こんにちは。無理せず起業塾、塾長の阿部です。
さて、きちんと10年続く経営者を育てる『無理せずの行政書士講座』が、2017年の11月から本格スタートするわけですが、それに伴い、今、無理せずは、いろんな過去のセミナーや情報などを、随時公開しています。
今まで、無理せずがどんな所かわからない…。なんて悩んでいた方は、参考にご覧くださいね。
ちなみに、今日話す内容は、無理せず開業行政書士講座ではもちろん、このテキストにもしっかり書いてあります^^
行政書士歴8年の元行政書士だから語れる。ゆるゆる行政書士として生きていく!
さて、それでは本題に入りますね。
行政書士試験は、実務では、なにも役に立たない!
私も、開業当初はそう思っていましたし、私の同期などもそういうことを普通に皆さん言っていました。
ところが最近感じるのは、我々が当たり前のようにできる条文の解釈、条文の調べ方、そして判例の読み方などそういう基本中の基本がわかっていない人がいることが、判明しました。
正直、私たちは、それができるのは、当たり前だと思っていたので、衝撃を受けたんですが、そもそも、条文を読む習慣すらない人もいる。
いや、私たちの仕事は、その条文を読んで判断して実行することなんですよ?
これは、受験生時代に、資格の予備校などでもらった教科書しか読んでいなかったり、過去問ばっかり説いているだけだったりと、受験生時代に六法をほとんど開いたことがない人が陥りやすい現象です。
私は独学だったので、六法の丸暗記をしたくらいです。地方自治法と商法は無理だったけど。
そういう勉強をしろとはもちろん言いません。
というのも、受験生にとって一番大事なのは、とにかく合格することだからです。
どんなに法解釈の才能があっても、六法を使いこなしていても、試験に受からなければ、それはタダの物知りおじさんでしかありませんからね。
ですが、六法の引き方くらいは…最低限の法解釈くらいは、試験の時に身に付けないと、合格した時点で回りからは、皆さんはプロとみなされます。
法律の知識がないのは、調べれば何とかなりますが、調べることすらできないのでは、これはもう……法律家としては命取りです。
そういう意味では、行政書士試験って、無意識でしたが、私は役に立っていたんだなと、最近思うようになりました。
合格を目指すのが最優先ですが、試験の時、六法全書を引く癖だけはつけてくださいね。
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