もう間もなく?コロナの後は、行政書士がいらない時代が来る!?

こんにちは。玄徳庵の阿部です。

さて、今日は会話形式をやめて、ちょっと真面目モードで語ってみようかなと思います。先ほど、玄徳庵の無料メルマガで、『コロナ騒動の終わりは、行政書士がいらない世界が来る覚悟を!!!』というタイトルでアフターフォローメールを送りました。

ちょっと過激なタイトルにしましたが、その覚悟を持って動けている行政書士と、覚悟を持てない行政書士では、アフターコロナの時代は、大きくリスクが変わってくるだろうなと思っています。

今まで、私は、AIで行政書士の仕事がなくなるとか、そういう話題に、どちらかというと、そんなことあるかい(笑)と、ツッコミを入れていた側でしたが、今回のコロナで、ばたばた異業種がつぶれている現状を見ると、今度ばかりは、真剣に考えないといけないと思っています。

とはいえ、行政書士という仕事時代がなくなるということは私はあり得ないと思っています。

その一方で、従来の『書類を作ればいいんでしょ?スタイルの行政書士』は、このコロナをきっかけに淘汰されていくだろうなと思うんです。

というのも、こういう『ザ!行政書士』のようなスタイルの行政書士さんは、コロナ以前から、正直淘汰されかけていました。

そのスタイルで、接客よりも書類じゃ!!!というスタイルで売り上げを上げてきた事務所さんがだんだん違和感を感じ始めるようになり、焦り始めてきているのも、ネットなどを見ると伝わってきましたし、現場の人たちからの相談でも、それは感じていました。

そこに追い打ちをかけるように、コロナという一つのきっかけがあり、今、時代が大きく動かざるを得なくなってしまいました。

人と接することがタブー視されるようになるということは、行政書士のような仕事の人を使うよりも、電子申請を増やすという流れになるでしょうし、ハンコもついに電子化していく流れが始まっているようです。

そうなってくると、これから行政書士に求められるのは何なのかです。

いままで、郵送でダメだった書類が郵送でOKになってくるでしょうし、そうなったら、時間がないから行政書士にお願いということもなくなってきます。

単純に書類を書くだけの仕事では、残念ながら価値のない存在になる時代は、もう目前まで迫っているというのは間違えないと私は思っています。

私も行政書士開業時11年ほど前になりますが、「これからは、ネットの時代だから、たぶん書類を書くよりも書類の書き方をアドバイスできる方が生き残れるかな?」なんて考えて、書類を書かない行政書士を目指し、挫折していますが(笑)冗談抜きに、これから求められるのは、そういうスタイルの行政書士かもしれません。

正直、行政書士の難しいところは、相手が行政機関なので、国がどちらに舵を切るかによって大きく自分たちの命運が変わってくるところがあって、ネットの時代と言われても、いまだに行政がアナログから抜け出せない関係で、従来のスタイルの行政書士のままで何とかなっている時代が今のところ続いています。

ただ、今回のコロナは、そういう仕組みを根本からひっくり返せという世論が恐らく出来上がるので、行政も動かざるを得ない状況になるかなと思われます。

となると、行政書士の価値はいったい何になるのか?この時期に考えておく必要があります。

そうしないと、今のコロナの騒動での補助金などのバタバタ劇が終わった後に来るであろう、顧問先などの倒産やお金の使い方の整理に伴う士業の仕事の減少の波にのまれてしまう可能性があります。

一つ確実に言えるのは、残念ながらコロナ以前の世界には歴史はもう戻らないということが確実に言えるということです。

いろんな仕組みが大きく変わることになると思いますし、今までの価値観なども大きく変化するでしょう。

では、どんな行政書士になっていく必要があるのか?ということですが、私が今さっと考えるうえで、3パターンの行政書士像が生き残れるかなと思っています。

一つが、業界のことを極めしプロ中のプロで、同業者や役所からも頼りにされるような行政書士。

二つ目が、無機質な時代になっても人々の癒しになるようなケア力を持つ行政書士。

そして、三つ目が、YouTubeなどで活躍しているような個性派重視のタレント型行政書士。

この3つのいずれかを目指していくことになるのではないかなと思います。

一番まずいのは、中途半端にどの方向性にも自分の立ち位置を決めずに、宙ぶらりんになってしまうと、恐らく厳しい状況になりやすいのかななんて思うわけです。

これからの時代がどう変わるかなんて、わからないところがたくさんあります。

でも、確実に言えるのは、『今日と同じ明日が続くことなどありえない』ということ。

それは、いろんな仏教用語などを見てもかなり大事に受け継がれてきている教えだと思っています。

今日と同じ明日が続く。

そんな幻想に踊らされていても許される時代は、もう終わっていると私は思っています。

できる限り、早い段階で、今後のコロナ後の自分の生きざまをしっかり考える。

それは、今、行政書士に求められている大事なターニングポイントなのかなと思っていますよ。

ということで、玄徳庵の無料メルマガ『愛され行政書士になるための』のメルマガの卒業生たちが読むアフターフォローメルマガで話した内容をアレンジして、皆さんにお見せしました。

なかなかブログでは書けない踏み込んだ内容を書き込んでいくのが玄徳庵のメルマガです。

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