優しすぎは被害を生み出す!女性の愛情派行政書士が経験したお客さんのストーカー化をふせげ

こんにちは。信頼集客の伝道師、玄徳庵の阿部です。

同じ行政書士さんへのコンサルをしていても、その人の性格や生い立ちなどによって、大きくアドバイスのしかたが変わってくるんです。

私は人間を9タイプに分けて判断するようにしています。今日はその中の1つのタイプ『愛情派』タイプの行政書士さんの話をしていこうかなと思います。

阿部さん!!!!実はお客さんが私にストーカーのようなことをするようになってきました。付きまとったりはしないんですが、仕事をしているうちに脅迫をしてくるようになったり、怒鳴りつけてくるようになったり、身の危険を感じてます。どうすればいいでしょうか?

このエピソードは、実際に玄徳庵の生徒さんがパニックになって連絡してきたエピソードで、そのあと2時間ほどかけて、一緒に対処法を考えてのはいい思い出です。

結果として、その時とった対策が吉と出て、お客さんとの問題はトラブルにならず、生徒さんも無事に今でも行政書士として活躍されています。

でも、このエピソード、実は他人事ではないと、皆さん知っておいてほしいんです。

行政書士の中で最もトラブルに巻き込まれやすいのが『愛情派タイプの行政書士』です。うちはこの生徒さんが非常に多いのも特徴で、だいたい一度は、私と、人間関係でのトラブルの相談会を行うことになります。

まぁ、みんなが通ってきた道ですから、自分も成長したんだなと、解決したら一緒に笑って思い出話にしてもらえればと思うんですが、

この愛情タイプの行政書士さんは、とにかくお客さんのために自分を犠牲にしてでも一生懸命仕事をしてくれます。

ところが、これを勘違いする人たちも出てくるんです。

自分の好意があるとか、自分の言うことを何でも聞く人だとか、そういう風に勘違いするおバカさんが現れてくる。それがベテランになればうまくかわせるんですが、新人さんだと相手の悪意が育っていることに気が付かずに、そのまま愛情を注いでしまいます。

実はこのタイプ、新人さんのうちにこういう経験をしておかないと、バッチが飛ぶのも覚悟して、お客さんに尽くしてしまうので、新人さんのうちにこういう人間トラブルを経験しておいてほしいんです。

そうやって、自分は愛情を注ぎすぎてしまうと気が付ければ、ストップを自分でかけられるようになりますからね。

ご本人はつらいでしょうけど、成長するうえで、通らないといけない関門だったりもします。

一方、他のタイプの行政書士なんかは、こういうお客さんを見たら、真っ先に相手が上に出てこようとするのを潰すことができる人も多いので、このようなトラブルを経験している人を見ても、残念ながら理解ができずに、きついことを言ってしまう人もいます。

いや、そうじゃなく、あなたはこの経験を通じて、今まで足りなかった、相手にどこまで愛情を注いでいいのかを勉強することができたので、この失敗をしてよかったんですよ。

といってあげられる人が少ないのが、私は大きな問題点だと思ってますがね。

話は戻して、それではこういうトラブルに巻き込まれないために、愛情派行政書士は、何に気を付ければいいのか?話をしていきますね。

愛情派行政書士は、与えることだけでなく、自分が得ることを覚えてください。

特に、サービスの上限を決めてあげることが重要です。

このサービスはこれはするけどこれはしないと、明確にしておくと、お客さんから必要以上にサービスを求められたり、あるいは、逆に自分がやってあげたくなった時にもストップがかかります。

私みたいな、親分肌タイプの元行政書士なんかは、現役時代、弱い人を守りたいので、やっぱり感情的に動きそうになることもありましたが、同時に『獅子の子落としじゃい!!!』という冷静さも持っているので、案外暴走しないで済むんですが、それでも、情に流されないように上限を決めてました。

過剰サービスは、非常に、お客さんを幸せにするような気にはなるんですが、それが度を超えると、お客さんはなぜか逆恨みをするように人間て面白いインプットのされ方をされているんです。

変なの……。

と思っても、それが、真実だからどうしようもないんですけどね。

これ、過剰サポートを受けているお客さんが、申し訳ないという気持ちを持つようになり、それが度を超えると不安になってきて、罪悪感を感じ、その罪悪感を消し去るために、攻撃してくるようになるそうなんですよ。

だから、温厚だったお客さんが過剰サービスで、豹変することがあるんです。

人間は本当に不可解な生き物ですが、それを知っていれば、対処の仕方はありますよね?

ということで、しっかりと自分はどこまでやって、どこまで以上はできないと明確に相手にも自分にも伝えて、トラブルにならないようにしましょうね。

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