こんにちは。あなたやあなたの成長を妨げる棘を抜くコンサルタント玄徳庵のこうめいです。
行政書士なんか特にそうなんですが、SNSが当たり前にある時代だからこそ気を付けたいのが「守秘義務違反」です。
この守秘義務違反ですが、どのエリアから守秘義務違反なのかという明確な線引きが無く、人によっては、業務を受注したことやどこの役場にいるかすらも発信したら守秘義務違反だと考える方もいるようです。
そこまで厳しくなくていいかなと思いますが、でも、ほんのちょっとしたミスで取引先に大打撃を与えた事例を知っているので、ちょっとお話ししてみようかなと思います。
ある会社さんですが、その会社にはライバルの同業の会社がありました。
そこの会社と長年バチバチとやり合っていたんですが、ある時社長さんが道を歩いていると大きな声で電話をしている男性がいたそうです。
その男性の声が大きな声だったので聞こえてきたそうなんですが、「○○(ライバル会社)さんの○○駅への出店の件どうなりましたか?」という声が聞こえてきたんだそうです。
まさかライバル社が、あのエリアに出店しようとしている!?
思わぬところで情報を仕入れたその社長さんは、先手を打って、急いで自分の会社をそのエリアに出店。ライバル社より早く出店したことで、有利に仕事を進めることができたそうです。
この事例は行政書士さんの事例ではないんですが、もし自分がやらかしてしまったとしたら、真っ青になる案件です。
だって、数千万はダメージを与えていますからね。情報漏えいで。
もちろん会社の内部の人との電話だったので名前を普通に出したんだと思いますが、案外そういう声を聴いている人はいるということを忘れてはいけません。
ましてやそれがTwitterだったら。
ライバルで競っている行政書士が、あなたがその会社の仕事を受注したとTwitterで気が付いて、その会社さんのライバルに情報を持っていったらどうなります?
商売というのはそういう人がいる世界です。
それはTwitterに書き込んで気が付かれたあなたが悪いわけですね。
もちろんお客さんから許可をとって、お客さんの声を載せるなど、あるいは、お客さんの許可さえあればその手続きの様子を見せるなども可能な場合もあるでしょう。
でも、お客さんの許可なしにやってしまったら。
そして万が一それが、お客さんの損害につながってしまったら。
そのせいで、あなたのTwitterのせいでプロジェクトがつぶれ、会社に大打撃を与えて潰れてしまうことになったら。
そういう最悪の想定までしたうえで、動くというのが行政書士としての基本的な心構えじゃないかなと、私は生徒さんたちには伝えるようにしています。
もちろん、依頼が来たうれしさもわかるし、興奮を応援してくれているみんなに伝えたい気持ちもわかります。
でも、それは、非公開の場でやること。
お客さんの財産や生命を握っている士業になったわけですから、自分の感情で動いて、お客さんのそれらにダメージを与えるなんてことは絶対ダメ。
そこはプロとしての最低限の心構えですので、お互い気を付けましょうね^^
ということで、玄徳庵で起業の勉強しませんか?無料メルマガでは、集客の話を中心に、お客さんとの向き合い方なども配信していますよ。
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