こんにちは。無理せず起業塾塾長の阿部です。
高齢化した日本。その影響もあり、相続という分野のニーズが増えてきています。
そのニーズに合わせるように、葬儀屋、銀行、大手企業などがどんどん終活の分野に参入してきています。
その一方で、本来終活で、中核的な立ち位置にいるはずの士業は、きちんとその役割を果たせているでしょうか?
私も、7年前までは、相続専門の行政書士として活動をしていました。
そのため、法律家の知識が、どれだけ世の中に必要なのか?ということは痛いほどよくわかっています。
ところが、その一方で、法律家が多く陥る病気も知っています。
それが、『法律論だけで物事を判断する』という悪い癖。
実際、私のところにも、法律論しか話してくれなかった弁護士に嫌気がさしたとか、話を聞いてくれなかった行政書士が……。なんていう話をしながら、相談をしに来た人がいました。
そして、こういう考え方が、終活のアドバイスにも、反映されてしまっているんですね。
たとえば、家族葬。葬儀屋さんも、法律家も、気軽にお勧めします。
その結果、家族葬をやった家庭が、葬儀に呼ばれなかった人たちから嫌みを言われたり、葬儀に呼ばれなかった人が、一人ひとり家にお線香をあげに来るので、逆に負担が大きくなった。なんて話もあります。
実は、こういうリスクは、本来葬儀が、なぜ大々的に行われていたのか?法事などの役割は何なのか?ということが分かっていないから、こういうことになるんですね。
昔から続いているものには、きちんと理由があります。
でも、その理由というのをほとんどの人が勘違いして、下手をすると、
『お坊さんのお金儲けのための儀式だから』みたいなレベルで判断している人もいる。
そうではない。きちんと理由があるわけです。
さらに言うと、法律上可能だからと、お寺に対して無茶なことを言う法律家もいるようですが、法律上可能だからというのと、その地域の守ってきたものというのは、全く別のことになるんですね。
法律をかざして、その地域のコミュニティを破壊して、お寺の跡取りが戻らない状態を作り出し、お寺が廃寺になっていく。
これが、はたして本当に皆さんの望んでいる、依頼者の望んでいる終活ですか?
どうしても、法律業は、自分たちの法律のことしか頭にありません。
でもその中で、法律上できるけれども、こういうデメリットもあるんですよ?というアドバイスができる法律家であれば、もっと信頼されると思いませんか?
ということで、今回は、お坊さんでもあり、元行政書士でもある無理せずの塾長の阿部が、『みんなに本当の意味で、10年20年喜んでもらえる終活』というのを実現してもらえるように、気を付けてほしいものの見方や、情報を出します。
終活で、金儲けをしたいだけの人なら来なくってOKです。
そうではなく、きちんと依頼者に感謝されて、長く関係を続けることのできる信頼を勝ち取るために、得ておいた方がいいそんな情報をお話ししますよ。
それでは詳細です。
■無理せず開業行政書士講座 実務講座 相続編
■テーマ:『お坊さん&元行政書士が語る法律家の依頼者を不幸にする終活』
■日時:10月19日 13時から15時
■講師:阿部浩明
■参加方法:Skypeでの参加
■募集人数:5名 残り3名
■参加費用:5000円
■支払方法:ゆうちょ銀行振り込み(受講前に必ず振り込んでください)
■キャンセル:1度お振込みいただいたお金は原則お返しいたしませんが、代替措置を取らせていただきますのでご連絡ください。
■懇親会:当日事務所まで来て下った方は、希望者の方がいらっしゃいましたら、その後簡単に交流を兼ねて、お茶会か、懇親会を開催します。講師陣からは、阿部が参加します。
その他、わかりにくいことなどがございましたら、遠慮なくお問い合わせください。
どこよりも本気に、どこよりも皆さんの求める情報を。
無理せず起業塾の実務講座は、他の実務講座と異なり多角的な視点から物を見る内容になっています。
タダの法律論なら、他の実務講座でOKですが、法律論じゃないところからのアドバイスをできるようになりたいという方は、無理せずがおすすめです。
あなたが、相続の実務に不安を感じているのなら、一度参加してみてくださいね。