起業するとき都会と田舎どっちで開業するか悩んでます

こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタントどっしり塾のこうめいです。

みなさんは今都会と田舎どちらにお住まいですか?この都会と田舎の定義って結構あいまいで、例えば東京23区と比べたら千葉や埼玉などでも田舎になります。

私が今住んでいる新潟の村上市というところでも、新潟市と比べればはるかに田舎ですが、山奥の主楽などと比べると都会とも言えなくありません。うーん。難しいか(笑)やっぱり田舎か(笑)

実はコンサルをしていると実家のある田舎で起業したいんです。という相談が結構あるんですが、これってどこまで田舎か?ということも踏まえて考えていかないと難しい問題だったりするんですよね。

ということで今日は、田舎で起業するならというテーマでちょこっと話をしてみたいと思います。

まず私自身千葉県の柏市というほどほどの都会で最初行政書士で開業したんですが、ネット集客もアナログ集客も結構簡単にできました。

とにかく東京が近いこともあり、ドンドン人に会うイベントにさえ顔を出せば人との縁が広がり仕事が増える。という状態。

こういう東京などの都心に近いような都会では、とかく本気出して動いてしまえばお客さんを集めることができる。というのは知っておいてください。

ネットでも同じで、ガンガン東京の近くで更新していれば東京の近くのお客さんが比較的集まってきやすく、ネットのイベントも多いのでそれに参加して会いに行くこともできるので、ライバルも多いですが行動さえすれば結果はある程度までついてきます。

その一方、いま住んでいる新潟で仕事を始めてからはネット集客で面白い現象が起こりました。

それが、新潟にいるのに全国のお客さんから問い合わせが来るようになったということ。

これ、多分地元密着型の方はどちらかというと地縁を育てて友達をどんどん増やして仕事をしていくスタイルが一番効率がいいのですが、ネット集客が軸になると「人口の多い場所」からの問い合わせが増える傾向があります。

私自身も、東京や茨城・埼玉・神奈川といった関東首都圏。そういえば、山梨は残念ながら過去にお客さんがいない未踏の地なので関東だけでいいかな(笑)いや、いたかも。いたかもしれないから明記しないでおこう(汗)

あとは、意外と多かったのが大阪からの問い合わせ。あとは、富山・石川などの近隣県。北海道や九州・沖縄などの遠方の方などからもぽつぽつありました。広島も島根など中国地方からも多めです。

その反面意外と新潟からの問い合わせは少なく、新潟の人からの相談は実際に地域の人との交流をするまでは全くありませんでした。

都会ほど隣人に無関心なので、自分でみんなが人脈を広げようと動きますが田舎は親戚&顔見知りの集まりなので、そういう努力をせずに顔の広い信頼できる人に紹介してもらうという流れになることが多いです。

そうなると意外とネットで上位表示されていても都会ほど反応がよくなかったりします。

これ等の経験を踏まえたうえで都会と田舎の集客の違いを言うと、「都会ほどつながりが弱いので新しいつながりを作りやすい」「田舎ほど地縁が強いので地域にぐいぐい食い込んでいければつながりは強固になる」ということです。

もちろん都会はライバルが多いですし、田舎はライバルが少ないので仕事が独占状態になっているかもしれません。

そういういろんな状態を加味しながらになるんですが、その地域性に合わせて経営者は動きを変える必要が出てきます。

都会でうまくいったやり方だからこれを田舎でもやればいい。と思うと、なかなかうまくいきませんし、田舎でうまくいったからとぐいぐい行くと都会では嫌われます。

要はその地域性に合わせることができるか?そして合わせることが苦痛でないか?ということも考えて決断してほしいんですね。

もちろん私みたいにややハードですが、田舎から都会の人に向けて情報を出して全国の人をターゲットにする。というやり方もあります。

ただ、このネットオンリーの手法は結構いばらの道で、直接お客さんに合ってしまった方がはるかに集客の効率としてはいいんですよね。

私個人としては、ネットだけでなくアナログも両方運用して両輪で集客していくことが一番効率のいい集客法だと思っているので、私みたいなやり方にするのであれば東京や大阪など定期的に出張してお客さんに会いに行くことをする必要が出てしまいます。

正直気楽しい反面、お金もかかるし時間も大変なので、自分の住んでいる地域を無視してネットだけでお客さん集めますという手法はあまりお勧めしていません。

実際どっしりで田舎に移動して成功している人の例は、

  • すでに都会でたくさんのお客さんを顧問にしているので地方でも問題ないケース
  • 田舎で開業してすぐに商工会や商店会などに加入しぐいぐい交流した
  • 田舎に普段はいるが定期的に東京出張や大阪出張などをしている
  • 田舎の町おこしなどのイベントやお祭りのイベントなどに積極的に参加して仲良くなった
  • 田舎といっても県庁所在地やその周辺など比較的都会の田舎に事務所を構えることにした

こんなケースの人が多く、田舎ほど実際に顔を合わせることが大事ということが何となく見えてきます。

私も今お坊さんをしているのでようやく私のことを認識してくれる人が地域に増えてきましたが、普段ネットだけで活動していると地元の仕事は本当になかなか来ません。

実際私も生活していて、確かにスマホで色々調べますが最終的には知り合いからのおすすめされた場所をチャックしているようなもので、都会にいたころとは検索の仕方が大きく変わってます。

だからそういう側面もしっかり把握したうえで、自分はどちらで開業した方が楽しく経営できそうか?というのも考えてみてください。

個人的にお勧めなのは、『地方の県庁所在地近く』か『東京近くのやや田舎』このあたりは住みやすいし集客の手法も自分の好きな方法を選べるケースが多いです。

ただ、実際のところは住んでみないとわからないところがたくさんありますから、住んでみるしかない。やってみるしかない。という結論になってしまうんですがね。

ということで参考になれば幸いです。

どっしり塾では田舎起業も都会起業もその地域に合わせた経営法を一緒に考えるコンサルサポートをさせていただいています。安心して相談に来てくださいね。

 

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