経営者最大の課題!マウントという怪物とどのように向き合っていくか?

こんにちは。信頼集客の伝道師、玄徳庵の阿部です。

さて、先ほどうっかり時間を間違えて無料メルマガを送ってしまいましたが、玄徳庵では、営業日(火曜日~土曜日)の毎日、無料メルマガを発行しています。

今日のテーマは、「自分自身を苦しめるレッテル」についてのお話をしました。

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今日はそんなメルマガ講座の話題をブログでもちょっと話してみようかなと思います。マイルドにして(笑)

「名」が人を縛る。これが私の持論の一つです。

この世の中を生きにくくしているのが、「名」であり、その「名」をコントロールすることで、平成の時代は信頼をつかむということを多くの人がしてきました。

だから、私の考えと平成の時代というのは真逆だったわけです。

最近になって、その「名」での評価というのがあてにならないものだということで、人の見方が変わってくるようになり、世界が変化をしようとしています。

そもそも「名」というのは何なのか?

ということですが、これは、その人一人一人を一つのカテゴリーで縛り管理しやすくするためのものでしかありません。

たとえば、たくさんある河原の石に、これは、タマだよ。と、名前を付ければ、多くの石の中から、タマという特別な石が出来上がり、その石を名付けた人たちは管理することができるようになります。

これが、名前の役割です。

ただ、名前がなければ、その石は認識もしてもらえないので、存在価値を認めてもらうこともできません。これは、人間が社会で生きていくうえでは、とても不都合なことなので、最低限の「名」というのは必要に案るんですが、

今の世界の一番の問題は、その「名」に依存した生き方をしてしまったがゆえに、「名」がなくなる不安におびえている人があまりにも多いということです。

たとえば私は行政書士を8年やってました。

行政書士の阿部さんと認識してもらってましたが、行政書士の看板を手放して3年。私は行政書士の看板がなくても、お客さんに選んでもらえています。

その一方で、社会的ルールの問題で、行政書士自体の仕事はこの「名」がないとできないので、今はできません。だから、私が、契約書を作る仕事とかを復活したいなら、行政書士という「名」が必要になるんですが、正直今は必要ありません。

必要ないのであれば、手放してしまってもいい名など、たくさんあります。

でも、やはり多くの人は、その「名」にしがみついてしまう。

その理由は、自分自身が、最も自分にとって近くて遠い存在だからです。

自分自身が分からない。だから、自分自身に「名」を与えることで、自分に価値観を作ろうとしてしまいます。

そうすると、どうなるかというと、その価値観を失うことを恐れて生きていかなければならないようになるんですね。

私もお坊さんになる前に、一つ注意されたのは、「あなたは何でもかんでも抱え込んで、手放そうとしないのがいけないんだ」ということでした。

これが分からず、お坊さんの修行の時に、たくさんのものを失うわけですが、そんな姿を見た、私の昔の教え子が、

「何でそんなに頑張ろうとするんですか?」

といってくれた時に、はた!!と悟ります。

そうか、私は、「いろんなものを抱えて自分自身員レッテルを貼って自分の価値を作ろうとしている弱い人間なんだ」ってね。

そこに気が付いてから、私は、「名」がなくても、生き抜いていける方法を一生懸命起業の世界で目指しました。

結論としては、完全に手放してはこの実社会は生きていくのが難しすぎて、それはできないということに気が付いたんですが、それでも、一つでも多くの「名」を捨てることで、自分自身に本当の自信がついていくこともわかってきました。

そして、それに気が付くと、こういうことも見えてくるんです。

「マウントをとる人たちは、自分の言葉で、相手を縛ろうとしているんだ」ということに。

  • うん千万円稼げてない行政書士はクズ
  • ○○の業務をやっている司法書士はダメな奴
  • ○○もできない誰それは、最低だよね。

みんな、レッテルを貼って、自分が相手を支配しようとしているわけです。

そして、こういう人たちが、意識高い系とか、ギラギラ、キラキラ系と名乗っていることが多かったんですが、自分たちで自分を縛りまくって、相手も縛ってしまおうというんですから、本当に堅苦しい生き方だと私なんか思っちゃうわけですね。

そういう生き方が幸せだと思っているのであれば、それを否定する権利は私にはないので、それはそれでいいと思います。

私も変なレッテル張りをしたいわけではないので。

ただ、少なくとも、このブログを読んでくださっている皆さんは、自分自身をそういうマウントの言葉に縛られないようにしてください。

いやはや。

本当の幸せな生き方というのは、とかく単純なのに、難しいものなんだと改めて思う次第ですよ。

ということで今日はここまで。

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