こんにちは。玄徳庵の阿部です。
このブログは、玄徳庵が誕生する前。無理せず起業塾時代に書いた大事な記事です。もう一度書きなおそうかとも思いましたが、このままの方が、大事なことが伝わる気がしましたので、部分的な編集のみで、再度、皆さんに紹介しますね。
今日は、会話形式ですが、文章だけになりますのでよろしくお願いします。
阿部浩明「こんにちは。無理せず起業塾、塾長の浩明です」
相棒「ふふふふふ。広報担当の相棒です」
浩明「はーーーーーーーー」
相棒「どうしたんですか?」
浩明「いや、この時期特有なんですが、また、行政書士ダメな資格論の都市伝説が飛び交ってますよ」
相棒「なんか毎年この時期にそのネタやらないとだめですね」
浩明「これやるとさ、厳しいこと私いうじゃん。だから、反感買うから、嫌なんだけどさ~。でも、変な情報ぼんぼん飛び回って、不安になる人多いから、言わないとなんだよね」
相棒「ふふふ。お節介さんの宿命ですか?」
浩明「ほんと、お節介だよね~。でも、今年も言うよ」
間違っている行政書士が他資格にばかにされているという現実
相棒「まず、そもそも論なんですが、こうめいさん、2017年まで、約8年行政書士の最前線でいろんな士業と交流してきてましたよね?」
浩明「はい。私の仲間には、弁護士、司法書士、社労士、税理士、その他の異業種、いろんな人がいますから当然に、士業の方たちとも交流はしてきました」
相棒「馬鹿にされたことってあります?」
浩明「あのね。ここだけの話、経歴の浅い開業したての行政書士に鼻で笑われたりしたことはあります。いやいや、私8年やってますが、なぜ、開業1年目の人に鼻で笑われるの??と思ったことはあります」
相棒「それは、なんか失礼なことしたのでは?」
浩明「違うんです。本当に少ないんですよ。100人中1人くらいのレベルですが、いるんです。そして、そういう方って、司法試験に失敗した人や、もともと弁護士事務所で何年も働いていて弁護士になれなくって行政書士になった人が、私の周りの場合は多かったんです」
相棒「たまたまですかね?」
浩明「もちろん、弁護士事務所出身の行政書士さんで、今でも一緒にお仕事している仲間もいるので、ごくごく一部の人ですよ」
相棒「何でそんなことが起こるんですかね?」
浩明「私も、司法試験受けたことあるのよ。実は」
相棒「そうなんですか?」
浩明「そうするとね。行政書士って、無資格者からすると、弁護士の劣化版に感じられるわけ。だから、現場を知らない素人で、自分は本当は行政書士になんてなるはずじゃなかったんだぞ。というプライドが高い人ほど、そういうこと無意識でしちゃうの」
相棒「こうめいさんもそうだったんですか?」
浩明「開業して3カ月くらいはそんな気持ちもあったかも…でも、初めての業務が来て、そんな気持ちふっとんじゃったけど。行政書士は、すごいよやっぱり」
相棒「つまり、実は、現場では、行政書士だからと馬鹿にされてはいないということですね」
浩明「むしろ、許認可のプロとしてや、他の法律家には手が回らない細かなケアーをする法律業として、敬意を払ってもらえることが多いです」
相棒「それがタイトルの部分ですね」
浩明「そう。うちの弁護士さんも、司法書士さんも社労士さんも、行政書士を馬鹿にする人っていないんですよ。むしろ、行政書士同士が行政書士を馬鹿にしているとか、ネットで一部の拗らせた他士業の人が大騒ぎしているだけなんですね」
行政書士はダメだ。の言葉には、実は、個人否定が入っていることを忘れない
相棒「でも、その一方で、『行政書士はダメだ』という意見も聞くと耳にしますが」
浩明「踏み込んでいいのそれ?」
相棒「踏み込まないとだめでしょ」
浩明「うん。実は、行政書士はダメだといわれた人。それは、行政書士ではなく、あなた個人がバカにされているということに気が付かないとだめです」
相棒「厳しいこと言いますね」
浩明「だって、私も、私の周りも、仕事にプライド持って取り組んでる人って、そういうの言われたことほぼないってみんな言いますよ」
相棒「……」
浩明「私も、弁護士さんに指示を出して仕事してもらうこともありましたし、司法書士さんなんかには、かなり無理言って動いてもらってましたが、それでも、皆さん私を馬鹿にせずに、きちんと指示を聞いてくれましたよ」
相棒「それって、こうめいさんが、怖い人だからじゃないの?」
浩明「まぁ、貫禄は無駄にあるからね」
相棒「んん?ということは、貫禄がある人って、行政書士でも馬鹿にされたりってあんまりないんですかね?」
浩明「そうなのかもしれません。要するに、行政書士がバカにされたのではなく、自分自身に何かしらの原因があって、それが、行政書士というカテゴリーで、批判されただけなんですよ」
相棒「よくある、『男はダメだ』とか『長男だから』『O型は』とかいうのと同じですね」
浩明「全部私の個人情報ですが??」
相棒「つまり、行政書士はダメだ!!と言われているのは、個人批判なんだけど、その言葉通りに行政書士批判ととらえてしまっている人が多いと」
浩明「残念ながら、それが、今現在の私が出す結論です」
では、行政書士はダメと言われる人が多くなる原因は何だろう?
