知ってますか?セミナーだけで力がつく人は、1割程度といわれているんです!

こんにちは。無理せず起業塾、塾長の阿部です。

アメブロや色んなところを見ていても、セミナーが毎日のように開催されているかと思います。

そんな中から、いいセミナーを選ぶって中々難しいと思うんです。

中にはひよこ狩りなんて言葉もあって、同業者が同業者初心者から、お金を巻き上げるために開催しているセミナーなんていうのもあったりするそうです。

商売は、信頼第一なのにそういうことをやってメリットなんてなんもないのになぁ~。

ということで、セミナー参加のときに知っておかなければならない大事な法則をお話しておきますよ!

■単発のセミナーだけで変化が起こる割合は1割!で優秀な講師

ところで、ここからは、セミナー主催者の不都合な真実ですが、実は、セミナー講師の常識というか、一般論としてよく言われているのは、単発セミナー参加だけで、結果が出る人はほぼいないということ。

実際、効果が出やすいといわれる上手な講師でも参加者さんの1割が結果が出せれば、すごい!といわれるレベルです。

ここを知って置いてください。

優秀な先生ですら参加者さんの1割程度しか、セミナーだけでは、結果を出せないという事実。

私が、セミナーのあとに、必ず、1ヶ月のアフターケアーなどを入れるのは、一人でも多くの人に、セミナーで学んだことを実践してもらうためなのですが、それでも、手ごたえ3割。

さらに授業も少人数にして、最低でも5割を超えるように私はセミナーを工夫しています。

全員が!!といいたいところですが、やはりそこまでは、中々到達しません。もちろん、全員を目指しているからこそ5割という数字を到達できると思っているんですがね。

だから、正直なことを言うと、『単発セミナーだけに出て何かが変わる』ということは、あまり期待をしてはいけない。

そこを最初に知っておかないと、いつまでも、いいセミナーという名の幻想を探し続けることになります。

■では、セミナーは何のために参加するの?

それなら、セミナーに参加する理由って、なんなんだろう?

効果が出ない人が多いのであれば、参加する必要ないじゃないか?と思うかもしれませんが、それはちょっと違うんですね。

もともと、セミナーの目的を勘違いされている方が多いのですが、セミナーはまず、2種類あります。1回きりの単発セミナーと何回か継続して行う継続セミナー。

継続セミナーは、単発に比べて成果が出やすくなります。

これは、何度も話を聞くことで、行動するリズムも作れますし、講師のほうも、参加者さんの性格や問題点に気がつきやすくなるので、アドバイスが的確になるんですね。

一方、単発型のセミナーですね。こちらの方は、参加者さんとも初顔合わせ。参加者さんが何で悩んでいるのかも講師には見えにくいです。

そうなると、話すことも、一般論になるので、その一般論を聞いて自分に当てはめて何を実践すればいいのか?それがイメージできる人しか結果が出ないんです。

そして、これには、経験値が必要になるので初心者の人や、経験不足の人には、なかなかハードルの高い条件になってしまうんです。

では、セミナーは何のために参加するかというと、

  1. 講師と仲良くなるために参加する
  2. 参加者さんとの人脈を広げるために参加する
  3. 自分である程度勉強して最終確認のために参加する
  4. 自分が欲しい知識をピンポイントで得るために参加
  5. 講師の体験談を聞き、細かな知識ではなく全体像をつかむために参加

特に、人脈作りの意識で参加するというのは、結構大事で、講師と仲良く慣れれば、セミナーでは聞けない話しなども聞き出せたりするので。

上手な講師ほど、講師はきちんとした知識を教えたいんですけど、皆さん側の状況がわからないと、的確な情報を出せないので、何を話していいのか?授業中に手探りで探ってます。

そんなときに、講師に話しかけて相談してくれる人は、ありがたい存在なんですね。

■効果の出やすいセミナーの参加方法は?

では、ちょっとでもセミナーで効果を挙げるためにどのような受講の仕方をすればいいのでしょうか?

まず、絶対に結果が出ないのは、『受身』で、セミナー講師に何とかしてもらおうと思って参加している人は、結果は絶対出ません。

自分で奪い取ってやるくらいの意気込みないとダメです。

あとは、こんなところかなと思います。

  1. 交流会に必ず参加する
  2. 休み時間に講師や参加者さんと情報交換をする
  3. これだ!と思ったセミナーは1回ではなく、何度か参加する
  4. 欲張らずに1度のセミナーで最低1つテクニックをマスターすることを目標にする
  5. アフターケアーは積極的に利用する
  6. 必ず、セミナーで学んだことを実践する

こんなところをキチンと意識して、行動すれば、だいぶ成果が変わるはずですよ。

■成果の出やすいセミナーは?

