こんにちは。無理せず起業塾塾長の浩明(こうめい)です。無理せず起業塾、今日もよろしくお願いします。
ネット集客の話をすると、すぐにSEOという単語を出してくる方が結構います。
まぁ、確かに検索されやすくする工夫って大事なんですよ。検索されるようになれば、SNSをつかわなくったって、検索されるし、お客さんもきてくれる可能性が高い。
そう考えると、これってすごく重要なテクニックだというのは、まぁ、一理あるんです。
ですが、それよりももっと大事なことを皆さん忘れてないでしょうか?どんなに検索にヒットしても、『読みたいと思うタイトル』じゃなければ、クリックしてくれないという事実を!!
これを忘れて、タイトルをとにかく検索に強くなりそうに!!!これだけで押し通す人がいるので、ちょっとストップです。
ということで、今日は、ブログタイトルのつけ方のコツについてです。
1、ブログタイトルは、読者さんが読むか読まないかを決断する最初にして最大の関門
ブログのタイトルしだいで売り上げが変わる。
これ、マジな話です。というのも、私もセミナーのタイトルを変えたり、商品のタイトルを変えるだけで、売り上げがいつも格段に変わるから。
売り上げ伸びないな~。と思ったら、たいていタイトルを変えると、売り上げが伸びます。
それくらいタイトルって、売り上げに直結するんです。
とはいえ、ブログやHP自体の一番大きなタイトルって、なかなか変えられませんよね?
私も『無理せず起業塾』という屋号をHPブログには必ず入れないとダメですし、あまり変な言葉を入れるわけにもいきませんからね。
ということで、では何処のタイトルが重要になるかというと、『ブログ記事ごとのタイトル』が最も重要な部分になってきます。
そのブログの記事タイトルが、どれだけ魅力的かで、反応はかなり変わりますよ。
では、実際の事例でいきましょう。
では、実際に生徒さんの事例をもとにいきましょう。生徒さんが書いたタイトルです。
- 実家が無くなって後悔すること
はい。残念ですが、魅力が伝わってきません。
多少は、実家がなくなって公開したくない人が引き寄せられるかもしれませんが、これでは、教科書のタイトルと一緒ですので、ダメですね。
では、このタイトルを、魅力あるタイトルに変えていきますよ。
2、まずは誰向けなのか?誰に?をはっきりとさせる
このアドバイスをしても、なぜか出来ない人が沢山いるのはなぜなんでしょう?
誰にというのをはっきり書けば、格段に集客力は増します。ですが、これを限定すると見てくれる人が減るんではないかと、怖がって範囲をぼやかす人が多いんです。
はっきり言いますが、ぼやけた主語で、全員を納得させることが出来るような文章を書ける人は超文章力のある人で、普通の我々レベルの文章力には出来ない手法なんです。
だから主語を絞って、その人を想定して分かりやすく説明をする。
それが重要なのに、自分たちでハードルをあげている人があまりにも多いです。
何ででしょう?そんなに苦労したがりですか??私も、そうやって範囲を広げて楽に集客できるならわざわざ苦労しろなんていわないんです。
今回の生徒さんは、商品は『空き家サポート』です。それであれば、空き家に反応しそうな人を絞ります。
まずは、空き家になる家の持ち主の実家のご両親。もしくは、その実家を任される子供たち。そして、その子供達の配偶者。ここまでが、お客さんになりうる人たちです。
それを踏まえたうえで、実家がなくなって後悔するのは子供たちですね。
では、どんな子供たちが、実家の処分で悩むかを考えれば、
- 遠距離で就職・結婚している
- 親子仲が疎遠だ
- 兄弟仲が疎遠だ
こんなところが真っ先に浮かびます。この時点でブログが、3個以上かけますね。
- 東京で結婚して佐賀の実家を手放すことになって生じた後悔
- 大阪で就職、佐賀の実家を手放し後悔したのは、実はあれ
- 親子喧嘩から疎遠にしていた両親の実家を処分し後悔した○○
- 兄弟で押し付けあって結局処分せざる終えなかった実家への後悔
どうですか?魅力増してきませんか?
3、後悔の内容をより具体的に
さて、ここで、先ほどのタイトルですが、公開の内容が具体的ではないので、ちょっとぼやけています。
実はそういう手法もあって、『あれ』とか『これ』とか、『5つのポイント』といったようにぼやかしてみてもらう手法もありますし、効果も高いです。
ですが、そればかりだと、なんだろう?売り込まれている気がして、いやになってしまうのが人間です。だからたまには変えないとね。
そこで、ポイントは、何を後悔したか?を具体的にすることにあります。
では、今回は、親子喧嘩をきっかけにした空き家処分で行きましょう。
親子喧嘩の原因を書くという手もありますが、そこまで書くと、時間が足りないので、今回は、後悔の部分だけに注目して、
思い出の品が紛失した。親の大事なものがなくなった。親戚から責められた。自分が失業し故郷に帰らなければならない状況になった。まぁ、こんなところにしましょう。
それでは、タイトルをつけていきます。
- 実家の処分で消えた!親子喧嘩で疎遠になった両親からの最後のメッセージ
- 実家処分で失った!喧嘩別れの父との和解のチャンス
- 喧嘩別れで意地を張り処分した実家、失業して後悔する実家の大切さ
こんな感じでどうでしょうか?こうやってタイトルをきちんと決めると、どんな内容のブログを書こうとしているのか?自分でも分かりやすいですよね?