相棒「でも、これだけの人が、行政書士はダメという、そんな批判を浴びたことがあるということは、何かしら行政書士にも理由がありそうですよね?」
浩明「実は、弁護士も、司法書士も、社労士も、みんな言われてるよ。私は、変わった経歴だから、塾の先生も、お坊さんもやったことあるし、コンサルもやったことあるけど、全部、どの業界も批判されてたよ」
相棒「じゃあ、行政書士に特化した話じゃないんですね」
浩明「普通じゃない仕事をしていれば、当然そういう風に言われやすいんです。だって、相手は、こちらを理解できないんですから。分からないやつは、変な奴なんです」
相棒「なろほど。つまり、批判されるのは当たり前なんですね」
浩明「そのうえでなんですが、弁護士さんの生徒さんや、司法書士さんの生徒さんを見ていて感じたことがあります」
相棒「なんですか?」
浩明「彼らは、独立しなくても就職という選択肢があるんです。その選択肢をやめて、独立という選択肢を選んでいるので『起業する覚悟』がすごく、エネルギーが強いです」
相棒「絶対成功してやるって思いがあるんですね」
浩明「一方行政書士は、今でこそ就職先が増えてきましたが、それでも即独立の資格ですので『なんか資格取れたからお試しに開業してみるわ』という人が多い」
相棒「あ、そうなんですね」
浩明「そうしたら、お客さんからしたら、本気の新人弁護士と、ふわふわ遊び半分の行政書士だったら、本気の新人を評価しませんか?」
相棒「なるほど。確かにそうですね」
浩明「私今まで、無理せずで、頑張れないならやめた方がいいですよ。と、ごく少数に退塾勧告をしたことがありますが、全員悲しいかな、行政書士です」
相棒「……」
浩明「弁護士、司法書士、社労士やカウンセラーなどのフリーランスで、そういう人は、実は今までいないんですよ」
相棒「そんなに違うもんなんですか」
浩明「だから、私、一時期、行政書士育てるの嫌になっちゃた時期があって(笑)無理せずから行政書士講座が消えたんですね」
相棒「新事実」
浩明「つまり、この『プロとして絶対に生きる覚悟』が足りないまま開業する人が多いからじゃないかな?だって、行政書士法すら読んでない新人さん山ほどいるんですよ。ダメだよそれじゃあ」
相棒「なんか最後愚痴になってきましたよ」
浩明「…でもこれって、自覚の問題なんです。私もそうでしたし、私の周りの生き残っている現役行政書士はそうですが、生き残るために、がむしゃらに努力して、誰よりも自分が一番になるんだ!!!くらいの気持ちで、走ってました」
相棒「うん」
浩明「そういう人は、弁護士も、司法書士も、社労士も、みんな味方に付いてくれます」
相棒「なるほど」
浩明「逆に、行政書士なんか……自分なんか……そんなウジウジしているような人や、マイナス思考な人に、そういう悪口は寄ってくるんですね」
相棒「そっか。じゃあ、資格の問題ではなく」
浩明「個人の問題です。その個人の問題を資格の問題にする変えて悩んでいる時点で、それは、そのあと成長はなくなります。つまり、行政書士はダメだと聞いたら、その感覚を変えてやる!!!という覚悟を持てる人のみが、生き残れるんです」
相棒「相変わらず、熱量半端ないね」
浩明「うん。行政書士の資格好きだからね」
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