あなたの苦手なあの人がなぜ怒ってばかりいるのか?の答えがわかります

こんにちは。ギバー型経営者のためのカルチャースクール!どっしり塾の『エニアグラム超基礎講座』担当講師のこうめいです。

エニアグラム講座が令和6年の7月から正式に開始されましたが、皆さんそもそもエニアグラムって何だろう?という人の方が多いと思うんですがどうですか?

ということで、今日は『エニアグラム講座』担当講師のこうめいが実際に体験したエニアグラムを勉強しててよかったな~。という話をしてみようかなと思います。

さて、エニアグラムのメリットは本来知識がないと分かり合えなかった別タイプの人の価値観を可視化することができるようになる点にあります。

カンタンにいうと、「○○さんって誰々みたいな性格だよね」「ああ!わかる~!!」みたいな会話したことありませんか?

例えばあなたが苦手な上司に新人の子が似ていたら、同じようなタイプで苦手なんだよね。とかいうやつです。

そう。実はあなたも、そして私もですがエニアグラムを使わなくても何となく人をカテゴリー分けして、なんとなくこういう人間なんじゃないかなって推測を立てて日ごろから無意識に人間関係を作っていたりするんですよ。

でもそれは、あなたの経験則から作られただけのものなのであまりにも大雑把な判断になりやすく、相手の人のタイプを勝手に思い込んでレッテルを貼ってしまい、あの人は苦手!!って、勝手に人間関係をシャットアウトしてしまっている。ってだけかもなんです。

ところがここにエニアグラムの知識が入ると、勘ではなく幾つかの情報をもとに判断できるようになるので「むやみに人を嫌う」必要性がなくなってくるんですよ。

これ非常に大きなポイントで、人見知りで人間関係を作るのが苦手なんて人が最近増えてますが、こういうエニアグラムの知識があるだけでもその苦手意識を変えるきっかけになるものと私は考えています。

では実際に一つ事例を話しましょう。

コンサルとしてある会社さんの相談に乗るお仕事をしていました。ある時にお客さんから電話がかかってきて、「自分の会社の番頭さんが突然怒り出して会社を辞めるって言ってるんだけどどうすればいい!?」と緊急相談が入りました。

私もその番頭さんを知っていて、その人はすごくいい人で、社長や社員さんのために率先してサポートをしてくれる皆に慕われている人でした。

さて、何が原因なんだろう??と思って社長の話を聞いていると、会社のとある行事を開催することになっときに番頭さんを挟まずにほかのメンバーさんだけにその行事を仕切らせようとした。ことが判明しました。

これは、タイプ2の献身家タイプの番頭さんが社長の番頭さんに相談しなかった行動を「自分は必要とされてないんだ」と間違った風にメッセージを読み取ってしまったんだ。と気がつき、その勘違いを払拭し、改めてその行事にサポート役としてかかわってもらった方がいい。

というアドバイスをさせてもらったんですよね。

結果その番頭さんの誤解は解け、また会社一丸となってお仕事に取り組まれるようになった。という事例があります。

また、違う会社さんですが、その会社さんはタイプ3の達成する人タイプの経営者さんの会社でした。その方の従業員さんが突然会社を辞めたいと言い始めたそうです。

それでこうめいさん話を聞いてみてくれということで、その人の話を聞きに伺ったんですが、温厚で周りの和を大事にする人がすごく攻撃的な状態になってしまっていたんですよね。

どうやら状況を聞いてみると、新しい仕事仲間が入ってきたこととその人が異常に優秀で自分のことをあっという間に抜いていってしまったことがそもそものきっかけで、そこに追い打ちをかけるようにタイプ3の社長が「お前ももっとできるだろ!!」とプレッシャーをかけまくってしまっていたことが原因でした。

タイプ6の忠実な人タイプの授業員さんは不安や劣等感と日々戦いながら努力しているので、自分より優秀な人が入ってきたことで誰よりもできない自分に罪悪感を感じていたはずです。

でも、その罪悪感は本来感じなくってよかったんですよね。何せそれまでも仕事はかなりできている人で、ある部分ではかなわなくても、それ以外のところでは会社にかなり貢献できている方でした。

だからそこをほめて、自信を持たせてあげれば次のステップに進めたはずなんです。ところが、それをさぼってできないところをできるようになれと社長がプレッシャーを与えてしまった。

これは、タイプ3の人は過程よりも結果。つまり数字をあげることのみが自信につながると考えているので、そうやってプレッシャーをかけることが本人にもいいことだと思い込んでいたんですよね。

結局その場は私が入ることで和解させることができたものの、私がコンサルから離れた数か月後その社員さんは会社を去ってしまいました。

自分と相手は違う。それを知り、ではこの人は何が不安なのか?何が大事なのか?そういうポイントをしっかり把握しないと、知らぬ間に虎の尾を踏むことになります。

書き方の問題でどちらの経営者さんもパワハラみたいなことをしたように聞こえてしまった人がいるかもですが、実はそうではなく「相手を思いやって」行動したつもりだった。という共通点があるんです。

初めの社長は番頭さんの疲労を考えて番頭さん抜きに企画を進めました。タイプ3の経営者さんは、自信喪失している社員さんに自信を持たせてあげようと思っていました。

でも、相手がどう感じるかまではエニアグラムを知らなかったので読み間違ってしまったんですよね。

タイプ2の人は、自分が必要とされている関心を求めて頑張っています。だから関心を持たれなくなったと感じたら攻撃的になってしまうことがあるんですね。

一方のタイプ6は安全に暮らせることこれを求めています。だから、プレッシャーを与えてしまったら自己防衛で攻撃的になってしまうんです。

ちなみに余談ですが、私のタイプ8は自立を最も大事にするので誰かに押さえつけられる。強制的に支配されると思ったら攻撃的になります。

そういうことがわかっていれば、もしかするとこのアプローチはよくないんじゃないかな?これ怒らせちゃうんじゃないかな?なんていうのがわかるようになるんですよね。

ところがそれをできない人が多い。

それはエニアグラムを学んでないからだと私は思っています。

もしあなたが、同じような失敗をしたくないのであれば一度エニアグラムを学んでみるというのはいきっかけになると私は思うんですよね。

で、もし学ぶなら、どっしり塾で私の授業を受けていただけると嬉しいなと思います。

一緒に人の気持ちが推測できる経営者目指して成長していきませんか?

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