勢いだけでコンサルを選ばない!3つのタイプのコンサルをしっかり選ぶ

こんにちは。和尚さんと学ぶギバーのための経営塾!玄徳庵のこうめいです。

さて、こんな質問が来たので、ちょっと話をしていきましょうか^^

生徒さん
生徒さん

じつは、玄徳庵と他のコンサルさんで入塾を悩んでいるのですが、阿部さんに聞くのも変なんですが、コンサルさんを選ぶうえで大事なポイントって教えてもらえませんか?

はい。私が一番です!!!!

…なんてことは言いません(笑)実はこのコンサルというか、メンターというか、経営の参謀役を選ぶときに知っておいてほしいことがあります。

それが、コンサルは、その会社さんによって全然してもらえることが違うということです。

まず、私はコンサルは大まかに3種類のコンサルがいると思っています。

  • 従順型タイプのコンサル
  • 主導権型タイプのコンサル
  • 教育型タイプのコンサル

この中で玄徳庵は最後の教育型タイプのコンサルになるのですが、教育型には教育型の大きな弱点があります。そして当然、他のタイプに負けない長所もあるので、ぜひ、ここは知っておいていただけるとうれしいなと思います。

それでは、各タイプの紹介と、それぞれの長所メリットを今日は話しますね。

従順型タイプのコンサル

いま、世の中に一番多いのがこの従順型コンサルです。どんなコンサルかというと、社長さんたちの指示を素直に聞き、素直に指示通りのことを実行するコンサルです。

これは、HP系のコンサルさんや集客に関するコンサルタントさんに多いイメージで、その会社の売上を上げるよりも、社長さんの思っている頭の中身を実現することに全力を注いでいるコンサルさんです。

一見、役に立たないコンサルさんのように見えますが、ワンマンタイプの経営者さんの場合は、変にコンサルに波風を立てて会社がゴタゴタするよりも、社内で決めたことを実現するために困った部分だけ補助してくれるお助けマン的な役割として、労力負担を減らすという役割を担っています。

たとえば、HPのデザインを定期的に変えてもらうとか、そういう役割を担ってもらい、自分たちは本業に専念するという形になります。

自分たちで進むべき道が決まっていて、問題解決もしっかりできる。そんな実力のある会社さんにはいいかもしれません。

主導権型タイプのコンサル

このコンサルは、あなたの会社をよくしてくれるために誰よりも走り回り提案してくれるコンサルです。

ただし、自分の主張を押し通す癖がある人が多いため、ときに、会社の社員さんたちが、受け身になってしまい、自分たちでビジネスを考えられない会社が出来上がる可能性があります。

このコンサルさんは、自分が成功しているコンサルさんに多く、自分のビジネススタイルをドンドンその会社に実行させて成功スタイルを作り上げてくれます。

その一方、自分についてこれない経営者さんには、「根性がないやつ」というレッテルを貼ってしまう人もいたりと、賛否両論に分かれやすいコンサルさんです。

ただ、実力は折り紙付きなので、たとえば、会社の新しい部門を任せたいなどというときには、すごく活躍してくれますが、すべてを任せると、このコンサルさんに支配される指示待ち会社になってしまう恐れもあるので要注意です。

教育型タイプのコンサル

これは玄徳庵がこれなんですが、先ほど紹介した、「従順タイプ」と「主導権タイプ」の中間というイメージを持ってもらえればと思います。

特徴としては、「経営者や従業員が自分がいなくても会社をうまく回せるように指導する」をもっとうとしているコンサルで、主導権タイプとの違いは、ゴール地点がコンサルがいないと回らないか?コンサルがいても回るか?の違いになります。

このタイプは実は少なく、その理由は経営者さんが育ってしまうと、このタイプは顧問契約を切られてしまう可能性が高く、またノウハウも取られてしまうので、よほどしっかりと戦略を練らないと自分の会社を潰されてしまうからです。

主導権タイプのようなカリスマ性はなく、経営者によっては、『何もしてくれない』という風に勘違いする人も出てきてしまうコンサルで、『早く答えを教えて!!』というタイプの経営者には向かないコンサルです。

また、成長を促すために答えをすぐに与えないので、成長にどうしても時間がかかりますが、その反面、他の2タイプよりも自力の高い経営者がたくさん育つ傾向があります。

3タイプのどれがいいのか?は、あなたの状況によって変わってくる

それでは、これらのコンサルのうちどのコンサルを選ぶといいのか?なんですが、私は、これはあなた自身の性格と状況によると考えています。

たとえば、一番最初は『教育タイプ』が断然おすすめおすすめです。

というのも、最初のころに、自分の人間力や経営者としての基礎を固めないと、テクニックだけで駆け上がっても成長限界がすぐに来てしまうからです。

小学1年生に、中学3年生のテクニックを教えて、私の言うとおりについてこい。といってまねさせても、その先生がいなくなったら、実行できないのと同じですね。

だから、最初は、自分の力で生きていける経営者になるための学びや訓練が必要になるんです。

その上で、自分がしっかりと自力で生計を立て、会社の方針もある程度しっかり固まっているのであれば、『従順タイプ』か『主導権タイプ』に分かれます。

先ほども言ったように、主導権タイプのコンサルを呼ぶということは、経営者がもう一人増えるのと同じような状態になります。

だから、すでに一つ事業が出来上がっていて、新たに事業を始めたいんだけど、その陣頭指揮をとってくれないかい?というのは主導権タイプがバッチりです。どちらかというと、丸投げしたいときですね。

その一方で、すでにしっかりスタイルが固まって、今新たに何かを始めるつもりはないが、いざというときのために苦手分野を補いたいときは、『従順タイプ』のコンサルがいいでしょう。

このような形で、あなたが今どの段階なのかによって答えは変わってしまいます。

私も、たまに法人さんサポートなどをさせていただくことがありますが、そういう時は、『社員の育成』や『新しい事業を立ち上げるときの補佐役』や『業績の悪い部署の立て直し』といった表に出るのではなく、横で人材を育てるサポートをすることが多いです。

丸投げで全部やってくれといわれると、それは無理ですよ。とお断りしています。

これは、私が『教育型』だからですね。

その一方、丸投げサポートを期待していた社長さんからは、もっとドンドン主体的に来てよ。と、怒られたこともありますが、これは、経営者さんが『主導権タイプ』を求めていたからですね。

こういうちぐはぐが生じると、お互いが不幸になります。

だから、初回のコンサルで、私は経営者さんの話を聞いて、そのあたりの勘違いがないかを確認するようにしています。

私が実力を発揮するのは、『人育てのリーダーシップ』であり、『みんなをぐいぐい引っ張っていくリーダーシップ』ではないので、そのあたりのすり合わせは、すごく重要なんですね。

ということで、参考になりましたでしょうか?

あなたの環境に合わせて、玄徳庵がお役に立てれば幸いです。

ということで今日はここまで。

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