お客さんに選ばれない行政書士ほど資格の説明や制度の説明を一生懸命しているわけ

こんにちは。信頼集客アドバイザー玄徳庵の阿部です。

さて、今リアルタイムに生徒さんの指導をしていて、あ、これ最近ブログに書いてないやと思い出したので、ちょっと題材にしてブログに書いてみようかなと思います。

生徒さん
生徒さん

blogにですが、行政書士の仕事の紹介や自分たちの許認可の紹介を一生懸命書いたんですが、なかなかお客さんが見てくれません。何ででしょうか?

それでは、今日もコンサルしていきましょう。

まず、集客に大事なのは、『権威』『人柄』『商品力』という3つのアピールをしっかりすることで信頼をつかむことです。

これを聞いて、勘違いする人が多いのは、自分の仕事の仕組みや資格の仕組みの説明をする人なんですが、仕事や資格の仕組みの説明なんていりません。

お客さんが知りたいのは仕事の仕組みや、資格の仕組みではなく、あなたの人柄と商品力。これを知りたいんですね。

だからこういうことを書いているとだめなんです。

<ダメな例>

行政書士という資格は、全国に4万人いる国家資格で街の法律家と呼ばれています。その行政書士がかける書類の数は1万種類に及ぶといわれていて、特に許認可というお仕事を中心にしています。

はい。まったくもってダメ。

全然ダメ。

というのも、行政書士のアピールをするのは行政書士会や日行連。日本行政書士会連合会の仕事。皆さんのような現場の行政書士は、あなたが行政書士として仕事をして、行政書士の信頼を上げていけばいいのであって、HPでアピルする必要は全くありません。

同じように、

<ダメな例>

遺言には全部で3種類の方法があります。一つが公正証書遺言で、この公正証書遺言というのは、公証役場というところで公証人が作る遺言書のことです

これはね。場合によっては書かないとだめな記事だけど、これをメインにしたらダメ。

お客さんが知りたいのは、それではなく、私の場合は、あなたはどんな遺言を使って私の悩みを解決してくれるのであって、お客さんが公正証書とか選ぶのは、あなたと面談した後の話なんです。

そして、お客さんが知りたいのは、あなたは私のときには、どんな風に問題解決してくれるの?

ということなんですね。

さて、私が、今ブログを書いていますが、このブログが公開コンサル形式にしている理由分かります?

理由は当然ですが、このブログの記事を見て、あなたが、「こういう相談したら、玄徳庵ではこうしてもらえるんだ」ということをイメージしてもらうためです。

同じように異業種にたとえてみると、ラーメン屋さんのHPで

<ダメな例>

ラーメンというのは、○○年に〇〇というお店で生まれた食べ物で、これが○○をきっかけにして、全国に広まったのがきっかけでいま全国でラーメンが食べられるようになりました。

……いや、その情報いらないから。

雑学王なら喜びますが、多くのお客さんは、『おいしいの?』『駅から近いの?』『お店の雰囲気は?』『店員さんはどんな人』こういうのが気になってます。

それを、ラーメンの由来を書き始めても、誰も食いつかないってわかりますよね?

でも、行政書士は、こういうことを一生懸命やってます。

その理由は、『行政書士という権威以外の自分の魅力に気が付けていないから』なんです。

ラーメン屋さんが、自分のラーメンの何がうまいのか?何が他と違うのか?というのがはっきりしていたらそれを必ずアピールしてますよね?

  • うちは味噌ラーメン一本!その変わるみそにはこだわって。
  • うちのラーメンは辛い!!徹底的に辛さにこだわってその辛さは、5段階から選べます。
  • うちの店はOLさんに人気で、おしゃれで清潔な雰囲気にこだわってます

こういう主張を必ずしています。

では、行政書士はなぜしないのか?と考えると、先ほど言ったように、この自分のお店の魅力や商品の魅力が全く見せていないからです。

だったら、お客さんや、お客さんにしたい業界に頭下げて勉強させてもらいなさい!!!と思うんですが、これをしないで、行政書士の勉強ばっかりしている。

違う違う。

自分の魅力を見つけていかないと、お客さんは、人柄も、商品力もわからないんだよ。ここがすごく重要。

正解例としては、

<玄徳庵流の書き方>

私は、長年お坊さんという仕事をしながら多くの人の死に触れあってきました。その経験から、法律だけでは解決できないことがあることを誰よりも知っています。その経験を活かし、ただ遺言を書くだけ。ただ相続をするだけ。そんな形で終わらない終活のスタイルを、私は作り上げてきました。

もう私現役じゃないので、こんなこと書けませんが、私が行政書士に戻って、遺言業務をやるとしてらこうやって書きます。

この文に、私の『経験=権威』『仕事への思い=人柄』『仕事の方針=商品力』これをサラッと入れて書いてみましたが、皆さん、感情が動きませんか?

どんなに短い分でも、長い文でも、この3つの情報は常に入れておく必要があります。

私もTwitterでそれができてないので、恥ずかしいんですが、140文字でもこれができている人もいます。

さて、話は戻して、集客が目的ならブログやHPに書くのは、誰にでもできる説明などではなく、自分自身は何者なのか?そしてどんな商品を扱っているのか?これを意識しましょう。

あなたの商品を紹介すればいいのであって、法律の制度の紹介は必要ないことに、早く気が付くのが大事なんですよ~。

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