起業するときに、『きちんと職種を決めてしまった人が、失敗しやすい』本当の理由

こんにちは。無理せず起業塾、塾長の阿部です。

起業してうまく行かない人っていうのには、結構、理由があると思うんですね。

その中でも、最初に皆さんが陥りやすい失敗談を、今回はお話したいなと思います^^

ということで、今日は、『職種にこだわる人』というテーマでお話しますね。

起業1年目、行政書士、そして、相続にこだわった結果

さて、わたしの行政書士1年目は、実は地味に恵まれていました。

会社設立、保育園の設立、車庫証明、探偵業の許認可、相続、離婚と、色んな相談が、舞い込んで来てました。

ところが、私は、この開業1年目やった業務は、たった1件。

相続の依頼のみでした。

この理由は、無理せずの『私が事務所を維持するためにやってきた成功と失敗』の動画で話をしていますが、

私は、相続専門という仕事にこだわってしまったので、商売のチャンスを逃すことになってしまったんです。

起業2年目以降、仕事は増えたが、今度は行政書士にとらわれた

開業2年目からは、ブログ集客や、名刺集客に成功し、相続のお仕事が増えるようになりました。

そして、このあたりで、『専門を絞る』=『それ以外の仕事をしない』ではないということに気がつき、他の仕事も少しずつするようになり、仕事も増えてきました。

ところが、わたしのもとに、お客さんが、『コンサルをしてくれ』『ブログのことを教えてくれ』こういう声をたくさんくれるようになったんです。

このときのわたしの返事は、

『私は、行政書士なんで……。」

という、残念な返答。せっかくお客さんが望んでくれているのに、変化をすることが出来なかったんですね。

その結果、結果が出るまでに、時間がかかる経験を。

私が、胸を張って仕事が出来るようになったのは、今振り返ると無理せず起業塾を始めてから。

つまり、起業の3年目~4年目にかけての時期。

このときに、初めて、行政書士の壁を突き破って仕事を始めることができたんですね。

頭では、資格に縛られてはいけないと思いながら、資格にがんがん縛られていたからこそ、私は、微妙な結果しか残せていない状態が長引くことになりました。

だから、捨てて欲しい!職種に対するこだわり

私が無理せず起業塾に、入会した生徒さんに最初に聞くのは、『あなたはその資格を使って、どんなお客さんを、どうしたいんですか?』

そして、それをもとに、お仕事の設計図を書くようにしています。

だって、資格を、どうこうしたいなんていうのは、その人の思いでしかなく、お客さんのためではひとつもないんですね。

私は、最終的に、

『行政書士→セミナー講師→コンサルタント→起業塾』

というように職種自体が大きく変わっています。

特別講師の菅原も

『行政書士→セミナー講師→社会保険労務士』

とやはり変化していってますね。

要するに、起業して最初から最後まで、まったく同じ職種で仕事が出来ている人ってごく少数なんです。

その少数の人を目指すよりも、自分の周りの人を幸せにする。その最初の大きな目標をかなえるために、自分が出来ることを工夫していくようにしてください。

そうすると、資格なんかに縛られて、仕事をしなくってすむ人生を歩めるようになりますよ^^

 

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