私のトラブル行政書士体験!そんなの言わなくってもわかるよね?そんなあなたの潜在的な思い込みが、依頼人や、お客さん、そしてあなたを不幸にする

こんにちは。無理せず起業塾、塾長の阿部です。

言わなくても、わかるよね?これはとっても怖い言葉です。

奥ゆかしさ?なんでしょうか。日本人は、空気を読むというのが、大事だと育てられる風習があります。

もちろんあなたが空気を読むのは大事です。

ですが、あなたがそれを大事にしているからといって、あなた以外にそれを求めるのは、大間違いなんです。

例えば、私は、行政書士の仕事は、『お客さんを安心させること』つまり、心のケアーも含める仕事だとかんがえています。

ですが、書類さえ作ればいいでしょ?という人もいますよね。

私が、それが間違っていると思っても、それをわざわざ伝えには行きません。私にとっての正義が、その人にとっての正義だとは限らないからです。

ただ、私は考え方が違うよ!という表明はしますし、一緒に仕事をすることはありませんがね。

こういう風に、自分の正義というのを、相手に押し付けてしまうと、喧嘩になります。どちらも自分の正義ですから、解決案がないんです。

そこを踏まえて頂いて、『自分が言わなくってもわかるよね?』という考え方。これがとても怖いことを、自覚して欲しいなと思います。

私も、行政書士の仕事をしているときに、お客さんからクレームが来たことがあります。

『登記簿謄本がいつまでも届かないんですけど・・・』

司法書士さんに依頼をして、司法書士さんから、書類を送った報告を受けていたので、私は、えええ??となりました。

『司法書士さんに確認するので、ちょっと待ってくださいね』

そういって、あわてて、司法書士さんに連絡を取ったんです。

そうしたら、司法書士さんは、書類を送っているというんです。

そこで、ピンときたのが、

『司法書士さん!全部事項証明書が、登記簿謄本だってお客さんに伝えてくれましたか?』

登記簿謄本とよんでますが、現在の登記簿や戸籍は、『全部事項証明書』などと名前が変わっています。

これは、デジタル化した登記簿や戸籍を、こういう名前で呼んでいるんですね。

ところが、お客さんはそんなことはわからないんです。

だから、お客さんの気持ちを考えれば、『これがいわゆる登記簿謄本ですよ』と、一言メモ書きを書く。これが、私は当然だと思っていました。

一方、司法書士さんは、『そんなことを説明しなくても、わかるだろ』と思っていたので、何も教えていなかったんですね。

私と司法書士さんの認識の違いが、お客さんを危うく不幸にするところでした。

誰も間違ったことはしてないのに、でも全員が少しずつ楽をしたがゆえに、結果として不幸になる。こういうことが現実にあるんです。

だから、私は、『必要以上に伝える』ことを重視する。

これが大事だと思っています。

今日から、そんなの言わなくても…という思いを捨ててくださいね。

 

玄徳庵のブログやYouTubeで取り上げてほしい相談はコメントメッセージかお問い合わせページから送ってきてくださいね!
■お問い合わせはこちら

<玄徳庵の授業>
玄徳庵の授業は段階別に、基礎トレ・中トレ・上トレの3コースがあり、すべてのコースが半年間コンサルと併用して授業を行うスタイルとなっております。

しっかり学び、コンサルを通じて実践できる。生きた学び舎ですよ

■基礎トレ講座(初心者向け総合)
■中トレ講座(利益アップ特化)
■上トレ講座(メンタル・人間力特化)
☆Cクラス(月一回の読書勉強会クラス)
☆Dクラス(週一回の有料メルマガクラス)

<玄徳庵のコンサル>
玄徳庵のコンサルは3クラスに分かれています。
■Aクラス(おすすめ・基本)
■Bクラス(安い・気軽)
■Sクラス(がっちり)
※法人さん向けのSSクラスが別途ございます。

<玄徳庵とは?>
奪い合い・騙し合いの競争社会から抜け出し、笑顔で働ける。笑顔で過ごせる人を日本に増やしていくことを目標に活動している起業塾です。

<阿部こうめいとは?>
経営者さんの成長を妨げる棘を抜く『刺抜きコンサル』を自称する教育者(コンサルタント)。20代の時に行政書士事務所所長・学習塾講師を経験し、本当に悩んでいる人の悩みを解決したいと曹洞宗のお坊さんになった変わり者。見た目が厳ついけど「カプセルトイ」などかわいいものが好き

 

タイトルとURLをコピーしました