こんにちは。信頼集客の伝道師。玄徳庵のこうめいです。
さて、最近また、行政書士の癖に。行政書士なのに。という、他士業さんからの批判や、『行政書士は安い報酬で仕事をするものだ』という、変な行政書士の思い込みで、苦労している人を見かけましたので、私の体験談を話します。
私も開業当初、行政書士の資格の生かし方に悩んでいました。
書類作成は出来るけれども、法律相談はダメ。紛争状態になったら、解決が出来なくなるなど、制限が多い行政書士。
どの仕事をしても、中途半端で、仕事を他士業さんに任せることになり、行政書士の存在意義って果たしてあるのだろうか?そんな風に悩んで、仕事を募集する勇気がなくなってきました。
そこに、今以上に他士業や、食えなかった行政書士からの誹謗中傷も多く飛び交っていたこともあり、内心は自信をなくして、ぼろぼろになりつつありました。
そんなときに、ある依頼者さんの相談を解決させようとしていた最中、準備中に、紛争状態に突入しそうな状況まで、事態が進んでしまったことがあり、あわてて弁護士さんのところに、依頼者と一緒に向かったんですね。
すると、その弁護士さんは、こんなことをおっしゃってくれました。
『今回の件は、私が担当しますが、正直弁護士は、刑事事件やいろんなこともあり、行政書士さんほど細やかなケアーが出来ないんです。その点ご了承をお願いします』
この弁護士さんはとてもいい人で、そんなことを私の依頼者にキチンと説明をしてくれたんですね。
確かに私は、依頼者と一緒に役所に行ったり、色んなところを回ったり、お客さんが不安をなくせるように可能な限りのことは一緒にやり、しかも、司法書士さんや、社労士さん、税理士さんなど他の士業にお仕事をお願いするときも、お客さんのケアーは、一緒に続けさせてもらっていました。
これは、お客さんが、阿部さんに話を聞いて欲しい。
阿部さんに一緒に他の事務所に来て欲しい。
そんな風にお願いされたので、私は極力それに同行して、丸投げというスタイルにしないように一人ひとり大事にケアーしてきたんですね。
それを、感じ取ってくれた弁護士さんからの、私への気遣いと、依頼者さんへの正直なお話だったんだと思います。
私はそういう意味では、本当にいい士業の先生ばかりに恵まれていたので、その点は、感謝したいところです。
そして、私はこのとき初めて、自分の役割に気がつきました。
行政書士は、書類を作るのが一番の仕事だ。でも、その書類作りだけなら、誰でも出来る。
それでも、私が選んでもらえる理由は、『他の事務所がしない細かにケアー』をしてくれるところに価値を見出しているんだ。
そして、そのケアーは、忙しい司法書士さんや弁護士さんには、出来ないことで、行政書士がまさに活躍できるポジションではないんだろうか?
そんな風に考えて、活動をするようにしました。
そうしたら、他士業の先生もそれに賛同をしてくださり、どんどん仲間の輪が広がり、仕事が増えていったんですね。
もちろん、そういう説明をしても理解してくれない先生も多いです。
でも、そういう生き方もあるわけです。
士業はとかく、喧嘩や討論が好きな人も多く、平然と他士業の批判や、愚痴をネットでつぶやいていますが、そういう発言をする人にはだんだんお客さんがいなくなってきます。
自分でお客さんを遠のけていることに気がついていないので、また、他の人を批判して、今度は廃業することになります。
行政書士にはキチンと存在価値があります。
でも、その価値に気が付けていない人が、その価値がないものとして、マイナスの情報を振りまいているだけです。
本来士業同士は、苦手を補って助け合うために資格が分かれているはずなのですが、今は、目くらましに合っている人が多く、その暗闇の中で、相手を批判すれば自分が何とかなるんじゃないかと、迷走している人も多いです。
そんなことはありません。
人は、『共生』という生き方をしながら、成長してきたはずです。それを忘れて、相手をつぶせば自分が変われると思っていてはダメなんですね。
そこの呪縛から早く抜け出す。
これが何よりも大事なことなんですよ。
さて、自信を持って、仕事に取り組みましょう。
行政書士の先輩も多く所属されています。玄徳庵コンサルクラスAクラスはこちら
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