生きている意味が分からなくなる……。そんなときって誰にでもありますよね?
人生は常に不安との戦いです。
実は私も、何度もなぜ生かされているのか?というテーマで、悩みぬいたことがあります。時には行政書士という法律家になり人助けをしてみたり、あるいは、教育者になって小中学生に人生についてお話ししたり。
それはそれは、胸を張って言えるくらい頑張ったつもりです。
でもね。私は大きな勘違いをしていたんです。自分を犠牲にしてでもがんばらないと、自分は生かされている価値がないんではないかとね……。
さて、ちょっといつもとは違って、重い話から入りましたが今回みなさんに紹介する勉強会は、『和尚さん&行政書士と実践する自分探し実践会』です。
この授業は経営者さんだけでなく、ごくごく一般の方も参加できる勉強会となっておりますので、安心してご参加ください。
最初に、私の過去の失敗談を書きましたが、私も人生間もなく40年になりますが、いろんなことに迷い悩んできました。自分の進んでいる道は正しいのか?わからずに毎日暗闇を手探りで進む人生。私にとっては本当につらい時期でした。
そんな時に見つけたのが「7つの習慣」という本で、その本の第2の習慣に「終わりを思い描くことから始めよう」ということが書いてあったんですね。
終りを思い描く……???
そういわれるとなんか嫌な気もする人がいるかもしれませんが、実はこれがとても効果的でした。
そもそも、私はお坊さんなんですが、お坊さんの修行も「自分が死ぬことから始めなさい」といわれます。これは、死んだつもりになって、これからの人生を再度見つめなおすためでもあると私は思っています。
実際修行をしながら、これにとらわれていた自分、こうしなくっちゃいけないと思っていた自分、というのをひとつずつ手放していくわけです。
手放すことは苦痛ですが、手放してみると不思議なことに生きる活力を見つけ出せたりするものでもあるんですね。
ところが、こういう経験って多くの人がしてませんし、自分の人生の最期をイメージすること自体がタブー視されているところがあります。正直言うとそのままでも生きていけます。
でもね。やっぱり自分の人生を歩んでいくうえで、私はあなたに「自分の満足できる人生」を歩んでいってほしいんです。
だって、自分が最期を迎えるときに、「あの時こうしておけばよかった」「周りの人に気を使ってこんなことしなければよかった」みたいな後悔って抱えたまま終わりたくないじゃないですか?
だから、今回のこの授業では、第1部にて「囚われを捨てて、自分の生き方を見直す自分探し」をテーマに、あなたと共にちょっとしたゲームを実践していこうかなと思います。
その一つが、このトランプを使ったゲーム。
この10枚のカードに具体的なイメージを当てはめてもらいながら、自分が人生最期まで取っておきたいものは何なのか?イメージしながら、破り捨てていってもらうゲームです。
用語は、「7つの習慣」を活用しているので、日本人にはあんまりなじみのない「教会」とかも入ってますが、ここは、人生哲学に置き換えて考えてもらい、順番にひとつずつ手放していってもらいます。
この手放す作業を通じながら、自分の人生をもう一回思い出し、見つめなおしながら、自分の人生を振り返る。そんな時間にしていただければと思ってます。
また、その時感じたことを参考に、第2部では、尊厳死やエンディングノートなど多くの人たちの人生の最期に向き合ってきた行政書士の岡田七枝さんを講師に「未来ノート」というものを書いていただきます。
エンディングノートをもとにして作った岡田さんオリジナルの「未来ノート」ですが、第1部と合わせて受講していただくことで、「生きる活力をノートの中に詰め込む」ことができるようになります。
エンディングノートといわれると、自分が亡くなった後のためをイメージするんですが、この未来ノートは、あなたが幸せに最後まで生き抜くためのノートとなっていますので、一緒に作り上げて、これからの未来を明るく全力で生きる糧に。
そして、どうしてもある落ち込んでしまったり、孤独になってしまったときに、自分を励ましてくれる。未来を照らしてくれるアイテムとして活用していただけると嬉しいなと思います。
それでは、授業の詳細です。
■自分探し実践勉強会(全2部制)
■参加費用:各部3000円、5000円(同日両方参加)
■支払方法:ペイパル決済(ゆうちょ銀行振り込みも可)
■開催方法:ZOOM
■開催日:不定期開催
■時間:昼の13時半から17時ごろまで
■講師:阿部こうめい(玄徳庵代表、曹洞宗僧侶、元行政書士)&岡田七枝(行政書士サポートグリーンオフィス代表)
幸せは誰かが与えてくれるものではありません。
自分ががむしゃらに努力しても手に入れられるものでもありません。
「気が付く覚悟」が幸せには必要なんですね。そしてそのためには、一度自分の持っている現在までの囚われを捨てて、そのうえで、自分の中の心の声を聴く必要があります。
これを日常的にしていければいいんですが、いかんせん、私も最近までそこにたどり着けませんでしたし、最初のころは捨てたくない!捨てたくない!と、もがき苦しんだものです。
だから、よくわかります。一人ではこれ、なかなかできないんですよ(汗)きっついし、面倒だし……(笑)
ということで、今回この授業を行政書士の岡田さんの協力も得て、玄徳庵のレギュラー授業として開講することにしました。
ちなみに、心配している方はいないと思うんですが、こういうイベントの後にヘンテコな勧誘されたとか、なんか買わされたとかそういうことは絶対ないので安心してください(笑)
あなたの意志で、あなたの足で、あなたの思いで生きていく。それが幸せへの道の条件だと私は思っています。
だからこそ!この授業をきっかけに元気いっぱい生き抜いてほしい。そんなあなたの人生の一つの支えになれればなと思っています。
あなたと一緒に勉強できる日を楽しみにしてますね。