こんにちは。無理せず起業塾、塾長の阿部です。
さて、Twitterの方で質問をいただきましたので、そちらにブログで答えていきますよ^^
20代前半で行政書士として起業するのはどう思われますか?
行政書士で起業するか、資格だけとって他の形で生かすかで迷っています。
(フォロワーさん)
さて、この質問ですが、ちょっと長くなるので、ブログで答えさせて頂いたんですが、これは、2つの目線で考える必要があります。
行政書士として成功できるか?は、1日でも早く経験を始めることにポイントがある
行政書士は、一般の業界とは違った特殊な業界の癖があります。
例えば、書類の作成の知識1つとってもそうですが、法律の知識だけでは対応できない事例がたくさんあります。
自分が業務をやっていたら、ピンポイントで、役所のルールが変わった!!!なんてこともあるんです。
法律の知識だけで対応できないこの現実という世界。
それに対応する力をつけるためにも、1日でも早く、1つでも多くの行政書士としての経験が必要です。
さらに、行政書士になるということは、経営者になるということ。
経営の勉強は、かなり大変で、こちらもたくさんの失敗を繰り返しながら、学んでいく経験が大事です。
例えば、どこにいくらかければいいのか?
どんなことに時間をかければいいのか?
そういうことすらわからない状態ですから、まず慣れるまでに、私は最低1年はかかると思っています。
そうやって考えると、年齢を重ねて、ある程度過程を持ったりしてしまってからだと、リスクは増える一方です。
ただし、社会人経験の少ない行政書士は常識不足としてお客さんに嫌われる
さて、では即、起業するのが正しいのかというと、20代前半というのが、少しネックになります。
私の起業が26才ですから、20代後半入りたてでしたので、社会人経験は3年程度はありました。
それでも、
- 名刺の渡し方がわからない
- 領収書の切り方がわからない
- 印紙の使い方がわからない
- 郵便小為替ってなんだ?
といったように、本当に何もわからない・・・。しかも、お客さんとの接客の仕方がわからなかったり、マナーがわからなかったり、いろいろな苦労をしました。
私は、塾講師だったので、こうでしたが、あなたが営業職なら、名刺交換なんかは、会社で叩き込んでもらえますよね?
そういうスキルを教えてもらえるのが会社という場所でもあります。
さらに、会社員時代の経験談が、ビジネストークで役に立つこともあります。
さらに生徒さんを見ていると、前職での体験ほど、行政書士にとっては、差別化の大きな武器になります。
行政書士業務自身での差別化は難しいですが、前職とあわせて考えることで、唯一無地の存在になることが出来るんです。
そうなったら、お客さんからも、同業者からも信頼されます。
両方の課題を解決させる方法は1つ!
ということで、長くなりましたが、これらの両方の課題を解決させる方法は、1つです。
それは、副業起業です。
副業のやつはダメだという人がいますが、それは、ハングリー精神にかけてしまって、頑張りきれない人が多いからです。
リスク・社会人経験など色んなことを考えると、副業開業ほど、メリットの多い状況はありません。
もしかすると、勤め先の同僚や上司から仕事が来ることもありますしね。
廃業するリスクを減らすのは、とにかく経験値をつむことにあります。
その経験を、会社でつみ、副業でつみ、そうやって準備を淡々と整えるんですね。
ちなみに、1つだけ条件を整えると、『いついつまでに独立する』という目標は設定しておくといいです。
それがないと、つい甘えちゃって、だらだら副業を続けてしまって経験値がつめませんので、この力をいついつまでにつける!こう決めて、どんどん経験をつみ、勉強をしていく。
これを副業という状況で、続けていくのがベストかなとおもいますよ。
実際に行政書士をしながら具体的な質問をしたい方は、コンサルがお勧めです。
ちなみに、行政書士としての経験や知識をGETしたい方は、無理せずの授業を受講されてくださいね。
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