人の悪口を言いたければ便所で一人で言え

こんにちは。5分日誌であなたの夢を叶える目標達成コンサルタント!玄徳庵のこうめいです。

みなさんは歴史上の人物で好きな人っていますか?私も何人かいますが、誰かに絞れと言われたら大学の時にガッツリ研究して好きになったのが史記を書いた司馬遷という人物です。

彼の世の中の矛盾に関する「正しいことをした人が報われずにズルい人が成功していることがある」ということへの苦悩と怒りを史記を読んでいると感じ取れて私は好きなんですよね。

ですので皆さんにもこれからブログで司馬遷の書いた本からの言葉を引用して、皆さんに人生のヒントや課題を伝えるなんてことも考えています。

ただ、司馬遷はやはり皆さんにとってはあまり身近ではないので、私の住んでいる新潟の偉人の話からこの「名言から学ぶ」シリーズを始めてみたいなって思います。よろしくお願いします。

角栄に花束を 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)
1934年、田中角栄は三国峠を越え東京にやってくる。まだこの時は、何ももたない少年が後に世界に誇る名宰相へとなっていく。田中角栄、生誕から1世紀。その男の知られざる素顔が、令和に描かれる!! 小卒から総理大臣まで、昭和最強“成り上がり”スト...

最近こんなマンガを読んでいるんですが知ってますか?

今回取り上げたい偉人田中角栄氏の生涯を描いた漫画で結構面白いし勉強になります。

そんな角栄氏が残した言葉にこんな言葉があります。

『人の悪口は言わない方がいい。言いたければ便所で一人で言え。自分がいわれたときは気にするな』

この言葉を聞いてまさにその通りだなと思う反面、自分ができているかなって考えるとちょっと恥ずかしくなってしまいます。

ついつい悪口は言いたくなりますし、自分が悪口を言われたらイライラしてしまいます。

でも、それが人間関係で最もよくない対応です。だっていらぬ敵を増やすだけですからね。

もちろん誰にも嫌われたくないと怯えて前に進まないのはお話にならないんですが、自分から相手を傷つけて悪目立ちして知名度を上げるインフルエンサーや経営者、そして政治家までがそんな人が増えているんですが、そういう嫌われることを自らやるのは愚の骨頂なんですよ。

ところが平成までの日本人は物を言わない人が多く我慢しすぎていたので、こういうずけずけとモノをいう本来なら嫌われ者である人たちがちやほやされてしまうへんてこ現象が起こっていたんですよね。

最近はみんなが発信するようになったので「常識」を問われる時代が来ていて、この角栄氏が残した『悪口は言わないほうがいい』という価値観に戻りつつあるんじゃないでしょうか?

さて、この言葉を聞いて私なら「悪口を言いたい人」と「悪口を言われ気にしちゃってる人」にどんなアドバイスができるかなって考えていたんですよ。

ということで今日はそんな話をしていこうと思います。

悪口が言いたくなったら5分日誌に書け!

アンガーマネージメントの基本ですが自分がイライラしたらそれを瞬間的に発してしまったらだめです。だから一呼吸してから話をするというのが基本になります。

とは言え、これも溜めるに溜めてしまったらあなたの血管がプッツンしてしまいそうなくらうイライラゲージがたまってしまいますよね。そのゲージを減らすのが「イライラノート」なんて私が読んでるノートです。

角栄氏の言うように便所で1人叫んでもいいんですが、今の時代便所の周辺に誰がいるかわかりませんし、何なら誰もがカンタンに録音できる時代なので「悪口を言っていたこと」が間接的にばれてしまうかもしれません。

そうなったら信頼関係崩壊です。

だからノートに怒りの感情を書きなぐることで感情を発散させるんですね。

ちなみにこれを書いた時に冷静さがあるのであれば、「この人のどんなことにイライラしたのか?」という傾向の分析までしておくとイライラの原因がだんだんつかめるようになりますよ。

ただ、私個人としてはノートを何冊にも分けると大変だと思っていて、あのノートはこれで、このノートはそれでとやっているとだんだん書くのがめんどくさくなって違うことにイライラしちゃいそうなんですよね。

