公正証書遺言をわざわざ行政書士に頼まなくてもいいでしょ?この質問にあなたは答えられる?

こんにちは。信頼主客の伝道師玄徳庵の阿部です。

さて、玄徳庵ですが玄徳庵オンラインサロンで一緒に学んでいる仲間でもあるICEBERG行政書士事務所@ICEBERG42113450の上田さんから情報を頂き、今回からtwitcasting,、いわゆるツイキャスを導入してみることにしました。

私のチャンネルはこちらです。

Youtubuで玄徳庵ラジオ放送はやっているんですが、どうしてもYouTubeだと、なんかいい話しないといけない感が漂ってしまい、なかなか私がやりたい配信ができません。

そこで、今玄徳庵のYouTubeチャンネルは、テクニック授業を配信する場になっているんですが、もっと緩やかな交流ができる配信をしたいなと思っていました。

だから、ツイキャスでは、緩やかにだらだらと話をしていこうかなと思ってますので、皆さんどうぞご参加くださいね。

それでは今日の本題です。

生徒さん
生徒さん

相続専門の行政書士として活動を始めたんですが、お客さんに公正証書遺言は公証人が書いてくれるんだから行政書士にお金払うのなんて無駄じゃない?と聞かれて答えられなかったんです……。

こんなことを、以前行政書士の生徒さんに言われたことがあります。

……え?それってまずくない????

ということに気が付けてないのであれば、そもそも行政書士という仕事自体があってないのかもしれません。

行政書士というのは、『本人でもできる書類申請を代行する』のがお仕事ですよね?

本人ができる仕事をなぜ我々がするのか?それのメリットをきちんと説明できないで、仕事が来ると思っているなら大間違いなわけです。

ちなみに、私が開業当初ある行政書士の先輩が、『書類の作成が難しいから無理だ!!!』とお客さんに思わせるのが大事なんだ。そうしないと依頼が来ないからね

なんて、とんでもないこと言ってましたが、これも一理あるんです。

というのも、お客さんが自分でやらない理由というのをしっかりと伝えることができているからです。

信頼集客的には、あんまりいい方法ではないんですが、商品アピールの手段。つまり商品力だけを見るのであれば、その手法も一つの手段になります。

ただ、その人は行政書士の価値は難しい書類を作ってくれる人という単調な価値しか与えられていないので、それを永遠に続けることになりますし、その書類がカンタンだということがばれると、行政書士はうそつきだということになり、行政書士不要論が出てくるでしょうがね。

そういうウソをつかなくていいように、自分の商品を行政書士は徹底して極めておく必要があります。

私の経験でですが、本当に簡単な手続きをするために、わざわざ他県から私を呼んでくれたお客さんがいました。

本当に簡単なんで、私が何もする必要がない状態で、そのお客さんの横についてその書類の書き方を一緒にゆっくりと説明しながら書きあげたことがあります。

もちろん行政書士がかける書類です。

だから、私がさも難しいように思わせて、お客さんから書類預かって作ることもできたんですが、私は、それでは信頼を落とすと思い、お客さんが自分でかけるから、横に一緒について書き方を教えてあげたんです。

報酬も特に交通費以外もらう気がなかったんですが、

「阿部さんが横にいてくれたよかった。阿部さんからすると簡単な書類かもしれないけど、だまそうとする人もいるし、一緒に書類を確認してくれるだけでも本当にありがたいんだよ。ちゃんと報酬もらっておくれ」

そういわれたときに、私は、頭をハンマーで殴られた気分でした。

そうか。行政書士というのは難しい書類を書くのが仕事ではなく、こういう、依頼者の不安を横に座って一緒に減らしてあげるのが役割なのかもしれないな。

という風に気が付かされたんです。

そういえばこの直前に弁護士さんからも、「阿部さんは弁護士にはなかなかできない依頼人のケアに回ってくれるので、私たちの方が報酬を多くもらうのがちょっと恥ずかしいです」なんてほめてもらったこともあったなと。

そういう気が付きがあったので、私は行政書士の仕事は、「依頼人の不安を減らすお仕事」という明確な答えを持っていました。

だから、公証役場に行くのも同じです。

公証役場に一人で行っても、みんながみんな上手に話せるわけではありませんよね?だから私が事前に話をして、公証役場ってこんなとこですよって緊張をほぐしながら、連れて行ってあげるだけでも依頼人は心が楽なんです。

私は、依頼人と一緒に弁護士事務所も、司法書士事務所も、税理士事務所も、役所もいろんなところに行きました。「不安を軽減するのが仕事」だからです。

そうすると、相手の士業の方も、この行政書士は依頼人を大事にしている人だから信頼出来るぞ!!といった形で友達が増えていったわけです。

実はこれ、この質問をいただいた開業4年目のころは違う答えを言ってました。

開業4年目は私も独立専業行政書士で、ガンガン仕事がきて飽和状態になっていた時期のことです。その時は、法的なメリットを一生懸命並べて説明していたんです。

私はこの大事なことを忘れて、仕事をこなす効率化ばっかり考えるようになってしまっていました。

私は、自分の出している結果に天狗になりかけて、1人ひとりへの丁寧さという最大限の自分の武器を忘れてしまっていたんですね。

そのせいで気が付いたら、こうやって喜んでくれていた依頼人さんの家とだんだん疎遠になり、行政書士を引退するころには関係が途絶えてしまいました。

今思うと、調子に乗って大事なことを忘れたからなんですよね。

ということで、そんな体験をした私だから言います。

自分の役割は何なのか?お客さんにどんな幸せを提供できるのかをしっかり考えてみてください。

自分の価値をしっかり伝えるというのは、行政書士などの先生業にとって最も大事な「商品力」でもあります。それが、私の開業4年目のように、他の行政書士でもいい答えではだめなんです。

そうすれば、いろんな答えが待っているはずです。

あなたに仕事を依頼しなければならない理由。しっかりと答えられるようになってくださいね。

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