食えない行政書士が抜け出せない葛藤!みんなを救いたいから誰も救えない……

こんにちは。信頼集客の伝道師。玄徳庵のこうめいです。

さて、今日は新人行政書士さんにはかなり耳が痛い話になります。ですが、先日もこの状況の行政書士さんにアドバイスさせてもらったので、ぜひ、あなたも同じ状況にはまらないようにちょっとだけお付き合いくださいね。

食えない行政書士ほど、いい人・正義感が強い人・こだわりが強い人が多い

これが現実問題です。

これらの人たちは非常に魅力的な人間なのですが、残念ながら経営者となると食えない状態で終わることが多いんです。その理由は、「みんなを救いたい病」から抜け出せないから

実は士業になって一番初めに乗り越えるべき壁は、私は、「自分の力は、所詮目の前の人を救うので一杯一杯なんだ」ということを自覚することだと思っています。

士業になった人たちは、必死に試験を突破し、一人でも多くの人を救いたいと士業の世界に入ってきた人が多いと思います。

私もそうでしたし、そういう志は大事にしてほしいんです。

でもね。人一人が救えるのって、限られているんですよ。

その現実を受け止めることができずに、私はもっともっとたくさんの人を救えるはずだから、業務も絞らないし、周りの困っている人全員助けたいし、私は常に誇り高い人間でありたい。

そういうプライドが邪魔をしてしまっている人は案外多いんです。

私達は、残念ですがヒーローではありません。

特殊な能力を持った超人でもありません。

ただの努力して成長を重ねてきた一般人なんです。

だから、残念ですが資格を手に入れたからといって超人的に何かが開花することはありません。

そして、実際に業務をやり始めるとわかりますが、人一人が救える人の数はあまりにも少ない。本当に少しの人しか救うことができず、歯がゆくなることもいっぱいだと思います。

でも、それでいいんです。

自分の無能さに気が付き、それを受け止め、その上で自分はどう成長していくのか?そこの価値観を一度作り直さなければ、プロの行政書士になれないんですね。

たとえば、業務を絞るというのはなぜなのか?

それはあなたが世界中の人を救うことはできないので、まずは自分の専門分野で困っている人だけでも救ってあげる。そういう風に考えるためでもあります。

だからよく専門分野といいますが、専門分野じゃなくても、人の属性で絞ってもいいんです。

「柏市の経営者」とか「松戸の子育て世代のお母さん」とか、そういう絞り方でもいいんですね。

大事なのは、自分が救えるのは一握りだからこそ、その一握りの人たちを明確にイメージしておくことにあります。

これは、自分が世界中を救えるヒーローなんだという、経営者が誰しも持ってしまっているある種の傲慢さを捨てないことにはできない作業でもあります。

だからとてもきつい決断だと私はおもいます。

でも、玄徳庵の生徒さんたちには、それをぜひしてほしいなと思っているんですね。

その理由はタイトルにも書いた通り、みんなを救いたい人は一人も救うことができないから。

あなたの勇気。応援してますよ。

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