だから、私はイライラノートを5分日誌に融合して、イライラの内容を5分日誌に書き込んでいいつ思ってます。

人によっては日誌はポジティブな言葉だけにしよう!なんていう人もいると思うんですが、私はネガティブな言葉を書いてもいいと思ってます。その代わり、書いた「ネガティブな言葉はそこに封印する気持ちで」書いて、「ポジティブな言葉は日誌から封印を呼び起こすイメージ」で書くといいですね。

そうやって自分のなにもかもをさらけ出しながら感情をどんどん日誌に封印していってください。呪いの日誌みたいになる時期もあるかもですが、その時期のあなたをその日誌は守ってくれたわけですから、それでいいんですよ。

悪口を言われて傷ついたらやっぱり日誌を書け!

それではその逆で自分が悪口を言われたらどうすればいいでしょうか?これも角栄氏が残してくれているように「自分が言われたときは気にするな」が正解になります。

とは言えいろいろ言われるときになってしょうがない時ってありますよね。特に心が弱っているときなんか普段気にならない言葉でもグサッと来たりするものです。

そういう気持ちを整理するために今度は5分日誌に「どんなことを言われてどんな言葉が不安だったのか?」「どんな言葉が心にダメージを与えたのか?」というのを書き出すというのも一つの手法です。

そうすると、あれ?この言葉凄くひどい言葉ではあるけど自分には関係ない言葉だよね。とか、自分はこういう方面の言葉にトラウマがあるようだとかわかってくるようになります。

また、これを書くことで自分の改善点が見えてくることもあります。それを変えていった方がいいなと自分でも思えた時は改善していくのも大事な努力です。

ただ基本はイライラノートと同じで、書いた言葉は封印するつもりで書きましょう。

ちなみにこれ気を付けてほしいのは、日誌に書くことによってより気持ちが沈んでしまうくらい落ち込んでいる人もいます。そういう状態だと気がついたら5分ノートに書くことをやめて、情報をシャットアウトする方にもっていった方がいいです。

例えばXで悪口を言われるならXから離れる。といったほうが最優先になります。

一方現実社会で仕事仲間や顧客から言われる場合は、最悪その悪縁を切るしかない時もあります。

ですが感情的な時にそういう決断をするととにかく公開する決断をしがちですから、一度自己分析をしてみて、それでもダメそうならプロのカウンセラーさんのところに相談に行ってください。

もし私でよければお話を伺いますので、安心してお声がけくださいね。

悪口は自分の脳もおかしくしてしまう

最後に私が先日読んだ本にこんなことが書いてありました。

人間の脳は主語を理解するのが苦手なので誰かの悪口でネガティブな言葉を使ったとしても、自分のことを馬鹿にしたように錯覚して自信を無くしてしまう。というものです。

実は誰かの悪口は、自分の悪口として脳はストレスを感じます。

一方誰かを誉めると、自分が褒められたと判断して脳は元気になります。

つまり悪口は聞くのも、言うのも自分にマイナスにしか働かないんですよ。

そんな悪口を嬉々として語っているとだんだんあなたの周りの人はみんなネガティブになっていきます。そして、その矛先はあなたにだんだん向いていくことになるでしょう。

私も実はネガティブなことばかり言う人が苦手です。それはなんだかパワーを吸われるような感覚があるから。だから自分でも基本はポジティブなことを言うようにしています。

元々皮肉屋だったのでネガティブな言葉が多かった私でも意識すればある程度まで治せますから、ぜひあなたも今日から悪口のネガティブ攻撃から卒業して、自分の脳を元気にしてあげてくださいね。

ということで、元気なうちは5分日誌に感情をぶちまけて自分の感情を整える。そして、自分一人ではダメだと思ったら迷わずに私を含めた話を聞いてくれるプロに相談をする。これを実践してください。

絶対に自分だけで抱えて我慢しすぎることだけはやめてくださいね。

ということで今日はここまで。

自分の感情を整えるために一度話を聞いてほしい!一緒にイライラノートを作る手伝いをしてほしいという方は玄徳庵の単発コンサルからお申し込みくださいね。

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