こんにちは。いい人がいい人のまま幸せに生きる知恵と勇気を授ける和尚さん!学び舎玄徳庵の阿部こうめいです。
玄徳庵では、ギバー型行政書士さんのために『知っておけば廃業しない!?食えないギバー型行政書士の11個の沼の乗り越え方』を毎月27日に開講しています。
行政書士事務所を8年経営しその後引退して外から眺めた私だからこそ語れる行政書士の長所短所。興味がある方はぜひ聞きに来てください。
さて、今日のお話は実際授業でお話している11の罠をちょっとだけ詳しく紹介しようと思います。授業では具体例や、どうやって罠を避けるかを詳しく話しながら実際のトラブル防止を目指すのですが、そこまで話すと長いので各罠を1分で紹介していきますね。
食えない行政書士は「私食えますか?」と他人に聞く【11の沼(1)】
私食えますか?行政書士で成功できますか?なんて不思議な質問をする人が多いんですが、この質問している段階では成功できません。
私もそうでしたが、少なくとも長く続けられる人は、「自分はどうやったら食えるようになるか?」の視点で自分の行動を計画&実行してます。無計画で成功するほど甘くないんですよ。
食えない行政書士は開業資金をじゃぶじゃぶ使っちゃう【11の沼(2)】
起業が成功しやすくなる4条件は、「在庫が少ない」「高額収益商品がある」「継続性がある」「資本金が少なくていい」だと言われています。
このうち継続性を除いた3条件を満たすのが行政書士なのですが…その優位性を自分から捨ててしまう人が結構います。後悔する前に……。
食えない行政書士は自分自身や行政書士に自信がない【11の沼(3)】
行政書士歴10年前後のメンバーで話をするとテーマにあがるのが、「なんで行政書士って劣等感抱えている人多いんだろう?」という話。
生活できている行政書士はこういう劣等感ないんですけど、私もセミナーなどで話を聞いていると、妙に弁護士や司法書士に劣等感を感じている人が結構います。理由はわかるけど、その状態ではお客さんは選びませんよね?
ちなみに自分に自信がなく行政書士の資格を取ることで自信をつけたいというパターンの方も、行政書士には自信があっても自分に自信がないので廃業しやすい傾向が高いので要注意ですよ
食えない行政書士は困ているお客さんの仕事をタダでやってしまう【11の沼(4)】
今までの3つはどの行政書士にも当てはまる罠でしたが、この4つ目の罠は、いい人型行政書士さんが一番ハマる廃業の沼だったりします。
行政書士に依頼する人の8割は「何かに困ってる人」です。
その何かに困っている人に、「NO!」と言ったり、お金がないお客さんにもお金を請求しなければなりません。なぜかというとそれが仕事だからです。
そして本当に困っている人ほど「困った」といわずに、ずるい人ほど困ってますアピールをする傾向に気が付かないと、ずるい人の言葉にハマって「そこまで困ってないのに困っていると錯覚」させられてあなたは搾取される行政書士として食えなくなります。
場合によっては、犯罪行為に加担させられ、犯罪者にまでなる人もいます。覚悟を持って臨みましょう
ということで4つの沼(罠)について話をさせていただきましたが、ピンと来ていないものもあるかと思います。
特に4番目の「困っているお客さんからもしっかりお金をとる」という方針は、正義感が強い開業当初は怒りを感じる人もいるかもしれませんが、この方針を守らず不幸になった人を私もたくさん見てきています。
特に、商売の世界で「無警戒な善意」「戦略なき善意」は、あなただけでなくあなたの周りの大切な人をも不幸に引きずり込む恐怖の原因になります。まさに沼です。
最初は納得できなくてもいいので、この話を忘れずに現場に出ていっていただけると嬉しいなと思います。いずれわかりますから。
ということで、short動画では詳しく話しできなかった部分は授業でしっかりみなさんにお届けしています。玄徳庵の行政書士講座でもっと詳しく一緒に勉強しませんか?
あなたが今まさにここで出たような失敗をしてしまい、沼から抜け出せない状況であればコンサルで相談してみてください。あなたが沼から抜け出せるきっかけを一緒に考えていきますよ