この2タイプは食えない行政書士になる。『行政書士として開業するときに全く情報が入らず不安です』という行政書士からわかるあなたの改善点

こんにちは。『信頼集客の伝道師』玄徳庵の阿部です。

今月いっぱい玄徳庵『本格コンサル』の生徒さんの募集を開始しています。この募集は3カ月に一度の募集になります。

しっかり、ZOOMで毎月個人面談を受けながら、実力をぐいぐい伸ばしていく本格コンサルになりますので、集客や経営で不安な人は相談に来てくださいね。

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それでは、今日のお話し入っていきますよ。

今日はこんな相談です。

生徒さん
生徒さん

行政書士の新人です。行政書士として開業を考えているんですが情報がなく、とても不安です。どうやって皆さん乗り越えているんでしょうか?

それでは、今日はこの質問からお答えしていきますね。

まず、この質問をする人が多いんですが、開業前ならまだ仕方ないところがありますが、これは経営者としては口にしてはいけない言葉になります。

行政書士などの士業は他業界に比べて非常に恵まれています。それは、先輩たちが残してくれた情報や知恵がいろんなところに眠っているからです。

Twitter・ブログ・YouTube……いろんなところで情報は出まわってますし、何よりも行政書士会という所属団体である程度研修や情報提供などをしてもらえるので、本当に他業種よりはるかに恵まれています。

そして、情報を収集する方法さえ見つかれば、情報がないなんて言うことを言う必要はなくなるんです。

もっというと、お客さんのために情報収取をすることが仕事の行政書士が、これを言ったら信頼に関わります。だから、今日今から、その覚悟を変えていく必要があります^^

それを前提に話をしていくんですが、この情報がないという主張の中に3つのパターンの人がいると思います。

  1. 全く行動もせず誰かに教えてもらうのを待っている人
  2. 自分から動き回っているんだけど情報の集め方がわからず空回りしている人
  3. 情報はほしいけど頭を下げたりお金を出したりしたくない人

この3つのうち、行政書士になってから成功するのは2番の人だけです。それ以外の人は、今日!今!この瞬間に!!!意識を変えてください。

1番目の誰かに教えてもらうのを待っている人というのは、私も玄徳庵にも過去に何人かいらっしゃいましたが、その大半は、3年たっても、5年たっても、全く同じことを言い続けています。

当時は玄徳庵ではコンサルなどをしていませんでしたが、同じ時期に開業して、同じセミナーに参加した別の行政書士さんが、そのセミナーで得た情報をもとに、ガンガン成長して行動しているにもかかわらず、それを見ながら、何も行動しない。

私達から手をとり足をとり、いろんな応援をしても、全く動かない。

そういう人ほど、『全く情報がなくて不安なんです』という言葉を繰り返します。

そういう人は、情報がなく不安なんではなく動くことや変わることが不安なんです。自分自身に信頼がない。だからず~と不安なまま、動けなくなってしまうんですね

でも、それを認めると自分が変わらなければならなくなります。それはめっちゃ怖いので、変わらなくていいように情報がないと一生懸命自分の心を守るんです。

こういう人は、残念ですが、いったん行政書士になるのをあきらめてください。

お客さんは経営者の生きざまに共感して『信頼』を作ります。そんな自分を守ることしか考えていない行政書士や経営者にお客さんが魅力を感じるわけがないんだと、気が付くことから始めていかないと、変われないと思いますよ。

こうめい
こうめい

経営者というのは、自分で生きていく覚悟を決めた人。その覚悟のもとにいろんな信頼や尊敬が集まり、応援してくれる人が出てくるんだ。

続いて3番。これも成長が必要なタイプですね。

というのも、自分が情報を武器にして商品化して売っている法律業が、自分が得る情報は無料で手に入れたいという発想。これは非常に傲慢です。

自分は損したくないけど、相手は損をしてもいい。

これは、WIN-WINという信頼集客に最も大事な原則を無視している発想。つまり、自分の信頼をどぶに投げ捨てながら相手から情報を奪い取っているので、誰も味方してくれません。

だってそうでしょ?

