こんにちは。玄徳庵の阿部です。
自宅にこもっていなければならない。これは非常につらいことだというのは私もよくわかります。
というのも、実はお坊さんの修行というのは、『一定期間同じところに閉じこもり同じ毎日をただただ繰り返す』ということをしなければならないので、最初は非常につらかったのを思い出します。
毎日発狂しそうになりながら、今私は何をしているんだ??と毎日自問自答していた。そんな時期を私も過ごしたことがあるので。
だからこそ、玄徳庵では、みんなにちょっとでも元気になってもらえるようにオンラインでできる勉強やイベントを開催していこうかなと思っているんですが、先日、とあるブログを投稿したところ、こんなメッセージが届きました。
お坊さんの修行って、分刻みで決まってますからね。
ピッタリに動かないといけないあの緊張感もきつかった。
精神的にぼっこぼこになります。
だからこそ、今回感じることもあるんですかね。
かもしれないね。
まだ、『禅から学ぶ経営学』シリーズは、まだ、書くつもりなかったからね。でも、書かなきゃいけない気がしたんだ。
その感想が、何人もから届いたんですね。
皆さん悩んでたんでしょうね。
コロナで、皆さんもそうだと思いますが、生活パターンが色々狂い、落ち着くまで、この状態が終わるまで、と我慢していたと思うのですが、私は極端に恐れていました。自分がかかるのが怖いのではなく、自分がかかってうつすのが怖かったです。
だから、お客様の所に行くのも躊躇いもあり、コロナが落ち着いてから、会いに行こうと。
しかし、阿部さんの禅のお話で、壁が1枚破れたような気がします。
ずっと、コロナを避けて、元の状態が戻るまでと考えていたのですが、受け入れないといけないですね。受け入れて、最善の方法を探す必要があるのですね。
私自身、しっかり地に足をつけて、自分を見つめ直す時期が来たように思います。現状を受け入れ、自分を知り、相手を知る努力をし、最善の対策を練る、とても勉強になりました。(行政書士 女性)
自分が変わるときというのは、大きな壁が立ちはだかるものなんだと、私は思ってます。そしたら、それにただがむしゃらに飛びつくのではなく、その壁を理解して、その壁に合わせて自分が変わっていく。これが重要なんです。
前回このブログで、良寛さんの話をもとに話しましたよね。
このときダメなのが、あがらうことで、コロナ何て俺たちには関係ない。やりたいようにやるぜ!!!というのは、ダメな行動です。
そういう風に逆らうのではなく、コロナはあるものなんだ。こう言った外に出れないことは起こりうるんだ。と考えて対策を練るということですね。
緊急事態宣言から、これだけ日数がたっているのに、いまだに、昔のままでいいんだと思っているならその人は、時代に取り残されてしまっているわけですね。
現状を受け入れて、その上で自分ができることをしっかりやるというのが、大事なわけですね。
では、あとお二方のを紹介させてください。
大手の会社さんでも倒産の可能性があるという噂を聞きました。個人の実力者がネットワークで繋がる時代になるという浩明さんの考えに共感します。
また、今日の記事とても良かったです。自分でコントロールできないことには、思い煩わないで、出来ることに全力を尽くすべしと読み取りました。無常観にも繋がる考え方ですね。(行政書士 男性)
こうめいさん、お坊さんになった時に悩んでたことがあったんでしたよね。
うん。お坊さんになった時に、いろんな本や勉強をしてみたんだけど、言葉だけ見ていると、『あきらめろ』『手放せ』『受け入れろ』みたいなのばっかりで、努力しちゃいけないのか?それにもかかわらず、なんで今こんな努力させられてるんだ?ってね。
言葉だけ見ると、そう見えちゃうのもいっぱいありますからね。
でも、本当は、先の感想にあるように、自分でコントロールできないことは悩んでもしょうがない。それを受け入れて、今できることをやり切りなさい。ということだったんだよね。
今回のコロナなんかを見ていても、その受け入れて動いてる人と、過去にしがみついている人で大きく分かれてますよね。
過去は教養として大事だけど、人間は今にしか影響を与えられないから、「今」を考えることしかできないんだけどね。
では、最後のお一人です^^
記事、読ませていただきました。
私もコロナの影響でかなり生活が一変してます。家事がすごく増えているのと、自分のペースで動ける時間が極端に減っています。なので、授業に参加したいと思いながら、タイミングが合わないことが続いていて。(YouTubeは見ています)
コロナが酷くなる前に貰っていた仕事は幸い家でできているので、今の仕事には影響ないのですが、コロナ収束後を見据えて動こうという気持ちがなかなか起きなくて。
コロナにかからないように細心の注意を払いつつ、阿部さんの記事を読むことが先のことも考えていくきっかけになってくれそうに思いました。(行政書士 女性)
人間は変わりたくない生き物って、こうめいさんよく言いますが、こういう時にどのような人に囲まれて過ごすかって、大事なのかもしれませんね。
私も、本当にダメになりかけたときに福島さんたちがいてくれたおかげで今こうやって生き延びてこれてますし、本当につらい時ほど、誰と一緒に過ごすかは重要になります。
玄徳庵が、ちょっとでも、その皆さんの気晴らしになるような、元気にできるような場所にできればいいなと思ってるんです。
こうめいさん。それは違いますよ?
うん?
私達は、絶対にそういう場を作らないとだめなんですよ
今日、何かいつも私が言いそうなことを、玄ちゃんがいってるな~。
ふふふ。中の人が同じですから
いや、一人で二役やってるのバレるからやめてね~。
ふふふ
でも、今回の件で私も、もう一回腹くくれたよ。
頑張らないとだね!!!!
ふふふ。がんばりましょう。
ということで、先日のブログ記事『禅で学ぶ経営学』に頂いたメッセージを紹介させていただきました。
私達は、大きな自然という大きな枠組みの中で生かさせてもらっています。その枠組みに逆らっても何も答えは出ません。大事なのは、受け入れてその上で自分の行動を決めることです。
私は今回の騒動で自分の使命を再認識しました。
あなたはどうですか?
この機会にしっかりと、自分はどのようにこれから生きていくのか?真剣に考えてみてくださいね。
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