こんにちは。無理せず起業塾、塾長の阿部です。
『信じていれば夢はかなう』これはたぶん本当だ。但し、一文が抜けている。『信じて努力していれば夢はかなう』これが正解だ。(中略)『信じて他のどのライバルより1時間長く毎日努力を続ければ、ある程度までの夢は、かなりの確立で叶う』だ
いきなり明言ぽい話からスタートしましたが、これは、私が読んでいる3月のライオンというマンガに書かれているセリフのひとつです。
あのマンガはいいですね。本当に、いい言葉があふれてます。
なんて、マンガの紹介をしたいわけではなくってですね、今回は、この言葉から見えてくるある日本人の癖についてしっかりと確認して欲しいんですね。
実は、私が100人以上の士業の方の相談に乗った結果、見えてきたのは、『先輩のアドバイスを忠実に守ろうとする人ほど、経営に失敗する法則』なんです。
というのも、先輩のアドバイスが、間違っているわけではありません。
ですが、先ほどの漫画のせりふを見てください。
『信じていれば夢が叶う』
この言葉は、一つも嘘はないんです。でも、今回は省略しましたが、この漫画自体でもこの言葉は、『言葉が不足している』というツッコミが入っているんですね
そして、これが日本人の特徴的会話です。
例えば、今回6月30日のセミナーで話すのですが、『誠実にお客さんに接していればお客さんは増える』という言葉。これは、最悪な事態を招きます。
これを信じて、苦しい状況に追い込まれた人がいます。
その理由は、『お客さんのために自分を犠牲にしすぎてしまったから』なんですね。
お客さんを大事にしなければならないのは当然。そして、誠実に接するのも悪いことではありません。
ですが、人によっては、常日頃礼儀正しく、人のために頑張るタイプの人は、そういう気持ちを上乗せしてしまったら、お客さんのために犠牲になる法律家になってしまいます。
あるいは、ブログのアクセス数が集まるといいよ!というアドバイス。
これも間違いではありませんが、正しくは、『お客さん候補の人からのアクセスが集まるといいよ』であって、勘違いした人は、『同業者のアクセスを集める』ことに一生懸命になります。
同業者のアクセスなんて、何の役にも立ちません。
こういう風に、先輩の好意からの助言、悪意なく助言は、『あなたの人柄や性格、キャラクターを加味したものではなく、あくまでもその先輩の性格から学んだ体験』でしかありません。
つまりは、あなたにそれが当てはまるように、カスタマイズするのは、あなた自身の役割なんですが、それが出来ない人。特に法律業は、根が真面目な人が多く、努力家が多いので、ダメなのは、自分の努力不足と思い込んでいます。
さらに、試験勉強の結果、すべてのものに答があると思い込んでして、その答を実践すれば、成功すると思っているので、真面目にアドバイスを実践してしまうんです。
これがダメなんです!!!
実際、私のお会いした長く続けている士業の先生ほど、『我が道を行く』人たちで、先輩達のこういうアドバイスを、参考にしても、話しを鵜呑みにする人は少ないです。
あくまでも、参考に聞いて、その知識をどう活用して、自分に生かしていくか?これを徹底して考えないとダメなんですね。
そのうえで、どういう風に使いこなせばいいのか?
それぞれの人のタイプを踏まえて、失敗事例を踏まえて、あなたの何がまずいのか?
そして、あなたはどんな罠にはまりそうなのか?
ここをキチンと解決していかないとダメなんですね。
では、実際どうすればいいのかは、この8時間で全部お話します!本当に失敗したくない、食えるようになりたい士業のための「30のコツ」を伝授するセミナーですよ。
コメント