ラーメン屋さんを開業したい人は、いろんなお店のラーメンを食べ歩いて研究したり、アルバイトさせてもらいながら相手に労力やお金という対価を渡しながら学び続けますよね?

だからこそ生き様や頑張りを見て、お客さんやライバルですら応援してくれたりするんです。

なぜ、あなたは、無料でいろいろ情報を教えてもらえ、その上で、その教えてもらえた情報で、自分が幸せになれると思っているのか?

そこには、自分だけが得をしたいという傲慢さがあるわけです。その傲慢さがある限り、あなたは行政書士としてうまくいくことはありませんので、今すぐ変えてください。

信頼を犠牲にして目先の利益を稼ぐ手法を私は嫌われ集客といってますが、本来の正しい信頼集客は、行動すればするほど信頼が上がるというのを狙う手法。

例え先輩に質問に行くときなどでも、お金を払うのは失礼でなと思うなら、菓子折りくらいは持っていくくらいじゃなければ、情報なんて手に入りません。

自分だけが得しようという人に、誰も味方なんてしてくれないんですね。

こうめい
こうめい

ついつい自分の利益だけを考えてしまう人は多い。でも、会社員でもそういう人は孤立していったはず。経営者は、それ以上に如実に自分の利益だけを見ている人ははじかれる世界だよ

さて、最後の2番ですが、情報収集の方法がわからない。

これですが、コツをつかんでしまえば悩むことなく動くことができます。

まず情報取集は、『本』からしてください。自分の悩んでいる関連の本を3冊読んでみましょう。そうするとある程度情報が入ってくるはずです。

行政書士なら、行政書士開業本が何冊も出てますから、ちがう作者の本3冊を買って読んでみましょう。同じ作者のを買っても意味がないので、必ず違う作者のを買ってください。

その上で、気になったところなどは、チェックしておき、お気に入りの作者を見つけておくと、今後の自分の事業の方向性の参考になります。

たとえば、週末開業の行政書士もいれば、法人化してバリバリの人もいますし、いろんな人ごとに考え方もやり方も違うことに気が付きます。

その時に、「ああ、こんなに自由にいろいろ試していいんだ」と気が付ければ、あなたはこれから行政書士として楽しく仕事ができるはずですよ^^

その上で、気になった部分というのは深く掘り下げます。

ここから先は、行政書士というカテゴリーにとらわれないで、自分の悩みの問題解決のヒントになる情報というのを世界中から集めます。

たとえば集客であれば、今度は行政書士というカテゴリーではなく、他業種を含めた集客のテクニックを3冊読み漁っていきましょう。

また、その中で気になる先生や手法などがあったらその人のSNSやブログなどをガンガン見て学び、それでこの人に会ってみたいと思えたら、お金を払ってセミナーや勉強会、コンサルなどを受講するようにしましょう。

行政書士の実務であれば、役所や関係省庁のHPを見て、そこが発行しているPDF情報などをドンドン見ていきます。さらに、その業務に関する本を徹底的に読みます。そして、その業界で働いている人たちや経営している人たちの情報を集めます。

これだけできれば、その分野ではかなり情報や知恵のある行政書士になれるはずです。

だって、ほとんどの人は法律の本は読むけど、相手のお客さんの情報を集めることこそが一番の実務なんだと気が付いてませんからね。

ポイントは、自分が今、何の情報を得たくて、この情報に触れているのかをしっかり意識すること。これがすごく重要です。

何となく本を読んで、何となくブログ読んで、何となくTwitterやって。

全く意味がありません。これらは、こういう情報を得たいんだと意識をもって読んだりするから自分の糧になるんです。

ということで、何となく情報収集のコツがわかりましたでしょうか?

最初にも言いましたが士業は情報取集こそがお仕事です。その情報収取が苦手ですというのは恥ずかしいことになりますので、ぜひ、どんどん情報収取の能力を高めていきましょうね^^

 

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