法律行為のデメリットを説明できる行政書士を目指せ

こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント!どっしり塾のこうめいです。

世の中に4万人以上いる行政書士。その生には残念ながら、いろいろと問題があるような人も当然ながらいらっしゃいます。

どっしり塾でコンサルを受講されている行政書士さんによく伝えているのは、業界や地域を笑顔にできる行政書士を目指してね。ということ。

だって、自分だけがお金稼いでニマニマしている人生なんて楽しそうですか?私はそうは思いません。だからこそ、笑顔を増やせる行政書士になるためのヒントをちょっとだけブログにも書いていこうと思います。

私のお友達の行政書士さんがXでこんなことをつぶやいていました。

知り合いが「マンションでうるさい奴がいるから内容証明打ちたい」と言ってきたので、 意図的ではない相手に名前入りで内容証明打ったら余計うるさくしてくる可能性あるから管理人とかに言ったり間接的に伝えてもらうよう教えました。 隣人トラブルは安易に喧嘩吹っ掛けると余計もめます・・(行政書士さん

これすごく大事なことを教えてくれるつぶやきなんですよね。

というのも、お金儲けだけを考える行政書士なら「法律でできるかどうか?」という面しか考えないですから。

法律ではできるけど、お客さんのメリットにならないならやらないほうがいい。というのは私は実は若手行政書士のころにやらかした失敗からそう考えるようになりました。

ある士業の方から自分のお客さんがが会社の設立をしたいから協力して!と私に相談に来たんです。

「喜んで!!」といった感じで、司法書士さんや税理士さんと相談しながら問題なく法人化をしたんですが、法人化して数か月後に依頼者さんにお会いした時に衝撃ときなことを言われたんです。

「事業って個人事業主でもできたんですね。法人化しないとできないものだとばかり思ってました」

私は思わず顔が引きつってしまいました。

確かにお客さんは法人化を望んでいたし、問題なく法人化して行政書士としての役割は一応果たしました。でも、このお客さんはもしかすると法人化しなくてもよかったのではないか?

もちろん法人化するとメリットもあるんですが、法人税や解散のしにくさなどのデメリットもあります。紹介だからとあまり深く考えずに頼まれた仕事をしてしまったけれど、私はプロの行政書士として正しく判断で来ていたんだろうか?

そんな風にすごい後悔が生まれました。

幸いその方は法人化後いい方向に仕事が進んだので結果オーライだったんですが、私自身は、自分はプロとして失格だな……。自分はもっと変わらないといけない。そのように心に戒めた出来事でした。

そこから、たとえ紹介であろうとも「本当にその許認可はした方がいいのか?」というのをデメリットも並べて伝えるようにしたところ、紹介してくれる士業さんが「阿部さんは信頼してお客さんを任せられる」と仕事をくれるようになりました。

あの時、私がやってしまったような「頼まれたことだしできるからやるぞ!!」というそういう安易な行動を繰り返していたら多分信頼は失われていたんだろうなと思うと、改めて気がつけてよかったなと思ってます。

だからどっしりの行政書士さん達にも、同じ失敗はしてほしくないなと思っているんですね。

法律でできるか?できないか?も大事ですが、その法律行為をやることでのデメリットをしっかり伝えるということも大事なプロの仕事です

自分の損得勘定だけでなく、本当のお客さんの笑顔を守るためにもあえて「法律行為を止める」という勇気を持てる行政書士になってくださいね。

行政書士さんの悩みをコンサルサポートでは伺っています。元行政書士だからこそ話がスムーズに通じる部分もありますので遠慮なく相談にいらしてくださいね。初回のみ3000円です。

 

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