こんにちは。0から育てる経営者養成塾玄徳庵のこうめいです。
行政書士試験が終わり合格を喜んでいるあなたのもとに、今リアルタイムで危険が迫っています。
合格祝賀会やら、行政書士の先輩たちのなんかよくわからない集まりやら(笑)いろんな情報があなたの周りを今飛び交っていると思います。
この中の多くは、善意で開催されているものなんですが、相手の善意があなたにとってプラスに働くとは限らない。ということは知っておくのが大事です。
ということで、今日は合格祝賀会で出会った人と一緒に仲良くなった結果……。という私の友達の行政書士さんの新人時代の失敗談です。
その行政書士さんは、行政書士試験に受かった当時、お世話になっていた予備校の合格祝賀会に参加したそうです。
私なんかは独学だったので、こういう合格祝賀会とか縁がなかったのでうらやましい限りですが、この合格祝賀会に参加したことでたくさんの同期の知り合いに出会うことができ、気分良く帰ってきたそうです。
その数か月後、祝賀会で知り合った同期の一人から電話がかかってきました。
「○○さん!!同期何人かで集まって一緒に合同事務所作りませんか?」というお誘いで、当時、仕事が振るっていなかったその行政書士さんは、相当悩んだそうです。
でも、家賃も安くなるし、人が増えればお互い助け合えるし、自分も誰かから仕事を紹介してもらえるに違いない。そんな風に考えてOKをして、同期5人ぐらいで一緒に合同事務所を立ち上げることになったんです。
ここまではよかったんです。
でもね。所詮開業したての仕事がない行政書士同士が5人集まっても仕事が増えると思いますか?
本当に合同事務所などで上手くいっている人は、「自分の力だけで稼げる実力が十分にある人同士が組んでいる場合」か、「めっちゃ集客力がある行政書士とめっちゃ実務力のある行政書士という補完し合う関係で組んだ場合」この2つに私は限られると思ってます。
だから、あなたが自分一人で他の人に仕事を回せるくらいの余裕があったり、他の人の仕事をこなせるくらいの実務力があるのであれば合同事務所はいいものになります。
でも、そういうものがない状態で「依存」の関係での合同事務所は最悪な結果になります。
その事務所も1年以上かけて一緒に話をすり合わせて作ったのに、3カ月もたずに解散することになり、組んでいたメンバーさんそれぞれが仲が悪くなってしまったそうです。
その行政書士さんはそのあと誰かを頼ったらだめなんだと、必死に努力して自分一人で生計をたてられるようになったそうですが、他の人たちがどうなったかは私は聞いてないので知りません。
新人時代は心細いので、ついつい誰かと組みたくなります。
でも、それは大きな間違い。
その大きな間違いをしてしまうのが新人時代なんです。
もちろんそれで上手くいっている人もたまにいますが、あなたの場合はあなたと相手の実力をしっかり見極めないと依存の関係でお互いが足を引っ張り合うことになってしまうだけになります。
そういう悲しい関係で苦しまないように、自分一人の力で生きていく強さと覚悟は、一人一人に持ってほしいなと思います。
とはいえ、弱音を吐いたり、不安な心を整える場所も必要です。そんな場所が思い当たらない方は、カウンセラーの資格も持っている私のところに一度相談に来てみてください。
玄徳庵のお試しコンサル(2時間3千円)のサポートでも、あなたの今の不安の原因を本当の意味で解決するサポートさせていただいてますよ