経営者は視野の狭い専門ばかになるな「君子は器ならず」

こんばんは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント!どっしり塾のこうめいです。

先週各方面で発表させていただきましたが、どっしり塾は「経営者の悩みを吹っ飛ばす」をテーマにいろんな講師をお招きして授業を開始することになりました。

じゃあ私は何の授業をするかなんですが、私の方はお坊さんの経験を活かし「人として幸せに生きるためのコツ」を歴史や哲学書などを生かし皆さんに発信できればと思ってます。

ということで実践読書勉強会の番外編として今日から『どっしり論語講座』を開講したいと思います。

今日紹介するのはこんな言葉です。ちなみに私は今回の講座では君子を経営者と捉えて話をしていくのでその前提で話を聞いてくださいね。

子曰く、君子は器ならず(為政編)

これ直訳すると、君子は器のようなものであってはならない。というように訳せるのですが、この解釈は2通りあるといわれています。

君子は器のように使われる人間ではなく、器を使いこなせる人間にならなければならない。という意味。まぁ、確かにそう読み取れますよね。

そして今回私が皆さんに伝えたいのはこちらの2つ目の解釈。君子は器のように形が決まった一つのことしかできないようではダメで、いろんなことができなければならないんだ。という解釈。

すごく簡単な言葉でいうと、「専門馬鹿になるな」というアドバイスなんです。

私は行政書士という世界にいましたし、今はお坊さんという狭い世界にいますのでこの言葉は自分自身の肝にも銘じているところなんですが「その世界のことしか見えていないのでは人を救えないし、幸せにできない」んですよね。

他にも私、塾の先生なんかもやってますが、教育現場でも「自分の専門教科のことしかわからない」という先生とかもたくさんいたりします。

そうすると子供の不安な気持ちや保護者さんの悩みなどに寄り添うこともできないし、せっかく高い知識はあるのにそれで人を救うことができない残念な人になってしまうことが多々あるんですよね。

だから専門性を持つことは大事なんですがその専門だけを極めていればいいとなってしまうと、本当の意味で人を幸せにすることができない人になってしまいます。

そこがわかっていれば、いろんな方向に知識を広げようと努力をするような習慣がつくはずです。

私自身も新人塾講師の時に国語の先生をやっていましたが、国語の本の中に出てくる哲学者を調べたり、科学者を調べたり、語源を調べて苦手な英語を検索したり、いろんなことを調べたおかげで子供たちに喜んでもらえる授業ができるようになりました。

行政書士の時も法律論だけでなく、それに関係するような雑誌やテレビで情報収集したり、法律家が知らなくてもいいけどお客さんが知りたいだろう知識をたくさん学びました。

そうやって視野を広げることで本当の意味での人を笑顔にできる専門家に慣れると私は思っているんですね。

そして、その思いはこうやって論語にも書かれているわけです。

あなたは自分の専門にばかり視点が行ってしまって視野が狭くなっていませんか?自分の視野を広げるために行動、今日からぜひチャレンジしてみてください。

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