恐怖!大人しいあの依頼者がキレた時から恐怖が始まった…。忠誠派タイプのお客さんがプッツンしたその日

こんにちは。信頼集客の伝道師。玄徳庵の阿部です。

信頼集客に重要なのは、自分の気持ちをしっかり把握し成長していくこととともに、お客さんの気持ちをどれだけ理解できるかにかかっています。

ということで、今日は、温和なお客さんが突然台風の目になってしまう。そんな事例をちょっと見ていこうと思います。

生徒さん
生徒さん

先日、遺産分割協議書を作成しているときに、突然大人しい依頼者の方が豹変して、親族の方を攻撃し始めてしまったのを目にしました。結局その話は、流れてしまったんですが、どうすればあのようなトラブルを防げたんでしょう?

実は相続にかかわったことがある行政書士などの法律業なら、一度はこういう場面を見たことがあるんじゃないかなと思う場面ですが、実は大人しい親族ほど、キレたらやばいというのは知っとく必要があります。

そしてとくに、私の経験則上キレさせたらダメなのが、愛情派と忠誠派の2タイプ。この2タイプは、とても協力的なお客さんが多いんですが、それに甘えてトラの尾を踏んでしまうととんでもないことになります。

親分肌とかは、しょっちゅうキレてるので気にする必要もないのですが(笑)、この2タイプはキレさせちゃダメな人の筆頭です。

今日はその中でも、私も体験したことがある忠誠派の人の鬼ギレの話をしていこうかなと思います。

忠誠派の人たちは、自分の所属しているグループを守ろうと必死になる傾向があります。だから、自分の家族や仲間というものを壊そうとする人には、普段の大人しい顔をとたん豹変させて、攻撃に入ることがあるんです。

その攻撃力は驚くべきもので、今まで我慢していた分が全部爆発するような怒り方なので、落ち着かせてあげることができるかが、一つ腕の見せ所ということになります。

私もとある忠誠派タイプの友人と一緒に食事をしていたときのこと。

自分の親戚の一人が、自分のおじいちゃんにお金の無心をしてきたというんですね。それを聞いて普段おとなしい彼が、自分が家族を守らないととその要求をはねのけるために駆け回っているという話を聞きました。

なるほどな~。力になれることないかな~。という風に考えていた矢先に、たまたまその彼のところに家族から電話がかかってきました。

お互いが嫌な予感をしながら、お店を出て電話に出てみると、

「#$%&@!」

私は、突然、普段の彼からは想像ができないくらいの大きな声で、ヒステリックに何かを叫び、怒鳴っている彼の姿を目撃することになります。

どうも話の断片をつなぎ合わせると、彼のいない間に、その無心している親族にお金を貸してしまったという報告だったようで、今まで見たことのないような形相で、怒っているんです。

あ、これは…とんでもないことになる。と、直感で感じた私は、彼の肩をトントンとたたき、

「大丈夫大丈夫。一緒に私もこういうことがないように作戦考えるから、大丈夫大丈夫。まず落ち着こうよ。」

と、なだめることに専念しました。

ありがたいことに、彼は私のことを信頼してくれていたので、私の言葉を聞いて、トーンダウンし、静かに電話を切ってくれたのですが、大人しい彼の顔しか知らない人だったら、恐らくびっくりして思考停止になってしまう人もいただろうなと思うんですね。

ただ、彼らは、根底に不安というものをずーと抱えているのと、その不安を打ち消すために自分の所属団体を守らなくっちゃ。という意識が強いことが分かってないといけません。

あんがい、相続などの家族問題を率先して解決しないといけないと動いてくれるのは、このタイプの人だったりもして、逆に普段行動力のあるタイプほど、そういうのは家族に任せて俺しらね~。という対応をしていたりもします。

そう考えると、自分の目の前に相談に来ている人は、大人しい人だけど、家族を守りたいという確固たる覚悟をもって私の目の前にいるんだと、専門家も腹をくくっておかないと、こういう時に、何もできずにアワアワするだけになってしまいます。

それは、最悪ですよね?

それぞれ人間には、表に出ている性格の原因になっている不安というものがぞれぞれのタイプに存在しています。

その根底の不安をしっかり理解することで、本当の問題解決をさせてあげることのできる法律業や、先生業になることができます。

あなたは相手の不安や行動の基礎になっている部分をしっかり見抜けていますか?

それができるようになると、たいていの問題は紛争状態を回避できる方向性に話を持っていくことができます。しっかりと、人の心を学んでくださいね。

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