こんにちは。信頼集客の伝道師。玄徳庵のこうめいです。
さて、今まで数百人の行政書士さんのサポートをさせていただきましたし、塾講師時代から数えれば楽に1000人以上を成長させるための戦略を考えてきたので、成長しなくなるパターンっていくつかパターン化されています。
今日はそのパターンの中の一つを紹介していこうかなと思ってます。
私は個人的に『テスト期間中机の掃除したくなる問題』と呼んでいるんですが、なにかというと、「直接成果が出るものと関係ないところにこだわりが強くなりすぎる現象」のことを私はそう呼んでます。
実は今までコンサルをしていてやばいなと思ったときにコンサル生がしていたことは、
- HPのカスタマイズに異様にこだわり始めた
- 自分の事務所のロゴづくりに全力を注ぎだした
- ブログの記事の言葉にこだわりすぎて1記事3時間とか長時間かけ始めた
- 商品をあれもこれもと無計画に増やし始めた
- お客さんも来てないのに事務所の備品や場所にこだわり始めた
今日はこういう現象が出てきたら実はかなりの危険信号と考えています。
もちろん、自分に現在仕事があってブランディングの一環としてロゴを作るだの、事務所の備品を高級品に変えるなどならいいんですよ。
問題は、意味もないのにそういうことを始めた場合になります。
努力というのは、実は何にでも努力をすれば報われるというものではありません。
努力すべきことと、努力しても意味がないことというのがあって、それをまず明確に分けることが大事なんです。
私が生徒さんたちに相談されたときに提案するのは、「今すぐ努力しなければならないこと」「長期的に努力しなければならないこと」「努力してもあまり成果が見込めないこと」を意識するように、アドバイスしています。
たとえば、お客さんがいない状態で、今すぐにお客さんに選んでもらえなければ自分が廃業してしまうのであれば、最優先事項は、「お客さんに来てもらう」ことであり、きれいなHPを作ることや、きれいなロゴを作ることではありません。
とりあえずお客さんに自分のことを知ってもらうために、そして、自分の信頼値を上げるために、交流会などに参加してお客さんとの縁を広げながら情報収集をすることが大事になります。にもかかわらず……
きっときれいなHPを作った方が反応がいいから(これ自体は正しい)、お客さんは全然見てないけどHPをきれいに作るために全力を注いでいきます(これは優先順位が低い)。
といった頓珍漢なことを主張してしまっている人が多いわけです。
この現象実は、皆さんこどもの時に経験しているであろう、『定期テスト勉強の時期になると急に机の掃除を始めたくなる現象』と同じなんです。
机の掃除をしないと勉強がはかどらない(これは正しい)、だから、勉強の時間はないけどじっくり掃除をしようと思います(優先順位間違い)
これらの減少は、自分が今抱えている目の前の問題を直視したくないという逃避から生じる現象で、非常に危険です。
しかも本人は、優先順位は違えど正しいことをしているので、努力したことに満足してしまって、成果が出ないことに不満を持ちます。
私の実力がないからだろうか?
いや、そうじゃなくって優先順位まちがっているからだよ。
ということが冷静に自分で判断できなくなってしまっているんです。
収益が入っていない段階から節税対策だと言い始めたり、お客さんも来ていない状態で実務講座ばかりに参加しているのもそう。それが戦略的に正しいとしても、順番が違うから結果が出ないわけです。
いや、恐らく結果は出てるんですよ。
でも、結果を出しても、自分に必要な結果ではないので意味がないわけです。
昔笑い話で、野球の選手が守備が下手だから守備の練習をしなさい。と監督に言われたときに、わかりました筋トレします。と返した。なんて冗談がありますが、それと一緒。
努力するべきことは間違っているわけではないのですが、優先順位や方向性がちょっとズレている。
この状態のままでは、結果が出ないわけですね。
だから常に優先順位を意識して、ブレーキの役割やアクセスの役割をしてくれる人がどうしても経営者には必要になるんですね。
本来はそれを自分自身でやらなければならないんですが、もしできないのであれば、誰か相談役を頼む必要があるかもしれません。
玄徳庵の生徒さんたちも、私をペースメーカーとして活用してくれている人もいます。
あなたも自分の努力が正しい優先順位で行えているのか?常に意識をしてみてくださいね。
ちなみに、もし不安な方は玄徳庵でもサポートしてますので、よかったらお声がけください。
玄徳庵をペースメーカーとして活用したい方は玄徳庵Bクラスを活用してみてくださいね
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