こんにちは。無理せず起業塾、塾長の阿部です。
新人行政書士さんから、先輩行政書士さんとの付き合い方という相談をされました。
先輩行政書士ね。実は、先輩行政書士に私も、おどおどしていた時期が……数カ月だけありました(笑)
先に行っておくと、先輩行政書士と関わるのは、ほんの一瞬です。
というか、自分から、親しくしてほしいと近づいていかない限り、こちらにも、相手の方が近づいてくることはありません。
お互い自営業ですので、そのあたりはきちんと線引きされています。
ですので、ああ、この先輩とは距離とりたいな~。と思ったら、とってもいいんです。
私たちは、会社員ではないので、そのあたりを勘違いしてしまうと、会社員時代の人間関係を、独立してまでも持ち込んでいる状態になり、結構辛いと思うんですよね。
それだったら、会社員の方が、よっぽど給料が安定している分楽なんですね。
そのあたりが1年目に気が付かなくって、苦労している方も多いです。
私は、開業当初、ある行政書士の集まりで、飲み会に参加したところ、あるベテランさんから、『うちらがここに座るから、あっち行って!』と、下座から追い出されて、嫌な思いをしたことがあります。
新人に気を使うのではなく、邪魔者扱いしたわけですね(笑)
その経験から、私は、二度と行政書士の集まりに参加しないと決めました。
ですが、それでも、私の周りには、いっしょに仕事をしてくれる仲間もいますし、行政書士をやめた今でも、その縁は続いています。
結局、相性の問題なんです。
どうしても法律家の世界は、偏屈な人も多いです。これは、法律業界にかかわらずですが、一定の人数そういう人はいます。
そういう先輩に気を使っても、別段仕事が増えるわけではありませんので、自分できちんと人脈を作るのが正解です。
とはいえ、最初から、喧嘩腰になる必要はないですし、たまたま、いい人に恵まれるかもしれません。
そういう時は、周りの人の縁に感謝しながら、お付き合いしていくといいのではと思います。
私は、先輩風を吹かす人は苦手なんで、パスしちゃいますがね(笑)