こんにちは。あなたの夢を伝える力で叶えるお坊さん!玄徳庵&どっしり塾のこうめいです。
どっしり塾のXとfacebookでは毎日『塾長こうめいのひとこと』というお題でいろんな方々の名言や知恵などを紹介させてもらっています。
その中の一部をHPブログでも引用しながら紹介できればと思っています。
ということで今日は、「いい人ではダメ!社長は会社を守る備えを常にしておこう!」というテーマでお話します。
どんなにあなたがみんなと仲良くしたかったとしても、あなたから奪おうとするズルい人は必ずいる。だからそういう人に負けない備えも必要なんだ
自己犠牲ではなく平等・対等に生きるためには自分を守れるだけの力が大事なんだ。これは個人事業主や小さな会社の経営者も同じだよ pic.twitter.com/snCeAWOh1k
— 個人事業主の寺子屋玄徳庵@こうめい(お坊さん) (@genntokuan) February 14, 2025
倉庫に武器の備えがなければ、仮にこちらに正義があったとしても、不義を打つことはできない (墨子)
墨子の言葉を引用させていただきましたが、これ実はすごく長い文章の一部分をカットしたものなので、興味があるからは全文を読んでみてください。
墨子は『墨攻』という映画のモデルにもなった哲学で、「兼愛主義」という今でいう博愛主義といえる考え方の教えを軸にしています。
だから隣人を愛しなさい。公平に接しなさい。という教えが書かれているんですが、面白いのは自己犠牲を肯定していないんです。
戦争はしたらダメだよ。という風に書いている一方で、攻め込んでくる奴がいたらボッコボコにして倒してやれ。という考え方をしています。
墨守という言葉があるくらい、墨家(墨子の一門)がいるとそこを攻め落とすのは非常に難しかったらしく、記録に残っている話では大国が小さな国に攻め込もうとしているのを聞きつけて、大国側に乗り込みその戦の将軍相手に模擬線をやってボッコボコにした。なんて話が残ってます。
つまり墨家は、守備戦の天才集団としての実力を持ったうえで「みんな仲良くしようぜ」と言っていたわけです。
これ実は経営者にも大事な視点で、実力のない、自分の会社も守れないレベルの経営者がみんなで仲良くやろうぜ!!といっても会社を乗っ取られて終わってしまいます。
実は私自身も会社が弱かった時代に「みんなで協力しようぜ」と全国ネットワークを作ったところ、それを利用しようとする経営者にグループを荒らしまくられてしまいました。
その結果、その当時組んでいたチームは解散し今の玄徳庵を作るまで10年くらいの月日を要することになってしまいました。
誰かと手を組む。誰かと協力する。これはとてもいいことなんですが、残念なことを言うと裏切られる前提に立っていざという時の備えをすること。これはリーダーの義務でもあります。
それを怠って相手に甘えてしまえば、悪意がある人が紛れ込んだときに対処できずにみんなが不幸になってしまうわけです。
だから今回墨子が言うように、『相手がズルいことをしてきたときには戦って跳ねのけられるくらいの準備』これは常にしておくことが求められます。
これを忘れると「自己犠牲の地獄」の真っただ中に陥ってしまうので、そうなる前にしっかりと心構えをしておいてくださいね。
今日はここまで。
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