こんにちは。5分日誌であなたの悩みを解決!玄徳庵のこうめいです。
私の前職は行政書士ということもあって玄徳庵には行政書士さんからの相談が多く来ます。OBさんも行政書士さんが一番多いんですよね。
ということで今日は行政書士さんからよくいただく相談をピックアップしてみたいと思います。
行政書士事務所の場所決めは冷静に紙に書いて分析していけば答えが出るはずなんだよね
まずは、自分の状況を整理。自宅開業と事務所を借りるメリットを並べる。最後に、場所の候補地のメリットデメリットを書き出す
後は自分が優先したい項目と絶対に嫌だという項目にチェックを入れてみて
— こうめい@5分日誌で悩みを解決する玄徳庵 (@genntokuan) September 24, 2025
行政書士開業時に悩む人が多い事務所の場所問題。
これ実は結構簡単に解決する方法があります。それがこの3ステップをしっかり紙に書き出して自分が譲れる部分と譲れない部分をしっかり把握してみるというやり方です。
まぁ、ちょっと実際にやってみましょう。
ステップ1自分の状況を整理する
あなたは今運転資金がいくらあって、行政書士業務の仕事が無くてもどれくらいの収益が見込めますか?
いきなりお金の話からしましたが、お金の問題は重用です。だって行政書士は固定費がかさまなければ赤字廃業するというケースはめったにないからです。
もちろん生活できるだけの収益が得られなくって廃業する人はいますよ?でも、事業が赤字になって倒産してしまうのは「固定費」の使い方が下手だったか?あるいは業務に失敗して「損害賠償請求」をされてしまったか?くらいしかないんです基本は。
その固定費の中でも額の大きな「人件費」と「事務所家賃」はしっかりと計画的に使う必要があるんですね。
さらに、自分の置かれた家族関係なども整理しておきましょう。例えば年頃の女の子がいるご家庭では自宅開業するといろんな人が訪問してくることになるので怖い。というケースも想定できます。
また、本当に小さなお子さんがいる場合は自宅開業の方がお子さんのサポートもしながら仕事ができるのでいいかもしれません。それに、経営が長くなると行政書士は紹介の仕事が増えてくるので、新規がガンガン来るよりもお得意さんの出入りの方が増えたりします。そうすると怖さを感じずに家族も過ごせるかもしれません。
その一方で、取扱業務が離婚協議書の作成のように「逆恨みされる可能性があるもの」であれば、事務所まで押し寄せられて嫌がらせをされたり、事件事故に巻き込まれるケースもあります。そういう業務なら外に事務所を構えた方がいいでしょう。
そんな風に、「自分のお金の状況」「自分の家族の状況」「自分がやっていきたい仕事の内容」の3ポイントを整理しておくと事務所の場所決めの判断に大いに役に立つので、このの3ポイントをまず紙に書き出してください。
ステップ2自宅開業と事務所を借りるメリットデメリットを書き出す
自分の分析が終わったら次は外的要因……。つまり自宅開業と事務所を借りるメリットデメリットを書き出しましょう。
このあたりはいろんな行政書士の話を聞いたり、動画やブログなどを読んで参考にしてもいいと思いますが私がサラッとメリットだけ話しておくと、
自宅開業は、余計な家賃も固定費もかからないので費用がとにかく安い。出勤時間がいらない。24時間仕事に対応できる。家族との時間に融通が利く。
事務所を借りるメリットは、自宅の情報を開示しなくて済む(セキュリティーが高い)、人を雇ったりしやすい、法人などのかっちりしたお客さんの信頼をつかみやすい、公私を線引きをしっかりしやすい。
このあたりが双方のメリットで、逆にすればデメリットになります。
こういう情報をどんどん集めて日誌に書き留めておく。そうすることでメリットデメリットが見えるかしてくるはずですよ。
ここで自宅開業と事務所を借りる判断ができると思いますが、もう一つおまけにこれを考えておくとよりいいポイントがあるんです。
ステップ3地域性のメリットデメリットを書き出す
実は生徒さんからの相談やOBさんたちの編成店で結構聞くのが開業する地域選びの重要さだったりします。
ある生徒さんは自分が今生活しているところで行政書士で開業しましたが全然仕事がなく……。思い切って祖父母の家を引き継いで祖父母の地域に事務所を移したら仕事がどんどん増えて楽しく働けるようになった。
なんて事例があります。
これはその行政書士さんがやりたかった業務と地域性がマッチしていなかったために怒った現象なんです。
私も千葉県と新潟で行政書士をやりましたが、ニーズが全然違うんですよね。関東は独立して旗揚げするぞ!!なんて人が多かったのでそのサポートで仕事がたくさんありましたが、地方はそういうお仕事が全然ありません。
ようは、自分がやりたい仕事がその地域に本当にあるのか?ということは常に考える必要があるわけですね。だから最初に考えられるなら考える方がいいと思います。
さらに、会社の住所というのは名刺に書くので住所の信頼度や共感性というのがあります。
大きな会社を相手にするような事務所は銀座や日本橋に事務所を作りたがる傾向があります。そうすることで自分の事務所は安心だよという「地域ブランド」を生かすわけです。
その一方で中小企業などの社長さんだと地元の住所の方が信頼度が高かったりします。つまり、お客さんが誰なのかで地域を選ぶメリットがあるケースがあるということです。
このあたりは人を雇うときなんかにも関係してきます。
そして最後に、行政書士会が地域ごとに結構癖があるのでその癖に合うか会わないかというところも加味できればした方がいいでしょう。
そもそも登録費用や年会費すら支部によって変わりますし、研修の多さなども変わります。
私が所属したいたころ、新潟は毎年自分がやった業務数を報告しろとかよくわからないことを要求してきましたし、HPをチャックバリバリしてくる支部や、SNSのチェックがうるさい支部もあります。
会わないと思ったらほかの県に移動すればいい……。というのが難しいのが行政書士の難点で、県の移動どころか支部移動でもお金とられる県もあります。
こういった情報は仕入れにくいかもしれませんが、中には開示してくれている行政書士なども入ろと思いますし、行政書士会のHPなどを見るとわかるケースもありますから情報を集めてみるといいと思います。
こういう情報収集と分析というのは行政書士事務所を経営していくうえでも、行政書士としてやっていくうえでも大事なポイントになりますので、この機会にチャレンジしてみてくださいね。
ということでこういった3ステップをやってみるとだいぶすっきり見えてくるんじゃないでしょうか?
頭だけで考えるから答えが見えずに悩んでしまうものなんです。
だからどんどん情報を集めて日誌に書き込んでいきましょう。1日5分でいいのでその積み重ねが大事ですからね。
ということで今日はここまで。
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