では、最後にセミナーの選び方についてです。

成果の出やすいセミナーも、いくつか特徴がありますが、特に、講師の心構えに注目をしてください。

ちょっと今回は細かく行きますよ

■講師が片手までセミナーをやっていない

講師の中でも、本気で人を育てようとしている人と、片手までやっている人というのがいます。

とくに、同業者が主催する講座などは注意が必要で、『自分がうまくいっていないのに、さもうまくいっているように見せて講座を開いていいる人』もいます。

もちろん、それで、参加者さんが結果が出ているのならいいのですが、参加者さんも結果が出ないという状態をやっている人もいるわけです。

こういうのは参加しちゃダメです。

さらに、同業者だと、どうしても自分のライバルを増やすことになるので、大事な情報を出さない人が多い。

そういうセミナーに出てしまうと表面上の薄い話だけで、本当に大事な情報が得られない。

それこそ、無駄金になってしまうんですね。

こういうセミナーを選ばないために、セミナーに本気で取り組んでいる講師を探すのが大事になります。

■アフターケアーなど1回ではなく、継続して講師と接触する機会がある

本気で参加者さんに結果を出したい人は、アフターケアーのサービスがあることが多いです。

一方、そうではない人は、セミナー後もう一度会うことを嫌がる傾向があります。

これは、いろいろと突っ込みを入れられたり、質問をされると答えられないので、生徒さんを避ける必要があるからというのが多いです。

また、生徒さん同士の横のつながりを嫌がる傾向もあります。

実際、コンサルの詐欺で捕まった方などは、生徒さん同志の交流を禁止していたりしたそうです。

これも、悪い噂が生徒さん同士で繋がってしまうことを避けているので、自分に自身がない場合にやってしまいやすい傾向があると思います。

まぁ、このあたりは、判断材料としては、かなり重要かなと思います。

■1万円以下のセミナーは、地雷確率が高い

はっきりいいますが、講師も人間です。

ということは、高い報酬をいただけるときは、やる気も出ますが、安い報酬しかもらえないときは、やる気も減ってしまう。それが人間としての本音。

そして、セミナーですが、『1万円以下のセミナー』は利益が出ません

いや、多少は出ますが、労力などを考えるとかなりの赤字なんですね。

ということは、そのセミナー講師のモチベーションは、どうしても下がりやすい傾向があります。

皆さんも、タダで話して!といわれたら、ちょっとやる気なくなりませんか?

それは、講師も同じ。ということは、講師がキチンと利益を出せるような価格設定。最低でも1万円以上の設定でないと、質が悪いことが多いんです。

もちろん例外はありますがね。

ただ、安いセミナーは、参加者さんも冷やかしの人が増えるので、授業をやっていても、雰囲気が悪くなったりすることもあります。

セミナー参加者さんにとって、受講生仲間の雰囲気というのも知識が身につくか?の大事な条件になりますので、そこも忘れないでくださいね。

■バック商品を売るだけのためのセミナーに参加しない

これも、先ほどの料金設定に関係するのですが、『安いセミナーが地雷の可能性が高い』のは、いわゆる巻きえさのセミナーの可能性が高いから

これは、別のブログでも話しますが、商品には、『入り口商品(撒きえさの役割の商品)』→『本物の商品』→『ボーナス商品』という3種類に分かれます。

その中で、セミナーが『入り口商品』だった場合、妙に安いセミナーだと、『本物の商品』を売るために開催していることが多いです。

そして、このときに、きちんといい授業をして満足してもらって他の商品も買ってもらおうという講師と、『情報を隠して他の商品を買わないとわからないようにしてやろう』という考え方の人に分かれます。

問題は、この後半の人のタイプ

実は案外多くって、そういう場合は、セミナーの質でクレームが出ないようにセミナーを安くしているケースが多いんです。

やっぱり、安いって怖いんですよ

■数字を異様に強調するセミナーには参加しない

数字を異様に強調するセミナーは、個人的に危ない気がしています。

もちろん例外はあるのですが、『数字の操作ほど簡単なもの』はありません

私は、塾業界にいたので、特に知っていますが、数字を上手に使っている学習塾は多く、例えば、授業に参加してないのに、オリジナルの模試を開催してそこだけに参加した生徒の合格実績を上乗せしたり。

あるいは、成績の悪い子を退塾させて合格実績を上げたり、あるいは、成績のいい子に複数の難関学校を受験させて合格実績をかさまししたり。

やろうと思えば、色んな方法があるんです。まぁ、やっているかどうかは、しりませんが(笑)

ところが、数字を盲目的に信じ込む人は案外多いです。

数字は、いくらでも操作ができる。だからこそ、数字だけを異様に強調している人はかなり気をつける必要性があります。

■自分のレベルに合ったセミナーに参加する

5割から7割の内容が最初からわかっているセミナーでないと、結果は出ないといわれています。

というのも、理解が出来ないんですね。どんなすごいテクニックも。

例えば小学生がいきなり東大コースの授業に参加しても、ちんぷんかんぷんです。それと同じようなもの。

段階というのがどうしても大事なんですね。

背伸びしすぎずに、じっくり初歩から学ぶのも大事なんです。そして、それが早道ですよ

■失敗談を話せるくらいの講師を選ぶ

成功にたまたまはあっても負けた原因にたまたまはない。

そんな言葉がありますが、実際に、成功談は、たぶんに運が関係してきます。

ですので、単純にマネをしても、それがあなたの役に立つとは限らないわけです。

一方、失敗から乗り越える方法などは誰もが実践できます。

そして、自分に自信のある人しか、失敗談は話せないので、失敗談を話せる講師というのは、本当に皆さんのためを考えてくれる講師が多いです。

だって、下手すると、信頼を無くす可能性のある情報をあえて開示するということは、それだけ、皆さんに結果を出して欲しいと願っているからなんですね。

ということで、講師の立場から、セミナーの受講方法や選び方について話をさせて頂きました。

実は、これらの話は、私が、講師陣にもお願いしているポイントでもあるんですね。

私は、無理せずというこの教育機関で皆さんに情報提供をしています。

片手間が嫌なので、行政書士の仕事をやめてまで、皆さんに情報提供をしているんですね。

だからこそ、私は、どこのコンサルや、起業塾よりも、本気で人育てと向き合っている自信はあります。

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