行政書士は実務講座に出て勉強するより、お客さんの業界でバイトした方が信頼される

こんにちは。信頼集客の伝道師。玄徳庵の阿部です。

さて、2012年に私が行政書士時代に書いていた「無理せず開業行政書士講座」のブログタイトル一覧と、ブログの記事ネタを見つけました。

私も行政書士を引退して3年になるので、これから行政書士講座をやっていくつもりはあまりないんですが、せっかく昔書いていたネタなので、この新しいブログでも皆さんい書いておこうかなと思います。

玄徳庵の生徒さんにも、OBさんにも行政書士さんが多いですし、参考になればな程度でちょっと書いていきますね。

生徒さん
生徒さん

こうめいさんがよく、最初は実務講座なんて出なくていいとおっしゃいますが、あれってどういう意味なんですか?

ということで、大事なお話ししていきますよ。

まず、行政書士をカモにした実務講座というのが山ほどあるということを最初に知っておいてください。そういうところは、論外なんで今回は話をしませんよ。

さて、実際に現場に出るとわかると思いますが、行政書士にとって一番大事なのは、お客さんに心を開いてもらうこと。もっと簡単に言うと、仲良くなることになります。

もちろん仲良くなりすぎはよくないんですが、信頼して、本音を話してもらえなければあなたは違法行為をすることになるかもしれません。

そういうことを考えると、都合の悪いことでも、真実をしっかり話してもらえる信頼関係を作ることが大事です。

では、信頼関係をどうやって作っていけばいいのか?

答えは、相手のことをしっかり勉強することなんですね。

たとえば、職種は違いますが、玄徳庵は行政書士さん等の士業の生徒さんが多いです。これは、私が行政書士出身で、行政書士界の特殊な事情を把握しているからです。

他のコンサルさんでは、業域問題などは、さっぱりわからない可能性もあるわけですから、やはり行政書士経験者の方が安心できますし、専門用語を話しても通用するので、相談も楽なわけですね。

それと同じで、行政書士のあなたも、相手の業界をどれだけ知っているかというのは大事なポイントになります。

たとえば、遺言書の作成をやっている行政書士が、遺言の書き方のテクニックをたくさん知っているよりも、「お坊さん行政書士です」といった方が、遺言の世界を知ってそうですよね。

同じように「介護業界出身の介護専門の行政書士」「大工さん出身の空き家問題の行政書士」といったように、自分はあなたの気持ちがわかるんだ。というのがあった方が、信頼度が増します。

もちろん最低限の法律知識は必要ですが、それ以上に、お客さんの業界の言葉やお客さんの業界の商慣習などを、ある程度知っておくことができている人は、信頼されやすいわけです。

となれば、極論を言うと、実務講座に出まくっている人よりも、相手の業界で1年でも2年でも、バイトさせてもらって、現場の状況を学ばせてもらうって、めっちゃ大事なことなんですよね。

実際、私の同期のお酒系行政書士が、お酒のメーカーで働いていたときは、現場のビアガーデンや居酒屋さん等に、勉強させてもらうためにバイトとして働かされた経験があるようです。

誰かに商品を提供するということは、そういうことで、自分が相手の業界をまず学ばせていただいて、そこで初めて新しい提案ができるようになるんですね。

皆さんも覚えありませんか?

自分が独立するときに会社の仲間や先輩が、「行政書士なんてどうせ食えないんだからやめときなよ」という無責任なアドバイスしたとき、

「この人たち、自分で事業をやったこともないのに、何言ってるんだろう??」

なんて思ったこと。

でも、あなたはもしかすると、そんな人たちと同じことをやっている可能性があります。

お客さんから、

「あいつ行政書士だからって、偉そうにしてるけど、俺らの業界の何が分かってるんだよ」

と思われているかもしれませんよ。

私もアドバイスしてていつも思うんです。その業界のこともっと勉強してあげてくれ~。お客さんのことにもっと興味を持ってあげてくれ~。ってね。

ということで、今日はここまで。

実務力アップも大事ですが、それ以上に、まずは、相手の業界の人に信頼してもらえるようになる。ということを忘れないでくださいね。

ということで、今日はここまで。

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