営者』『アンチ企業』というところから法律家になってますので、特にそういう思いが強かったんです。

だから、開業から2年はかたくなに経営者を守るということを拒み、一般の人に限ったサポートを展開しようとしてきました。

2、夢にかたくなにこだわった結果、いっしょに落ちていくことに

そして、それを続けようとしたときに起ったのが、弁護士さんも巻き込んだある事件です。

守秘義務があるので詳しくは話せませんが、あの時に、いろいろと一生懸命になりすぎたんですね。その結果、精神的に、市民法務を続けるだけの気力がなくなってしまった。

そんな状況になったわけです。

さらに、この時冷静になって考えてみると、これだけ労力と精神をすり減らしたのに、ほとんどお金を頂くこともできないという現実に気が付き、葛藤が始まります。

このままこのやり方にこだわったら、明らかに廃業に進む…

確かに集客できるようになって仕事は増えているけど利益にはなっていない…

ここで私は、悩んでいるときに福島税理士からメールが一通来たことで、私は人生を大きく変えることになります。

『阿部ちゃん!だれか、会社設立できる行政書士知らない?』

ここから、私の経営者を助ける経営者人生が始まりました。

3、夢と現実が違うことは、当たり前!

こんな経験があるので、私は、開業当初から夢が変わるというのは、当たり前のことだと思っています。

私の周りの行政書士さんも、最初は相続とか、離婚とかやってましたが、3年目には許認可業務にメインが移っていることも多いですし、その逆もあります。

つまり、やってみて初めて分かることがある。

あなたが行政書士をスタートして、そう感じるようになったのなら、それは成長した証で、変化を自分自身が求めているのかもしれません。

ただ、私はその時に、大きな夢だけは捨てないようにしました。

私は、『雇われる人を守って幸せな人を増やしていきたい』『普通の大人や普通の家庭を守っていきたい』という意志があります。

その意志を実現させるために、直接的な市民法務をやっていたんですが、会社設立、そして行政書士をやめてコンサルタントになってからも、『新しい経営者を育てることで、そこで働く従業員が幸せに働ける』という風に考えています。

救いたい人を救う方法は、一つとは限らないのですね。

4、夢やこだわりを持つということは、それだけ生きづらくなるということ…でも…

夢やこだわりが強い人は、どうしてもチャンスに飛びつくことができず、結果を出すのに時間がかかる傾向があります。

そういうのがない人の方が、来るもの拒まずで結果は出やすいのは事実です。

ですが、そういう人はその先がありません。

夢や目標がある人は、救いたい人や、かなえたいものがあるので、行政書士にこだわらずにどんどんどんどん事業展開をしていけます。

まさに私が、行政書士をやめてもこうやって生きていけてるのと同じで、人生をかけて、いろんなことができます。

一方、そういうのがない人は、そのまま同じことの繰り返しになってしまうので、そこから変化しません。

良くも悪くもならない、毎日同じ繰り返しになることが多い。

あるいはお金だけを追うような経営になりがちですね。

どちらが幸せかは私はわかりませんが、私は夢は大事にしていただけるといいなと思っています。

商品自体ではなく、お客さんはあなたの思いを見ています。

夢は変えてもかまいませんが、そのうえで、もう一度自分の夢を探しながら、行政書士の仕事に取り組んでみてください。

気が付くと使命が見えてきたりするものですよ。

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