こんにちは。いい人がいい人のまま幸せに生きる知恵と勇気を届ける学び舎!玄徳庵のこうめいです。
めっちゃ暑い日が続いてますが、皆さん体調は大丈夫ですか?私はへばってます(笑)
とはいえ9月からの玄徳庵のイベント再開に向けて8月は突っ走らなければいけない一か月になりますので、体調気を付けながら頑張っていきたいなと思います。
先日玄徳庵の『脱自己犠牲のすゝめ』の3時限目の授業が公開されました。
まだブログの方にまとめ記事を書いてないんですが、先にこの動画で取り扱った内容をちょっとだけ深堀したいなと思います。
今回は他者志向型のギバーの事例として渋沢栄一氏の話をしたんですが、渋沢栄一氏の残した言葉はギバー型経営者にとって大きなヒントになるものも多いので、何回かピックアップしてみたいなと思います。
今回ピックアップするのが、タイトルにもある『あなたは食べるために働いてる?それとも、働くために食べている?』という話です。
これ面白いんですが、ユダヤの商法を学んだとされるマクドナルドの藤田田氏は『働くために食うな。食うために働け』と言っているんです。
一方の渋沢栄一氏は『食べるために働くのではなく、働くために食え』と唱えています。
これすごく面白くないですか?両方ビジネスで成功している二人ですが、真逆のことを言っているんですね。
では、藤田田氏はどうしてこんなアドバイスをしているかというと、ユダヤの商法は基本契約を軸にした『マッチャー』を良しとした考え方だから。
その一方、渋沢栄一氏は公益を軸に考えている『他者志向型のギバー』だからじゃないかなと思ってます。
たしかに商売をするうえで自分が損をする『ギバー』の発想は弱点となり、そこを突かれて痛い目にあわされることがあります。
それを考えると日本より圧倒的にテイカーが多い諸国でのビジネスは、シビアに『マッチャー』だったほうがうまくいったんだと思います。だからユダヤの商売人は商売で成功した人が多かったんだと思います。
その一方で、ギバーであったことで日本は会社自体だけでなく、日本社会全体が発展していく国全体がパワーアップしていく方向で進んでいったんだと思うんですね。
時代も価値観も違うので、どちらが正しいかということは一概には言えませんが、そういう時代背景を考えると日本は渋沢栄一氏の『食べるために働くのではなく、働くために食え』という考え方がしっくりくるんじゃないかと思います。
平成の時代はそんな諸国と商売で戦うために、この日本的なギバーの考えを否定しマッチャーやテイカーであることを求められました。
が、令和になってそういう企業が淘汰されているのを見ると、日本ではマッチャーやテイカーの働き方では幸せになり切れないんじゃないでしょうか?
今日のお話はあくまでも私が感じていることなので、それが絶対ということではありません。
でも、私はそう信じて一人でも多くのギバー型の成功者さんを世の中に増やしていく。
そうすることで日本は日本らしい過ごしやすい国になっていく。そんな気がしてならないんですね。
だからこそ、『食うために働く』という意識を捨てて、『自分が楽しく働くために食べるんだ』という気持ちでお互い頑張っていけると嬉しいなと思います。
ということで今日はここまで。