食えない行政書士がやっている「お客さんに相談をしたら信頼を失う」というやばい思い込み

こんにちは。信頼集客の伝道師、玄徳庵のこうめいです。

先ほどTwitterで行政書士さんがいいアドバイスを皆さんいしてくれていたのでふと思い出したんですが、玄徳庵でも結果をなかなか出せない行政書士さんがやっている考え方の癖があります。

それが、お客さんに相談ができない。お客さんに相談したら信頼を落とすんじゃないかという発想。

これが、真逆だということに気が付くまでに相当時間がかかる人が多いんです。

実は私は行政書士になる前の塾の先生の時に、この悪い癖を経験したことがあって、お母さんや子供たち本人に自分が先生なんだから色々教えなくっちゃいけない。と思い込んでいました。

そこ結果、嫌われ先生になってしまったんですね。

そこで、それを挽回するために今度はどんどん子供たちやお母さんたちにいろんなことを教えてもらうスタイルにしたら、信頼度が落ちるどころかあがっていくというおもしろい経験をしたことがありました。

そういう下地があったうえで、行政書士になったので、私は普通にお客さんに、

「どうして今回会社作ろうと思ったんですか?どんな会社にしていきたいんですか?趣味とか大事にしていることってありませんか?」

みたいにどんどんいろんなことを教えてもらうことで信頼をつかむことができてました。

というのも法律業は「代理人」になるというのが主な役割です。

ですので、依頼者本人の価値感や考え方がある程度自分の中に落とし込めていないと、トラブルの原因や火種を残したままのお仕事になってしまいます。

よくあるんですよ。よその行政書士事務所に頼んで作ってもらったはいいけど、自分がやりたかったことがこの届け出ではできないことが分かった。偉そうに自分は凄いんだと言っていた割に、何の役にも立たない行政書士だ!!!

というクレームが他の事務所に入ることってね。

こういう人たちは、自分は先生なんだからお客さんの話をしっかり聞いて気持ちに寄り添う必要なんかないと思っている残念な人たちです。

でも、案外そのままそこから抜け出せてない人って多いんですよね~。

そして、その理由の大きな部分は、「お客さんに相談したり、話を聞いてわからないことがあったら自分の価値が下がる」と思い込んでいるところにあったりします。

玄徳庵のOBさんの行政書士さんがよく交流会で言ってますが、

「自分は相手の人生において後輩にしかなりえない。だから常に教えを乞う姿勢でいなければならないんだ」

という言葉。これが真理の一つだと思います。

相手が10歳の子供だとしても、その子供さん本人は、自分の人生と10年付き合っています。相談に応じている大人は、その子の人生の数カ月分しか人生にかかわっていません。であれば、真摯に耳を傾け、話を聞くべきです。

それと同じく、たとえあなたが行政書士であろうが何であろうが、あなたは相談者さんの人生の数時間しか知らないわけですから、その人の人生や思いをしっかり聞くことは大事。

そして、それが見えてこなければ、「スイマセンが教えてもらっていいですか?」と相談すればいい話でしかないんです。

それができないということであれば、あなたがたどりつく未来は、食えない行政書士か、ただの「単純労働型行政書士」を超えられないでしょう。

単純労働型の行政書士はいつでも替えが効く行政書士なので、いつもびくびくしながら仕事をしなければなりません。

夜中に自分の会社がつぶれる夢を見て跳ね起きるとか、そんな苦しい人生を送ることになります。

お客さんの心にがっちり手を組んで、そしてお客さんのことを誰よりも勉強して、そして、人生のアドバイザーとして存在感を増していくことが本物の愛され行政書士です。

それができなくても、単純労働型でも10年くらいなら何とか事業を持たせることはできるでしょう。

でも、それ以降は体を壊したり、精神を病んだりしてダメになっていく。そんな未来が待っています。

そんな似非成功者にならないように、今から、意識改革していってくださいね^^

玄徳庵で事業や経営の相談をしたい方は玄徳庵Bクラスでお待ちしてますよ。

 

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