こんにちは。信頼集客の伝道師。玄徳庵の阿部です。
さて、今日はアメブロブームだった時代の話。10年前はアメブロさえやっていれば誰でも簡単に集客できるなんて言われていた時代でしたが、今はそのアメブロ神話も崩壊しいろんなツールに人が散っている戦国時代です。
そんな時代に起業している皆さんに、今回はこんなエピソードを紹介します。
実は私ブログを書いていて、今までブログから一人も集客したことがないんです。コメントやアクセス数はかなりあるのに、これってなんでなんでしょう?
この相談を聞いたときに、私はかなり衝撃的でした。
というのも私よりもこの行政書士さん明らかに人気ブロガーだったからです。
私はブログを書いてもほとんどコメントは来ませんし、アクセス数だってそんなに凄くありません。でも、私にはお客さんが来て彼にはお客さんが来てなかったんですね。
そういえば彼は、SEOやネットのアクセス数を上げる知識はかなり勉強をしていて、私なんかよりもかなり高い知識を持っていました。
私はあまりSEOとか気にせずに、いかにわかりやすく書くかだけを意識して書いていたブロガーだったので、明らかに私のブログの方が弱かったはずです。
実際私が見ていても、成果が出ないようなブログの読者さんの反応ではなかったですしびっくりしてしまいました。
でも、その理由がしばらくして分かってきたんです。
彼のブログは、ターゲットを絞れていない。
つまり、誰のために書いているかが全く分かりません。そして、集まってきているコメントをしている人たちがみんな行政書士からだということが見えてきました。
そう。彼は、人をあつめることは成功しているんですが、集まったのは同業者だけ。
私のブログに集まっているのは、私のお客さんになってくれそうな異業種の経営者の方たち。
そして一番の問題点は、同業者からのコメントに踊らされて、お客さんのための配信ではなく行政書士のための配信になってしまっていたんですね。ブログの記事が。
なるほど。確かに同業者を集めれば盛り上がりますが、そこから仕事が来るというには、圧倒的な実績不足。信頼不足。
つまりせっかくの毎日更新しているブログが、『同業者のたまり場』になってしまっていたわけです。
それでは残念ながら、趣味ブログと同じ。
お客さんに対してのメッセージや、お客さんからの信頼をつかむための仕掛けではなく、ただただ、何のためにかわからないまま、一生懸命ブログの更新を続けてしまったわけです。
そして、彼はもっと早くそのことに疑問を持つべきでした。
アメブロは集客ができる。確かにその通り。私もお客さんを集めてましたから。
でも、自分ができていないのには何か理由があるんじゃなかろうか?ということをもっと早い段階で『仮説検証』するべきでした。
仮説検証というのは、『何か問題点があるんじゃないか?』という仮説を立てて、その仮説を解決させるために動いてみるという工夫です。
案外真面目な人ほど、他の人から学んだルールをそのままうのみにして、仮説検証せずに、そのまま、ひたすら自分は間違っていないと一生懸命言い聞かせて同じ行動をとろうとするものです。
いや、間違っているから、結果が出ないんだよ。
と、自分で気が付けなければ、変われないわけですね。
実は、今、Twitterなどを見ていても同じようなことをしている人たちがたくさんいます。同業者とのつながりは大事ですが、それ以上に大事なのはお客さんとのつながりです。
そしてそれを意識してまずはつながりを増やすことが大事なんですね。
それに気が付けないと、この行政書士さんのように4年間ブログを更新しているのに、集客0なんて恐怖体験をすることになるかもしれませんよ。
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