こんにちは。無理せず起業塾、塾長の阿部です。
さて、起業するということは常にお金に関しては意識を持たなければなりません。
ところが、税理士さんに聞いても、起業家の多くが、『お金に無頓着で、自分が稼げていないことに気が付けていない』なんて現実があります。
そんな経営者にならないために、どのようなお金の心構えが必要か?
ひとつずつ見ていきますよ。
Q4、資本金はいくら用意した方がいいの?
さて、資本金に関してですが、実はこれも職種によって大きく変わります。
仕入れが必要な職種であれば、運転資金がかなり必要になりますし、逆に、行政書士のような士業だと、自分の知識を売る仕事なので仕入れというのがあまり必要ではありません。
そういう状況であれば、資本金は少なくても済むんですね。
さて、ここで、資本に関してですが、個人事業主としてやっていくとしても、最低限事業用に100万円はほしいところです。
本当にお金は一瞬で消えていきますが、なかなか入ってくるまでには時間がかかります。
安定して入り始めるころには、出費も抑えられ、適正な状態になるんですが、そこまでに時間がかかるのは、仕方ないことなんですね。
ただ、よく言われる6か月分お金が入ってこなくても生きていけるくらいという話は、あまりあてにならない面もあります。
お金があればあるで、実は、安心して怠けてしまう人も多いんです。
ここのさじ加減が、性格によるので、難しいところなんですよね。
ということで、次の質問です。
Q5、事業用のカードは開業前に作った方がいいですか?
答えは、YESですね。
というのも開業すると、しばらくは信頼がなくなるので、カードの申請やらいろんな面で、不利益が出る場合があります。
たとえば、前年度の確定申告の書類提出してとかね。そうなると、いろいろめんどくさい。
それならば先に、カードを作った方がいいです。
特に、ネットで仕事をする場合は、JCBカードよりも、海外でも使えるカードの方がいいです。たとえば、SkypeやZOOMなどは海外の会社ですし、他にも海外の会社というのはたくさんあり、それを使うと、仕事が便利になることも多々あります。
ですので、海外でも使えるカードがいいかなと個人的には思うんですね。
ちなみに、カードですが、できれば事業用と個人用は分けてください。そうすることで、確定申告の時などは非常に楽になりますよ。
Q6、事業用と個人用通帳は分けた方がいいの?
これも答えはYESですね。
というのも、個人用と事業用を一緒にしてしまうと、これまた確定申告が大変だから。
自分のお金の出入りは一発で分かるようにしておいた方が、確定申告の時も、それに税務署に声をかけられた時も、シンプルに解決しやすいですよね。
さらに言うと、事業用を分けておかないと、自分の今持っている財産とお金が混ざるので、収入が分かりにくくなります。
そして、収入が分かりにくい状態になると、自分がどれだけ稼げているのかわからない状況になり、そして、実際に稼げていないのに、稼げていると勘違いして、大変な目に会うことになります。
それに、できれば、屋号が入っている通帳にしておくとお金を払う側も、安心できますよね?
ということで、皆さんも、事業用の通帳と、事業用のカードを用意するようにしてくださいね。
それでは、今日はこんなところで!
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