AI時代の行政書士ってどうなっていくと思う?ちょっと考えてみた

こんにちは。和尚さんと学ぶギバーのための経営塾!玄徳庵のこうめいです。

ChatGPTの本格運用が始まり、国会の質疑応答でもChatGPTが使われたりと、ついにAIの時代に突入するんだなってひしひし伝わってくる今日この頃ですが、これに伴い以前からささやかれていた「士業不要論」に震えている人もいるようなのでちょっとお話してみます。

私は行政書士だったので行政書士を中心に語りますね。

まず、AIの時代が来たからと言って行政書士の仕事はなくなりません。

なくなるのではなく「行政書士の仕事が変わる」可能性はかなりありますが、それに対応さえできればお仕事がなくなるようなことはないと思います。

というのも、AIというのは「正しい情報」を提示してくれますが、その情報を活用するのはやはり人になるからです。

例えばイメージしてみてください。

すでに、行政書士の業務のノウハウや手続きの答えのほとんどは「六法全書」や「役所のHP」「役所のマニュアル」または、自分以外の「士業のHPやブログ」に書かれて開示されています。

今のような状況になる前も、「ネットに情報を開示したらお客さんが来なくなる」と、一部行政書士たちが騒いでました。

でも、いまだに行政書士に仕事はあります。

これは、たとえ答えがちょっと頑張って調べれば手に入るとしても、それを実行するのが「めんどくさい」と思ったり、「時間がもったいない」「難しいことには近づきたくない」という人たちがかなりいるからでもあります。

さらには、自分一人でやるのは不安だからとか、役所との人間関係が煩わしいからとか、いろんな見えない望みがお客さんにはあります。

そういうものがこれからもなくなることはないので、行政書士自体の役割がなくなることはないのではないでしょうか?

ただし、AIがこれからどんどん性能が良くなれば、資料調査などの時間がかなり短縮できるでしょうし、役所などとのやり取りも今以上にスムーズになるかもしれません。

そうなると、AIを生かした行政書士事務所運営というのがいずれも止められるようになるかもしれません。

そしてそうなれば、今より時間が短縮できるようになるので従業員さんは減らされるかもしれません。行政書士の雇用も最近増えてきましたが、そちらの方はこれから減っていくかもしれないし、有資格者よりもAIを使い慣れた人の方が求人で求められるかもしれません。

このあたりは、業界にどうやって取り込まれていくかを見ないとわかりませんが、AIを相棒にして発展していく行政書士事務所が出てくるのは間違いないかなと思ってます。

そうなるとこれから求められるのは、「AIとの上手な付き合い方」と「人との上手な付き合い方」をマスターしていること。

これからどんどん、対人間のコミュニケーション力などが求められると感じるので、しっかりあなたも磨くようにしてくださいね。

ということで今日はここまで。

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