行政書士が依頼人に恋愛感情をもたない&もたれないために

こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント!どっしり塾のこうめいです。

この記事は、2017年に書いた記事を大幅リニューアルして再度公開しています。

私が以前働いていた会社で、何にもセクハラ行為をしていないのにセクハラをしたと噂になってしまった男性社員さんがいました。

これ実は他人事じゃなくって、全然セクハラ行為などをしていなくても何かの連想ゲームや伝言ゲームでセクハラの加害者にされてしまうことってあったりするんですよね。

私自身もエリアマネージャーになったときに、私が直接働いている支店の周辺の人間関係は良好だったんですが、ほとんど顔出しができなかった支店の人から「見た目がいかつい」のと、「ほかの上司が発した言葉の伝言ゲーム」が原因でパワハラをしているのではと疑われたことがありました。

この時は私の同じ支店の部下の人たちが「阿部さんがそんなことするはずない!!」と声を上げてくれたので、本当に助かりましたが、その時私はコミュニケーション不足の怖さを身をもって知ることになりました。

だから、誰もがそういうトラブルに巻き込まれる可能性があると、覚悟して対策をとることって大事なんですよね。

実際過去にも行政書士が相談者さんの体を触って逮捕される事件があったりします。

その当時の新聞記事を見ていると、「受け入れてもらっていると思った」と発言しているとのことなんで、ちょっと厳し目に話をしておきます。

ちなみに、先にお話ししますがこの事件が実際どうだったかは知りません。元法律家である以上私は、推定無罪として正しいだの間違っているだのの話はできません。

ですが、同じようなケースになってしまって信頼を失わないためにアドバイスを書きますね。

いつもならメルマガ限定記事にするレベルの内容を書きます(笑)

私は塾講師だったのでよくわかりますが、自分を頼ってくる子がいるととても愛情がわくものです。その愛情を恋愛感情と勘違いしてしまう人はいてもおかしくありません。だからそこの線引きは徹底して塾の先生はやっています。

まぁ、当然そんな風に感情を勘違いしてしまう人は教育者になってはダメなんですけどね。

同じように法律業というのもお客さんが頼ってくるもんですから愛情がわいてしまうことがあるわけです。そしてそれを恋愛感情と勘違いしてしまうことはありうると思ってます。

むしろ法律業の方が教育者以上に危ないのは、教育者は相手が子供ですから自分がしっかり感情を管理しないといけないと最初からわかっているので各々が工夫をしています。

ところが法律業は同じ大人を相手にしているので簡単にその辺りのラインを越えてしまえるんですよね。これはめちゃくちゃ怖いと思います。

ただ厳しいようですが、そもそも依頼者がこちらに心を許してくれる信頼と恋愛感情の信頼は別のものだときちんと認識すべきです。

大人同士とはいえ、あなたは先生ですから弱っている依頼人に対しそんな勘違いをしてしまわないようにきちんと線引きが必要です。そういう対策がきちんとできるのがプロです。

普通の人には見せない弱みを見せてくれるので、きちんと線引きをしておかないと、こちらに好意を持たれていると勘違いをしやすいんですね。

その好意や信頼はあなたの仕事に対するものであって、あなたのプライベートに対するものではないんです。

その線引きをきちんとしておかないと、こういうとんでもない事件を起こしてしまいやすいんですね。感情の移入のし過ぎは、思わぬトラブルを巻き起こします。

では、そういうトラブルに巻き込まれないためにどうすればいいのか?なんですが、トラブルになってしまう可能性を減らすためになるべく2人きりで会うことを避ける

これがその第一歩だと思います。

私が、行政書士になって自分の事務所で接客をしてこなかったのは変な噂を防ぐためもありました。

というのも、自宅開業だったので女性の依頼者さんが一人で来られた時に周りがどのように噂をするかわからないわけです。

何もトラブルがなくとも噂に火をつけたがるのが世論。

それを避けるなら、君子危うきに近寄らずの精神でなるべくは複数の人がいるところであった方がいいんです。

そういう理由もあって私は喫茶店を使うようにしていました。

その他にも、お客さんにも公私をきちんと区別してもらうための接客の仕方をするというのを意識して、ほんのちょっとだけ、すべてにおいて他人行儀な部分を入れるようにしていました。

たとえば、言葉遣いも、きちんとした敬語を使うことは私はキャラクターの問題でしてはいませんでしたが「丁寧語」は必ず使っていました。

後は、お金をきちんと意識していただくことでこれはプライベートな対応ではないんだと伝えるようにしていました。

夜中とかに「飲みに行きませんか?」と誘われても全部断りました。私的交流はしない。こういう風に私はルールを決めていたんですね。

連絡の手段も携帯電話の番号を教えると、仕事とプライベートを勘違いして友達感覚で電話をかけてくる人がいるのでそれもシャットアウト。小さな積み重ねで線引きをしていました。

そういう工夫をすることで、お互いにきちんとわきまえてお仕事ができるわけです。

もちろん仕事がきちんと終わったあとお互いが仲良くなるのは否定しません。仕事がきちんと終わってその後も仲良く友達として関係が続くようなら、私はそれは自由に判断なさってもいいと思っています。

その人との縁のつながり方が、仕事を通じてだったというだけの話でしかないので。

ただ、そうであった場合も普段で出会う以上にかなりの気づかいが必要だと思います。もちろん悪評は立ちやすいですしデメリットも大きい。

そこまできちんと踏まえて、お互いが乗り越えられるのならいいのではないかなと思います

まぁ、そこからは私がとやかく言う分野ではありませんので(笑)

ということで、勘違いをされない。または、勘違いをしないようにきちんとわきまえて行動をしてくださいね^^

行政書士さんの悩みをコンサルサポートでは伺っています。元行政書士だからこそ話がスムーズに通じる部分もありますので遠慮なく相談にいらしてくださいね。初回のみ3000円です。

 

■そのほかのどっしり塾のサービス

どっしり塾で「安心・安全・ポジティブ」に相談や指導を受けたい方のためのコンサルクラスはこちら

毎週水・土・日に授業やってます!どっしり塾の授業はこちら

無料メルマガ講座一覧はこちら

 

 

タイトルとURLをコピーしました