こんにちは。玄徳庵のこうめいです。
今日はこんな話をちょっとしていこうかなと思います。
成功者ぶるのは非常に疲れること。というのは、私が実際やったことがあるので、常々生徒さんたちに行っている大事な話の一つでもあります。
私も経営者になって数年したころ、「お客さんを増やしたければ数字的な凄さやイメージしやすい凄さをガンガン見せるのが大事」というアドバイスを聞いて、必死にそれをやっていたことがありました。
その結果、お客さんがぐんぐん伸びたので、そのやり方が正解なんだと、とにかく結果。とにかく数字を出すことが私の将来につながると、必死になってしまったんですね。
まぁ、この話は私の失敗談としてよく話す内容なんですが、この経験で私がたくさんのお客さんとちょっとした名誉と引き換えに、人間らしい弱さなどを捨てなければならなくなってしまいました。
その時の疲労といえば半端ではなく、常に強がっていなければならない痛々しい状態。
そういう状態が数年続き、もう限界!!!と、投げ出した時から、私は新しい今の道が見つかったんですね。
で、何でこんな過去の話をしているかというと、実は最近増えているのが、私のこのときと同じように、「成功者ぶる」ことで売り上げを上げてきてしまった人たち。こういう人たちが精神的に疲弊し、悩みを抱え相談してきてくれるようになってきたからです。
実は、私は平成の時代を「個性主義崇拝の時代」と考えています。
この個性主義というのは、7つの習慣にある言葉で、今風に言うと、テクニック主義とでもいえばいいのでしょうか?それぞれ目の前の問題を楽して解決する技術。こればっかりを求める時代でした。
その結果、経営者も、そのほかの人々もその人の本質ではなく、表面的な情報に踊らされ、それで結果が出たとしても、薄っぺらい成功だけが出来上がってしまい、結果として、不安定な人生を送らなければならなくなっている。
私はそういう風に考えています。
7つの習慣にこんな話が書かれています。
そこ(個性主義の本)に書かれているのは、社交的なイメージの作り方やその場しのぎのテクニックばかりだ。痛みに鎮痛剤やばんそうこうで応急措置を施せば、確かに痛みは消える。問題は解決したかに見えるかもしれないが、根本にある慢性的な原因をほったらかしにしていたら、いずれ化膿して再発することになる。(7つの習慣 インサイドアウトより)
この例えが的確で、私が開業当初してきた経営法も、そして、いま同じような悩みを抱えている経営者さんの悩みもその多くは、応急措置だけで乗り越えてきてしまった。ことが根本的な原因で、その根本的な原因に向き合わない限り、あなたの問題は解決しないんです。
ところが、その問題点に向き合うのが嫌だという人が多いんです。
その理由は私にもわかります。だって、今まで頑張ってきた自分の全否定につながる可能性があるからです。
私も、自分のばんそうこうを剥いで、その下にある傷口を見るのは怖かったし、その傷口を完治させるまでに相当の時間がかかりました。
でも、気が付いたならば、変わっていかなければならないんです。
そうしなければ、あなたの傷口はどんどん開く一方。これ以上、ばんそうこうや痛み止めではどうにもできないところまで来ているから、あなたは悩んでいるのではないでしょうか?
であれば、そのまま傷口が壊死してしまう前に。
あなたは決断をしなければならないんです。
心の叫びはあなたへの最後の警告です。このままじゃダメだ。このままでは…と思うのであれば、今すぐ、ばんそうこうを剥いで傷口の修復に入ってください。
それで売り上げが落ちるかもしれませんし、世間からの評判の失うかもしれません。
それでも、そこに挑んでいかなければならないんです。
大丈夫です。一度、頑張って成果を出したあなたの実力は、しばらく低迷して例え周りから何を言われても、きちんと傷口と向き合って強い足腰を身につけてもう一度立ち上げれば、あっという間に、取り返すことができます。
そこまではつらいですが、私もそれを乗り越えて今があります。
あなたも一緒に、自分の人生もう一度見直してみませんか?
もし、一回話を聞いてみたいという方は、玄徳庵の初回コンサルを活用してみてください。実際に体験したことがある私だから、あなたの支えになれると思ってますよ。
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