4、最後にクリック数を上げるために
それでは、最後のテクニックです。
あんまり沢山言い過ぎると、混乱するので、今日はこれで最後です。
ネットのタイトルは、長くなると「・・・・・・」で省略されてしまいます。皆さんも見たことがありませんか?
『実家の処分で消えた!親子喧嘩で・・・・・・』
といった表示です。こうなると、「・・・・・・」の三点リーダーの省略部分はクリックしないと分からないので、表示されている部分だけで、読者さんは見るか見ないかを判断します。
そうなると、タイトルの前半ほど、伝えたい単語を入れておく必要があります。
先ほどのタイトルを、
『学生時代に親子喧嘩をしてそれが・・・・・・』
なんてタイトルだったら、空き家で悩んでいる人はきませんよね?だってただの日記記事のタイトルでしかないですから。
大事なタイトルは先に書く。基本最初の10文字に入れる。これが基本中の基本です。
ブログのタイトルは、とにかくお客さんの気持ちになって読みたいものを付ける訓練を!
最後に、ブログのタイトルの訓練ですが、勉強するならやはり一番は、他の方のブログのタイトルや、SNSの表現の方法などを参考に、いいところを学んでいくことが重要です。
もちろんまるパクリなんて最低です。
そうではなく、この人のブログを私はなぜクリックしてしまったんだろう?この人の投稿をなぜ見たくなったんだろう?それを分析するんです。
そして、自分なりに、こういう表現の仕方があるんだな。と学んでいくことが大事なんですね。
自分で考えていてもいつまでも力はつきませんので。
あとはそういう考えた言葉の表現の仕方を、実際の日常の会話などでも反応を試すことをしながら反応をどんどん見ていくのが大事です。
私は、塾講師をしながら、心理学や交渉術を学んでそれを実際に使ってました。こう表現してみよう。ああいう表現の仕方はどうだろう?常に考えてました。
もちろん、子供達に行動をしてもらうためなんで、全力で実践しながら、身につけていったのが今の私のブログの表現などになるんですね。
そうやって、学んで実践して、力を付けていく以外方法はありません。
もちろん、無理せずで、私にタイトルのチェックを受けることは最低条件ですが、それだけでは、圧倒的に訓練の数が足りないんです。
そのほかにも、
- ネットニュースの見出し
- 雑誌などの見出し
- CMなどのキャッチコピー
- 本などのタイトル
- テレビ通販などの売り出し方
こういうのを見ながら、どんどん吸収していくのも大事ですね。特にコピーライティングの本は読んでみてもいいかもしれません。
まぁ、これも技術に走りすぎるとろくなことがないので、難しいところなんですがね。
私の場合は、キャッチコピーなどにこだわりすぎずに、『心理学・交渉術・会話術』こんなところを学んで、それに書いてある技法をチョコチョコ取り入れてますし、メルマガやブログなどからの情報収集もかなりしています。
つまり、情報収集して、その情報をどれだけ実践して試しているか?これが重要なんですね。
このタイトル作りは、センスよりも訓練の数が最も、ものを言います。訓練をしっかりと積み重ねて、結果の出せるタイトルを当たり前のように付けれるようになってくださいね。
今回協力してくださった佐賀の空き家のプロ行政書士の江口さんのブログはこちらですよ
玄徳庵のブログやYouTubeで取り上げてほしい相談はコメントメッセージかお問い合わせページから送ってきてくださいね! ■お問い合わせはこちら <玄徳庵の授業> 玄徳庵の授業は段階別に、基礎トレ・中トレ・上トレの3コースがあり、すべてのコースが半年間コンサルと併用して授業を行うスタイルとなっております。 しっかり学び、コンサルを通じて実践できる。生きた学び舎ですよ ■基礎トレ講座(初心者向け総合) ■中トレ講座(利益アップ特化) ■上トレ講座(メンタル・人間力特化) ☆Cクラス(月一回の読書勉強会クラス) ☆Dクラス(週一回の有料メルマガクラス) <玄徳庵のコンサル> 玄徳庵のコンサルは3クラスに分かれています。 ■Aクラス(おすすめ・基本) ■Bクラス(安い・気軽) ■Sクラス(がっちり) ※法人さん向けのSSクラスが別途ございます。 <玄徳庵とは?> 奪い合い・騙し合いの競争社会から抜け出し、笑顔で働ける。笑顔で過ごせる人を日本に増やしていくことを目標に活動している起業塾です。 <阿部こうめいとは?> 経営者さんの成長を妨げる棘を抜く『刺抜きコンサル』を自称する教育者(コンサルタント)。20代の時に行政書士事務所所長・学習塾講師を経験し、本当に悩んでいる人の悩みを解決したいと曹洞宗のお坊さんになった変わり者。見た目が厳ついけど「カプセルトイ」などかわいいものが好き |