こんにちは。玄徳庵の阿部です。
いま全国的にコロナの緊急事態で、いろんなビジネスがオンライン化に舵を切り始めています。
さて、そんな様子を見て、私もあわててオンラインにしなくっちゃ。と考えているあなた。ちょっと待ってください!!!オンラインにすると、あなたのお店つぶれるかもしれませんよ。
アッチもZOOM!こっちもZOOM!
こうめいさんが、ずいぶん前から使っていたZOOMがいま主流コンテンツになり始めてますね。
私としてはありがたいよ。いままで、ZOOMで授業やるよ。と言ってもZOOM使ったことないから怖い。という人が結構いたんだけど、今はそんな心配ないからね。
でも、皆さんこんなに右に倣えで、オンラインにして大丈夫なんでしょうか?
じつは、私もそれは思っていたんだよね。というのも、私が今のオンラインスタイル作るまでに、相当訓練もしたし、色々調べたし、準備を重ねてアナログからオンラインに移行したんだよ。
その実験なんかに3年程費やしたかな?
こうめいさんは、ちょっと理想が高いのと、慎重すぎるんで、時間かかりすぎですがね。
そこはみんな、見習っちゃだめよ。
で、オンライン化の何が心配なんですか?
うん。実は、オンライン化していい経営者と、しちゃダメな経営者がいるって、みんな分かってるのかなと思って
ダメな人がいるんですか?
まずね。オンラインにも大きく2つ使い方があって…
1、オンラインだけど顧客&地域密着型
2、オンライン全国誰でもwelcome型
なんか、オンラインって聞くと、この2番の誰でもwelcome型をやらないといけない気がしますよね?
そう。じつはこれに気が付かずに、全国で勝負を始めてしまう『地元密着型』経営者がこれから出てくるはずなんだ
お客さん増えていいんじゃないですか?
全国型と、地域密着型は、そもそも根本から戦略が違うんだよ。
全国型は、全国トップの同業者にも負けない何かが必要になるし、地元密着型は、その地元でトップをとれていることが重要なので、見せ方も何もかも変わってくるんだ。
ん?つまり、下手にわからずに、全国向けのオンライン戦略をとると、あっという間に食われてしまうということですか?
たとえば、全国規模になった時に、私みたいな無名に毛が生えた程度のコンサルタントと本も何冊もバンバン出しているコンサルとどっちの指導受けたいですか?
そりゃ、こうめいさん選ぶわけないじゃないですか(笑)
即答だな。おい!!!
ああ、つまり、全国規模で戦うということは、そういう人たちとも戦わないといけない時代に入るということなんですね。
私は、10年前から、ずーとそうやってきたからいいけど、そうじゃない人は、結構きついと思うよ。
ちなみに、こうめいさんはそういう著名人とどうやって戦ってるんですか?
うん?親近感と理念かな。
たくさんの生徒抱えているコンサルさんたちは一人一人に時間避けないでしょ?うちは少人数制だから、一人一人大事にできるからね。
なるほど、そういう、別の強みが必要なんですね。
そして、地元密着型は、地元密着であることが一番の強みだったわけなんだよ。それを捨てることは非常にもったいない。
でも、コロナで今は…
だから、地元密着でオンライン活動をするのが大事なのさ
全国でできるけど、俺はあえて、このエリアに限定するんだ!!!
という戦い方も実はできるんだよね。
その辺の戦術を最初にしっかりとしておかないとだめなんですね。
正直、今、それどころじゃないだろうけど、だからこそ、考えておく必要があることなんだよね。
こうめいさんは何で全国なんですか?
うちは、他のコンサルさんから挫折した人やもれてしまってる人たちのサポートをしていく使命も背負っていると思っているから、全国でやっていくのは最初から決意してたんだ。その代り、トップコンサルのようなイケイケ戦略はやらずに、じっくりサポートする形でね。
ちょっとしたことですが、トップにはできない何かがあるからこそ、小さな事業でも全国で戦えるんですね。
それが定まっていない状況なら、やはり、全国ではなくエリアをある程度絞って、オンラインも戦う必要があるよ。
ということで、オンライン化について話をしてみました。
実は私が11年前にブログを始めたときに、師匠に言われたのが、『エリアをはっきり絞りなさい』ということでした。
全国なら全国の。市域密着なら地域密着の戦い方があるんですね。
それを無視し、流れに任せてオンライン化すると、自分の強みを自分で放棄することになるかもしれません。
実は私も、YouTubeやってから、自分の強みである、面倒見の良さがかなり半減してしまっていたので、こうやってブログに戻ってきたり、授業のやり方を変えたりなんか工夫をしています。
やればいいというものではない。
とにかく、自分の強みをしっかり生かし、弱みを消していく。そのために、オンラインをどう使うか?をしっかり考えてくださいね。
とはいえ、自分ではなかなかわからない方は、玄徳庵にご相談くださいね。
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