こんにちは。信頼集客の伝道師。玄徳庵の阿部です。
先日ガチャガチャでこんなのゲットしました!!!!
私のマイクの上で、スリープモードのカービィです。殺風景な事務所がどんどんかわいくなっていきますが、私は一人事務所なんで誰も共感してくれなくて寂しいです(笑)
ということで本題に入りましょう^^
同期の行政書士の中で、たびたび電話をかけてきたり、メッセージを送ってきて業務を教えて!!!といってくる人がいます。なんか、そういう人に仕事が来ていて、私に仕事が来ていないのですごくもやもやしてしまいます。(女性 行政書士)
人のふんどしで相撲を取る人は、昔から少なくなくてですね。それが、悪いことだということすら気が付けていない人というのは案外いるものです。
はっきり言ってやられる側としては、不愉快極まりない。こういう残念な行動をする経営者のことをクレクレと呼びます。
このクレクレ行動ですが、経験値が浅い時ほど、賢いことをできているように見えてしまうのが怖いところで、先輩士業や、同期の士業などからタダで情報を仕入れて、それをどや顔で自分のお客さんに話、お金を稼いでいる人というのもいます。
ですが、ここから大事な話ですので聞いてくださいね。
私の経験則上。クレクレの人で、長く生き残れた行政書士さんって記憶にないんです。
実は、過去に玄徳庵でもクレクレさんが現れたことがあり、その人は仲間たちからどんどん情報を奪っては、自分は何も提供せずに、人を平然と利用する行政書士でした。
玄徳庵の生徒さんたちも、同じ塾の仲間だからと、最初は気にせずに色々とアドバイスしていたんですが、徐々に度が過ぎていることに不快感を持ち始めていたそうです。
そして時は来ます。
当然そのような行動をしていたことを知った私は、その行政書士さんや、クレクレ行為をしていた士業を一斉追放する処分を下します。
私はリーダーとして、お客さんを守らなければならないので当然です。
そして、それを私に関係する行政書士さん全員に連絡を入れ、報告する必要があります。なぜなら、私との信頼でつながっていたわけですから、私と決別したことを伝えないと、私に気を使って今度はそういう人がクレクレされるかもしれません。
そう。クレクレをする人は常にカモになる優しい人を探している。もっとはっきり言うと利用価値がある人を探しているので、そういう罠にみんながはまらないようにするのがリーダーである私の責務でもあります。
そして連絡を一斉に取ったしばらく後、本当に私の知人関係の行政書士事務所に、かわるがわるそのクレクレさんから電話がかかってくる。という恐怖事件が。
ただ、皆さん事情を知っているので、相手に誰もしないわけです。
そうこうしているうちに、私達との縁が切れて、今度はまた自分がクレクレをしやすいところを捜し歩くという行動に出ます。
そうやって行動をすればするほど、その人の信頼はどんどん落ち、そして、その信頼は取り戻すことができないものになります。
最終的には、きちんとした志がある人たちからは煙たがられるので、お互いが利用し合おうという人たち同士でつながることになり、不幸の連鎖が始まり……
そして最終的には、数年後に廃業という結果を迎えることとなりました。
ちなみに、先輩士業などに質問をするのは悪いことではありません。信頼できる先輩とつながるというのは大事な生き残り戦略でもあるんです。
でも、その一方で、その先輩も自分に対して何かしらの見返りがあるから、新人行政書士。つまりあなたにやさしくしていることも事実です。
これ忘れないでください。
商売人である以上、何かしらの見返りがあるから、新人さんを育てるのであって、そういうものがない状態で新人さんを育てることなんてほとんどの人はしません。
- 新人さんを育てて自分の協力者を増やす
- 新人さんを育てて自分の事務所に優秀な人を引き抜く
- 新人さんを育てて行政書士会の選挙などで票を増やしていきたい
- 新人行政書士さんを煽って、行政書士の業域を広げたい
- 新人行政書士さんを踏み台にして、自分の地位を向上させたい
いろんな理由がありますが、何かしらの見返りとそれはセットなわけなんです。だからクレクレではなく、常にWIN-WINを意識しないと実は後々損害を被ることになります。
特にクレクレなどは、自分の信頼を減らして無理やりお金に換えているので、残念ながら、お金は増えても信頼値という財産を手放しているので、トータルでマイナスなんです。
少なくとも、上位のような欲がない先輩行政書士さんでも、
- 過去にお世話になった行政書士への恩返しとして新人に感謝されたい
といったような、心からの感謝をしてもらえるだろうという見返りは求めています。
それがなくても、我慢できるのは、数少ない聖人君子だけです。そして、ほとんどの人間は聖人君子ではありません。
ということは、クレクレという行為をしてはいけないとわかりますね。
なにかを教えてもらうときには、必ず何かしらの対価か、感謝の気持ちを示す努力が必要です。先輩行政書士は、あなたに何かを教えても利益もメリットもありません。
だからこそその好意に甘えるのではなく、なにか返せるものはないかと真剣に考え、返せるものを少しでも返していく努力を忘れないでくださいね。
世の中は、そうやって仕事の回し合いや信頼の交換で成り立っているのだと忘れてしまうと、お金だけを取り合って、醜い人生を送ることになっちゃいますよ。
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