起業してから今の自分はどこまで成長したの?成長の段階を知りたい…

こんにちは。無理せず起業塾、お坊さん行政書士の阿部です。

起業塾をやっていると、やはり自分を見失ってしまうことが生徒さんにはよくあるようです。

ところで、私はこの質問に関しては、結構厳しく返事を返します。

というのも、この質問をしている人はいつまでも、スタートラインから前に進めていない人だからなんですね。

起業塾に入ったばかりで、自分が何をすればいいのか?考える力が無い状態の人は、最初は不安なのでこれを聞きます。

それは問題ありません。

でも、この質問を皆さんすぐにしなくなるんです。

それは、実際起業して、お客さんのタメに、自分のタメに、自分の家族タメに必死に走り回るようになるので、こんな質問をする必要がなくなるわけです。

ところが、今までの経験則上、この質問をしている状態のときは、『自分に自信がないから』『起業への覚悟がないから』

その言い訳として、わたしのアドバイスを使おうとしている!そうやって、いつまでも、ダラダラさせてしまった経験があるから、私は、今はかなり厳しくいいます。

実際、無理せずの初期の頃、私がコンサルを始める前に、よく足を運んでくれていた方の中にも、この同じ質問を何年も繰り返し、最近聞いた話でも、また同じことを聞いていたみたいです……。

うーん。気がつかせてあげれなかった、わたしの実力不足を痛感します。

同じ思いを私はしたくないので、させたくないので、そこは厳しくいいます。

さて、その上で、最初の段階の方のタメに、私が考える段階を、あえて伝えますね。

ですが、最初に言ったとおり、起業は、段階なんて考えている暇なく、バー!と色んなものが押し寄せてくるので、実際やり始めると、こんなことを考えてられませんので、あくまでも、参考程度ですよ。

1、まずは、強く起業を志す

まずは、起業をしたいという事を強く決めてください。

起業をしたいといっている人にも段階があって、『起業ごっこ』をしたいという人。『起業を目指している自分に酔っている』という人がいます。

この2つの人は、どちらも結果が出ませんので、この段階で起業しても失敗することがほぼ決まっています。

2、起業家として生きていく覚悟と自覚を持つ

さらに強い意思を持ってください。

私は起業家として、例えば資格起業家なら、『行政書士として生き抜いていくんだ』という強い意思を持ってください。

ただ、注意点は、資格や職種にこだわるのはやめてください。

それをきっかけに、起業家、経営者として生きていくんだと覚悟と、その責任を自分がすべて取るんだと自覚を持ってください。

これのない人の言葉は、上滑りのきれいごとだけなので、テクニックがあっても、人はついてきません

3、誰を助けたいかをしっかりと決めて、その人たちのために全力で努力する

自分がきちんと起業家として、生きていく覚悟が出来たら今度は、誰を救うかを決めてください。

私は自分が稼げればいいんです。という人は、短期的に結果が出ても、結局長続きせずに、潰れていきます。

こういう人を救いたいな~。

こういう人をこうしたいな~。

離婚の商品を扱うなら、『離婚をしようとしている夫婦を救う』『女性の離婚後の苦労を減らす』『シングルマザーの子育てを楽にする』『シングルファザーと娘の関係を円満にする』

これくらい細かくは、決めてください。

その上で、その人たちを、幸せにするために、自分はどんな努力をすればいいのか?考えて、学んだり情報収集をしましょう。

4、助けたい人に、何をすると喜んでもらえるか?を考えて商品を作る

商品を作りましょう。

最初から完璧な商品を作ろうとする人がいますが、最初の商品は、お客さんの反応を見るためのものですので、取りあえず作ってみましょう。

その上で、反応を見て、作り変えていけばいいわけです。

5、助けたい人を救うために、その人達に1人でも多く自分を知ってもらう努力をする

商品が出来たら、今度は知ってもらうための努力をしましょう。

ココで始めて、HPやブログ、名刺などの知識が生きてくることになります。

集客ばかり注目されがちですが、まずはこの前の段階が出来てなければ、どう頑張っても集客なんてできません。

6、サービスを提供、情報を収集しながら、より喜んでもらえる商品にグレードアップする!

商品を一度作って、そのまま結果が出る人なんてほとんどいません。

10回作って、1回ヒットすればいいのが商売の世界。ですので、お客さんの反応を見ながら、徐々に変えていくのが大事です。

私も、相続→会社設立→セミナー講師→コンサルタント→起業塾と商品を変更していってます。

これは、わたしのお客さん達の意見を聞いて、アレンジして言った結果なんですね。

私みたいに、行政書士で起業したのに、行政書士ではなくなってしまった(笑)なんてこともザラにあります。

7、自分ひとりでは、支えきれない。あるいは、志を広げきれないので、人を雇う。または、仲間を作る。

さて、ある程度起動に仕事が載ってきたら、早い段階で、仲間作りや人を雇う準備を始めましょう。

本当に人はなかなか育ちません。

そして、優秀な人は、早めに持っていかれてしまう。

私も起業塾で、今外注で講師をやっとっていますが、正規に人を雇えるように、資金の勉強や、その上で、実力のある人に今のうちから目をつけておこうと、実はセミナー活動をしているという狙いもあります。

8、自分の後継者を育てる

これは、起業してしばらくたってからですが、とにかく最終的には、経営者は、自分が動かなくっても、会社が回るようにしないといずれ無理が来ます。

どんどん人に任せるようにする。

そういうことが出来るように、信頼できる後継者が必要です。

会社が30年たつと潰れることが多いのは、この後継者を育てることが出来なかったからなんですね。


こんな流れでしょうか?

あくまでも、わたしの感覚で、同時進行や、順序が入れ替わることも多いです。

ですが、こういう大きな流れを頭に入れておくと、迷子になることがなくなるかもしれません。

ただ、最後まで言いますが、とにかく。1~3の最初の覚悟がない人は、どんなにテクニックを磨いても、結果が出ません。

テクニックを鍛えていけば、覚悟も出来るかな~。と思って、最初の頃は、起業塾をやっていましたが、5年たった今、『それはない』ことを確信しました。

だから、まずは、覚悟を決めてください。

覚悟がある人って、3ヶ月~半年くらいで結果出す人多いんですよね~。

あなたが、お客さんに選ばれていないのは、それが原因の可能性大ですよ!!

 

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