こんにちは。無理せず起業塾、塾長の阿部です。
私が無理せずをスタートしたときに、一度管原さんとけんかしたことがあります。
うん。悪かったのは、実は私(笑)
というのも、あまりにも最初見込んでいた仕事よりもハードすぎて、報酬分けの変更の交渉をしたんですね。
ところがここで、2人の性格の差が出たんです。
見積書をきちんと出して、その金額通りに動く管原さん。ポリシーがしっかりしていて、その代り見積書はかなり考え込んで作ってあります。
赤字になっても、自分の見積もりが甘かったということで、その赤字を請け負う覚悟がある見積書の出し方です。
一方私は、見積もりが一定ラインでアバウトになっていました。
この金額が基本金。そして、最上限で今金額以上は絶対に請求しません。というスタンスで、ある程度予想外のことが起こっても対応できるように、お客さんに説明して、納得してもらってました。
そこで、無理せずの報酬わけですが、私は、やりながら、適正金額にしていくという考え方があったわけです。
一方管原さんは、最初の提示で、きっちり決めてしまいたかったわけです。
そこで、ガチンコの戦いが起こったんですが(笑)今でこそ笑い話ですが、結構大きな戦いになりかけた喧嘩でした。
まぁ、何年かに一度、やってるんですが(笑)
さて、ところで実はこの報酬の決め方というのが難しいんです。
私たちは、最初から、比較的高額に設定して、その分サービスを充実させて、満足してもらうというポリシーがあります。
価格にプライドを込めているんですね。だから、お客さんの仕事をすると、基本は黒字になりました。
ところが、やはり、ときおり見込みを間違ってしまうと、これ大変なことになる。
うげー!!!という状態になる。
仕事量半端じゃないのに、お金入ってこないじゃん。みたいになる。
私実は、行政書士ではこれやらかさなかったんですが、無理せずの初期にこれをやらかして、自分の事務所ごと、潰れそうになったことがありました。
あの時は、恐怖でしたよ本当に。
あの時の敗因は、行政書士事務所の収入があるので、それに甘えて、無理せずの収益の見込みが甘かった。
だから、無理せずの人気がどんどん出て、爆発的になった時に、仕事が回らなくなってしまったんです。
利益の出ない商品を売り続けているわけですから、まぁ、経営は傾きますよね。
ほぼ、慈善事業みたいになりかけて、慌てて、立て直しをしたんです。
そのおかげで、今こうやって、何とかやれているわけですがね。
恐らく、行政書士でも、同じことをやる人は多いと思います。というのも、お金の感覚が、まだ経営者ではなく、会社員のままの人が多いから。
会社員のままだと、働いた分だけお金を頂くなんて考えるので、そうすると、勉強時間や事務所の維持費などは、足りなくなります。
そうなると、仕事を受ければ受けるほど、赤字になる恐怖が始まります。
そんなことを避けるために、お金の勉強をきちんとしてくださいね。と、私が授業で口酸っぱく言うのは、そういう経験があるからなんですね。
あなたの価格設定は大丈夫ですか?
ちなみに、無理せず開業行政書士講座では、価格の決め方も授業でやりますよ
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